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12月26日(月) 年末恒例いよいよ第九です。
今年は迷うというより、ぶっちゃけ売れ残り。とはいっても今日以外のN響公演は売り切れでしたけど。
とにかく、今年はおかしい。早くからどの第九公演も売り切れ続出。まずは佐渡/東京フィル、コバケン/日本フィル、大野和士/東響。今年はどの在京オケも日本人ずくしの中、N響は88歳の巨匠・スクロヴァさんだ。
毎年、読響さんや、ザールブリュッケン響などでも、ブルックナーなどで、名演を残している今も健在だ。
さすがに今日の公演師走押し迫る中、良く入ったのではないだろうか?二週間程前の購入だったにもかかわらず、3階の前列良席。これは久々の・・・・・・・・。
なんとも、観客のお行儀もよろしい。さすが、この期待感と日本人の第九に対する構えが違うことにも驚くほどだ。
本日は
ベートーヴェン:交響曲第9番
ソプラノ:安藤赴美子
アルト:加納悦子
テノール:福井敬
バリトン:福島明也
合唱:国立音楽大学
指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
NHK交響楽団
オケの配置もコントラバスを下手側に。そして合唱団の配置も珍しい後列に男声が前列に女声と少し多めの200名、NHKホールも一杯に使っての配置で、さぞ、荘厳な第九ではなかろうかと期待も高なるのだ。
面白いのがソリスト陣はなんとコントラバスの後ろにひな段の上に4名が。。そんな後ろそして左で大丈夫なのかな?と心配も。
さてさて、今日の率直な感想は、荘厳な強烈な音のイメージをしていたものの、ぶっちゃけ「レガート的な祈りの第九」と、いったところどろうか?あまりうまくない表現なんだが、ここのところ、題名のない音楽会などでも取り上げられた佐渡さんの第九を見たりしてきた自分にはどうもたっぷりなアクセントが目白押しな第九が耳に残っている。
それとは、まったく違う。それなのに絶対ぶれないN響の安定感。これほどまでに、調整されて音を素晴らしく出している第九はあまり類をみないのではなかろうか?たしかにインパクトが少ないだけに、いや小さいだけにほんと自分には、当然古楽器を使ってはいないが、宗教的、教会的な第九。
熱気とか圧倒されるというより、このホール全体の響きが今年の日本の悲劇すらも祈りとともに、浄化されているようにスクロヴァ氏が作ったうまくコントロールされたサウンドのようにも感じる程だ。
こうなると、自分の聴きたかった第九には程遠かったのは事実だが、この年末今年を思い返すには十分なほど、このやわらかなタッチが「日本人の絆」などを象徴とされたことにも繋がるのだろうか・・・・・
しかしこんな自分でも少しばかり遠回しな言い方なのかもしれない事にも気づくが、いかんせん3階だからか、真正面でも音がこない。NHKホールでは無理なんかな?こうなるとサントリーホールで聞きたいのが現実かもしれない。
さて、まだ決めていないが大晦日もまだ聴きたいベートーヴェンがあるのだが。。。。え?上野の文化じゃなくて・・・・初台。。。。。。。のコンチェルト!!!特に3番は。。。。聴きたいのだが。
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