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セオワニのマウスピース購入しました。
モデルはNY BROSの5番
非常に吹きやすく、暖かい音がしますね。
音は広がることはなく、どちらかというと纏まる方向です。
これは開きのせいかもしれませんが・・・
今使用しているドレイクのNYJAZZと比べてみました。
どちらもオールドメイヤーを目指して作られたモデルですが、
いわゆるニューヨークメイヤーと、その中でもブロスを目指したモデルと
その辺の違いで方向性がガラっと変わってきている気がします。
といってもどちらも吹いたことないので、イメージでしかオールドメイヤー知らないですけど
イメージとは合致してます。
ブロスは暖かく図太い音
メイヤーはダークで暖かくもバズのきいた意外と「キレ」のある音
セオワニとドレイクのモデルも方向性としてはちょうどこの二つに当てはまる感じがします。
セオワニはバッフルが少し高めについていますが、そこから急激に落ち込んでいます。
咥えたときの感覚も角度が急激についているのがわかります。
このあたりの構造が艶がありつつも太く温かい音につながっているのだと思います。
ドレイクはバッフルはそれほど急激でないものの、セオワニよりは穏やかに長くついています。
セオワニに比べるとチェンバーが狭いこと、角度が穏やかなことから、キレのある少しクリアな音がします。
つくりとしては対象的ですね。手前部分を(バッフル)狭くして、チェンバーを広くとるか
バッフルはそれほど高くつけず、そのあとのチェンバー部分を狭くとるか
どちらのモデルにも言えることは「暖かみを持たせつつキレは失わせたくない」ということだと思います。
矛盾を持たせないと面白い音、良い音になりませんからね。
吹奏感は両者で全く違います。
ドレイクは構造的に直線的に近いので息がスッと入ります。抵抗感は少なめです。
対してセオワニは急激に角度がついているため、独特の抵抗感があります。
広くなるということはそこから急激に流速(息の速さ)が落ちるということになります。
ここを押し出す感覚が必要かと思います。
とここまでキャラクターが違うマウスピースですが、目指すところがある点では近い気がします。
具体的にどうといいにくいのですが、「そうそうこの音出したいんだよね」というツボをどちらも抑えています。
そこで困ったことに、どちらのマウスピースを使うかかなり迷っています。
どっちもいいんですよね。どっちにも良さがあります。
人で例えるならセオワニはアートペッパーとかそこまで濃くはないけどポールデズモンドタイプ
ドレイクはキャノンボールとかもう少し吹き方変えるとフィルウッズ的な感じでしょうか。
どっちかを選べというのは酷です(笑
バズが多く含まれているのはドレイクですね。
ただ、いわゆるラバーのバズとは少し性質が違います。
マウスピース自体の響きが少しだけ「メタル」に近いんです。
これは素材の影響も大いにあるのではないかと思っています。
セラミックの粉末をまぶしているそうで、そのあたりの響きのためではないかと思います。
ただ、ドレイクはこの響きがおいしいポイントなんですよね。何とも言えない雑味、ざらつき。
対してセオワニは雑味は少なく、ふわっとした感じです。
まあ一般的な音はこちらのほうかと思います。あ〜コレコレって感じです。
ただ、少し物足りないというのも本音で(例えばアートペッパーの音もそういう意味では一緒ですよね。濃厚だけどなんかものたりない)
開きを大きくするともしかすると印象が変わるかもしれませんが。
ドレイクは高域の雑味、セオワニは中音域の雑味という感じで
コピー用紙と和紙のような違いでしょうか(分かりにくい(笑
コピー用紙ってイメージとしては堅いですよね。和紙は柔らかい。そういうイメージです(笑
あくまでも個人的なイメージですが、
ジャズサックスでいい音出す人ってどこか一枚フィルターをかませているようなイメージがあるんですよね。
なんというか和紙を一枚かませたような少しもそっとした音(これが音の芯に付帯する「響き」というものだと思っています)
温かみのある音のイメージですね。
まあ、いろいろ書きましたが、比較動画とってみました。
録音だとなかなか伝わりづらいと思いますが、実際には結構違いがあります。
録音ではわかりにくい「響き」の部分が大きく違うため顕著な違いが表れていないのかと思います。
それでもドレイクのハスキーさ、セオワニの密度の高さは伝わるのではないかと思います。
演奏技術は置いといてください。
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