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久々の更新となりましたが、新しい楽器を購入しました。
長くなりそうなので分けて書きたいと思います。
出会いはある意味突然でした。
特段今まで使用していたポールモーリアで不満もなかったのですが、たまたま吹いた楽器に一目ぼれ。
そこから購入まで至りました。
近くの楽器屋にキャノンボールの選定品が入ったとの情報を得て、それほど興味はなかったもののとりあえず吹いてみたいということで試奏しにその楽器店へ。
キャノンボールのサックのイメージといえばビッグベルで音が大きく、アメリカーンなサウンド
あと準宝石がついてて派手という個人的にはあまり好みでない印象。
今回試奏したモデルもまさにその代表格
Cannonball A-5 BiceB-Raven
黒のサテン地でインナーベルはブラックニッケルメッキ
だいぶ昔にキャノンボール吹いたときはやはり音が大きいイメージ。でもしっかりしたつくりという印象でした。
派手な音を警戒しながらとりあえず吹いてみると
「あれ?派手じゃない。音はでかいし良くなるけど、耳障りが悪いなんてことは決してなく、むしろ甘い音が出る」
さらに吹き込んでいくと、心地よいサスティンのような余韻?管の中の反響を感じる。
これが何とも言えない味わいになってる。
音のキャラとしては明るめだけど、サテン地のためか甘いつややかな音が出るし、高音域も芯があるのに嫌らしくない、スコーンとなるのにキンキンしていない
ちなみにビッグベルシリーズには「ファットネック」なるものが標準のネックにプラスして付属しています。
こちらに変えて吹いてみるとさらにビックリ。
とにかく息の入りが良い。軽くふいてもよく鳴るんだけど、軽いなりじゃなく重厚な鳴り。
キーアクションとしては少し大振りですが、セルマーとか海外製のサックスに慣れてる人ならすぐに問題なく扱えるかと思います。
選定品のためかとにかく吹きやすく、響きがよく、鳴りが良い。
個体としてこんなにいいサックスに出会ったのは初めてかもしれない。
正直新しいサックスを買おうなんてことは思ってもいなかったのに、かなり心が揺れ動く(笑
しかも次に買うなら石森のオリジナルかなと思っていたので、まさかのキャノンボールが欲しくなるとは・・・
キャノンボールの値段を考えれば普通はセルマーなりヤマハなりヤナギサワなり
もちろん石森のオリジナルも楽々変えちゃいます。
実際自分も台湾製のサックスなのに高すぎるとは思っていましたが、吹いてみて納得ですね。
やっぱり高いだけあってほかの台湾製とは一線を画している気がします。つくりもしっかりだし。
組み立ててる工場や材料の加工はほとんど同じところでやってるはずなのにここまで違いが出るとは・・・
あと感心したのは設計はキャノンボールで独自にやっており(アメリカ)実際に随所にそのオリジナリティが見えるところ。
ほかの台湾製サックスは結構共通のパーツとかがちらほら見えるわけですよね。
オリジナルの設計の部分もあるとは思うのですが、結構パーツの組み合わせによって違いを出しているメーカーが多いと思います。
それとは違う、いい意味で台湾製らしからぬ鳴り
と、ここまでの話でそのままキャノンボールを買えばいいのですが、さすがに悩むわけです。
問題なのは「見た目と音の方向性(キャラ)」
基本的に古臭いジャズをやっているわけで、ビッグバンドもやってるわけです。
この黒いサックスが嫌いなわけじゃないけど(むしろかっこいいと思うけど)やっぱりイメージができない。
あとビッグベルというのも気に食わない。
正直ポールモーリアでビッグベルはもういいかなという気持ちが強かったので、そこがかなり抵抗になりました。
ポールモーリアの時も「ビッグベル」に惚れて買ったわけではなく、単純に楽器のキャラが好きだったから
しいて言えば普通のベルサイズであればなおよかったのだけどと思ってた。
というわけで、そのまま購入はせず、カタログだけもらっていったん保留へ・・・
次へ続く・・・・
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