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3回に分けて書いてきましたが、これで最後となります。

もう先に書いときますが、私が今回購入したサックスは

CannonBall AVR-L (ヴィンテージリボーンシリーズ)です

前回の日記ではかなり「微妙」な反応でしが、これには訳があります。
そのあたりは後から書きますが・・・

イメージ 1

ダークアンバーラッカーということで少し濃いめの色です。
リファレンスよりも濃い色かと思います。
石森のヴィンテージラッカーに似てるかな

イメージ 2
指貝は準宝石が使われています。しっかりと加工されているので触り心地はよく、滑る感じもないです。
正直白蝶貝よりも感触は良いかなという感じです。

イメージ 3
Fのパームキーが少し特徴的な角度になっています。
最初構えた時は違和感がありましたが、10分も触ってると慣れます。
むしろかなり良い機構?ポジショニング?だと思います。
普通のパームキーの角度よりも操作しやすいです。あえてこの角度にしてるのがよくわかります。


イメージ 4
しっかりとした作りです。

イメージ 5
彫刻もそれなりにちゃんとしてます。


ということで、買ってしまいました。
実は本命だったモデルなので、お店に無理行って3本用意してもらいました。
1本目に吹いたものがものすごく悪い個体だったので「あれれ・・・」と思ってたのですが、
後の2本は良いサックスだったので購入に至りました。

事前にいろいろ調べてたんですが、
このヴィンテージリボーンの1つ前のモデル?限定モデル?の
AV/ LG-L(レディゴディバ)は結構評判が良かったようで「ミストなサックス吹き」さんや「ejiさん」のHPでもかなり評価高めでレビューされてました
(ejiさんはマウスピースの音源をたくさんあげられている方です。おそらくサックス吹きなら一度はたどり着いたことのあるHPじゃないかな?)

私が購入したAVRとAV/LG-Lおそらく大きな仕様変更はないものと思われますが詳細は分かりません。
(彫刻部分がいわゆるネイキッドレディ風になってるのがレディゴディバです)

良い個体のものを吹いてみると、非常に反応が良く、艶のある音というのが第一印象です。
キャラとしてはヴィンテージ風ということでやや暗めのキャラクターかと思います。

音はあまり広がらず、良い意味で音が太すぎない感じです。
フォーカスが絞られているタイトな音という感じ。

ピッチはオクターブ下は低めオクターブ上は高めに出る、いわゆる一般的によくある傾向かと思います。
解放のC#は音程が下がることはなく、Cより下の低音域もほとんど下がることはなく、きちんとピッチを取りながら吹ける人が吹くと、全体的にむらなく吹けそうな感じです。

なかなか音の表現が難しいのですが、どっしりしてるのに艶がある音で、高級感や上品な響きが結構します。
いわゆる台湾製のサックスとは少しキャラが違う気がします。
芯がある音なのに輪郭は柔らかいという少し矛盾した感じの音で表現が難しいんですよね。

セルマーっぽい響きがすることがあるなとも感じます(どっしりした感じとかが似てますね)

ミストなサックス吹きさんで「クラシックにおいてもものすごいポテンシャルをもってそうなサックス」と表現されていたのは、こういった上品さやどっしり感、音がビャーと広がらずにまとまってるところから感じるものではないかと思います。

またバップっぽいフレーズを吹いた際に少し音を飲むような場面やフレーズの頂点の音で
「ああ コレコレ」というような音が出しやすいイメージもあります。

ただ一つ言えるのは「枯れた音」は基本的に出ないです。
表面処理の問題かもしれませんが、いわゆるヴィンテージに対して枯れた音を求めてるのであればこのサックスは候補から外れるかと思います。
候補に入れるとしても同じモデルのアンラカッカー仕様かアンラッカーの上に薬品で特殊な処理を施したブルートあたりがいわゆる「枯れた音」が出しやすいかと思います。

これに関しては長年ポールモーリアで吹いてきたのではっきりとわかります。
あの雑味の多いザワザワ、サワサワした音というのはアンラッカーから来るところが多いです。


最初に一目ぼれしたキャノンボールのRavenとの比較ですが、
やはり音のキャラクターとして「明るい-暗い」という部分で異なるかと思います。
レスポンスや吹きやすさ、特にピアノでの反応は残念ながらRavenのほうがよかったと思います。
これは個体の差もあるかもです。Ravenは選定品でしたし、今まで吹いたサックスの中でもなんか特殊な吹き心地でしたいかにも「当たり個体です!」っていうような

共通して言えるのは高音域の芯のある音だけど「キンキンしない」「ビャービャーならない」というところですかね。
キャノンボールって音がでかく少しガサツな音っていうイメージがあるかもしれませんが、意外と真逆です。非常に繊細な音が出せます
好んで使用しているプレイヤーがパワータイプの方が多くジャンルもそういった方向へ偏るのでそういったイメージがついてしまうのかと思います
(パワーを入れてもしっかりなるし、そもそもの音量がデカイというのはあってそういった人に好まれるというのもよくわかります)

あと、楽器鳴り、どういう風に響かせるかという基本的な設計にほかの台湾製サックスとの違いがあるように思えます。
Ravenで特に思うのですが、楽器自体が非常に重たいんですね。物理的な重量の話です。
持った瞬間にわかるくらい重い。
「こんなの鳴らしにくいだろうな〜」というイメージをガツンと覆す鳴りの良さ
普通こんなに重かったら楽器ならなくて大変なのにと思うのに

なぜ良く鳴るのかというと、ほかの台湾製サックスは「楽器の管体」をよく響かせるように設計されている気がします。
特に「カドソン」なんてその典型例で吹いたら指に「ビリビリビリ」と振動が伝わってきます。
キャノンボールの場合は「管」自体はそこまで振動してこないんですね。もちろん指に伝わるものはありますが、カドソンと比べるとかなり小さい。
セルマーもキャノンボールに近いイメージありますが・・・

そこで思ったのが、管ではなく管の中の気柱がよく振動しているのではないかと。
外側のボディはあくまでもしっかり支えているという感じではいかと。

なのでどっしりとした音、上品な音、繊細な音が鳴るのではないかなと。

そういえば、ヤマハの旧82Zも管がよく振動していたイメージです。
新品でもバリバリなる、けど人によっては少しペラペラに感じてしまうというアレです。

まあただ、この辺はほんと好みの話になってくるので、どちらが良い悪いの話ではないと思いますがね。

自分は長いことポールモーリア吹いてきて少しそういった傾向のサックスに飽きていたのかもしれません。
(でも今でも吹いてみると「良い音だな」と感じますが(笑)


いろいろと、まとまりのないあまり参考にならない感想をつらつら書いてしまいましたが、
キャノンボール個人的にはおすすめです。
もっと色眼鏡なしに、偏見なしに選んでくれる人が増えればなと思います。


前回からの続きです。

キャノンボールのA5-BiceB Ravenに一目ぼれしたがために新しいサックスを欲しくなったわけですが、
見た目と音のキャラが合わないため、ほかのモデルを検討することに

1番目の候補としてウッドストーン(石森)のニュービンテージ
もはやキャノンボールとは全く関係ないし、無理して買い替える必要もないんじゃないかと思えますが^^;
サックス買うなら石森の楽器かなと思ってたので、とりあえず候補に入れないわけにはいかない。

2番目としてはキャノンボールの別の表面処理のモデル
キャノンボールは表面処理の種類がとても豊富なので、もう少し落ちついた見た目のもので良いものはないのか

3番目としてはキャノンボールのヴィンテージリボーンシリーズ。
ビッグベルのストーンシリーズと違いいわゆる今までのオーソドックスなサックスの設計となっており、古いジャズとの相性も良いかなと

4番目としてはセルマーなどのまったく別のサックス
もはや何のために買い替えるのか・・・


といろいろ考えたのはいいものの、田舎に住んでるのでそもそも楽器がそろわない
いろいろ探してると少し離れた楽器店にウッドストーンのニューヴィンテージのゴールドラッカーがあることを発見。
ついでに同じ店にキャノンボールが数本あったのでそれも試し、
ヴィンテージリボーンに関しては取り寄せてもらうことに

個人的な感想は以下の通りです。

イメージ 1
・WoodStone ニューヴィンテージ WSA-GL
まず持った時のコンパクトさにビックリ。
バネはかなり軟らかめに設定されているが、おそらくフニャフニャではなくきちんとした剛性があるバネと思われる
(個人的にはフニャフニャと柔らかいの違いがよくわからないので)

好みからすると柔らかすぎるかなと。
彫刻は細かく入っており、入ってる面積や個所は多め
吹いてみると軽い鳴りと少し明るめの音(ラッカーだからかな?)
音の輪郭としては柔らかい感じかな

音量は普通で息を入れていってもトゲは出てこない感じ。

う〜ん、良いんだけど、、、なんか面白くない
すごく自然な感じというかニュートラルというか・・・・
ようは上手い人が吹けば上手くて良い音が出るし、下手な人が吹けばそれなりにしか吹けないそんな感じ。

自分の腕だとあまり良さが出てこない・・・。そつない音が出る。

あと気になったのは、いわゆる台湾製の響きは素性として持ってる感じがする。
ポールモーリアと共通というか、ポールモーリアをもっと汎用性高く、クオリティを数段上げた感じかな。
ここがまた買い替えるとなるとちょっと面白くない点・・・
同じようなものを買ってしまうという抵抗感。

イメージ 2
・キャノンボール GA5-SB ジェラルドアルブライドモデル
ジェラルドアルブライド監修のもと作られたモデル。
2番管はシルバーメッキ、ネックとベルはニッケルブラック
ツートンカラーでカタログ見たときは「エグイ」とおもったけど、実物見るとそれほど気にならない。

これもRavenと同じ理由で購入対象からは外れますが、お店に置いてあったのでとりあえず吹いてみることに。

Ravenと同じで太い音だが非常に繊細な鳴り。
高音域は芯が通っている。が、Ravenよりも少し線が細い感じかな。
さらにきらびやかに鳴るのでフュージョンなどにはもってこいかと思う。
彫刻も綺麗で見た目のカッコよさはこちらのほうが好みかな。

・キャノンボール A5-02 Mistic
島村楽器オリジナルでA5のアンラッカーモデル。
吹いてみると基本的にはほかの表面処理と同じようなキャラクターだが、アンラッカー独特の少しフォーカスのぼけた太い音がする。
ポールモーリアもアンラッカーのためキャラが被る部分が多く候補から外れる。

・セルマー アクソス
セルマーの廉価版サックス
とはいえ、腐っても鯛、安くてもセルマーです。
正直期待せずに吹いたのにこのモデル結構良いです。
十分独特のセルマーの響きがあり、キャラの方向性がとてもいい。
最近のセルマーはやたらと明るく煌びやかですが、こちらのモデルは結構陰のある音がする。
反応が悪いのは調整のせいかな?と思いますが、もし楽器のキャラとしてそうであれば、確かにあまりよろしくない点かも。(おそらく調整があまり良くなかったものと思われます)

シリーズ2も3も高すぎるんですよね。
比べるとアクソスはかなり安い。彫刻が少しシンプルだけどそこが許せればアクソスは十分選択肢に入るんじゃないだろうか?

・セルマー ジュビリー シリーズ3
明るくきらびやかな音。上品。
いい音だけど、好みではないかな。ジャズやるにもちょっと違う感じかな・・・
彫刻はすごく細かい。
値段も予算オーバーなので選択肢からは除外

・キャノンボール Keyシリーズ
キャノンボール初のクラシックに焦点を当てたモデル。
吹いてみると凄くいい。
2番管とベルを支えるリングが木製だったり、指貝が木製だったり。
個性的だけどおしゃれな感じ。

音がパッと出て少し広がる感じ。キャラとしてはクラシックらしく明るく華やかだけど
それほどキラキラしすぎていない。

正直このモデルはかなりほしくなりました。期待せずに吹いたけどしっかりと的を絞って作られています。
クラシックモデルというよりは汎用性の高いモデルかと思います。
例えばセルマーもヤナギサワも基本的には「ジャズもクラシックも」どちらも使ってる人が多いですよね。
そんな感じの位置づけかと思います。

個人的には鳴りが凄く良いヤマハの875EXって感じかな。比べると少し音が軽い点もポイント高い。
色眼鏡なし、偏見なしで普通の吹奏楽やクラシックをされている方に一度吹いてもらいたいモデルですね。
本当にいいサックスだと思います。

イメージ 3
・キャノンボール ヴィンテージリボーンシリーズ AVR-L
キャノンボールがヴィンテージサックスを目指して作ったモデル。
ベルは普通のサイズ、ネックに宝石もついてない、キーもコンパクトに作られている。

個人的には一番期待していたモデルです。
吹いてみると少し反応が重たい。ピッチはすごくいい、彫刻は雑

正直なところ買うならこのモデルかなと思ってたので少し残念・・・・


ということで続きは次回。
購入したモデルのレビューを書くので長くなるかと思います。
なので次回持ち越しということで。
久々の更新となりましたが、新しい楽器を購入しました。
長くなりそうなので分けて書きたいと思います。

出会いはある意味突然でした。
特段今まで使用していたポールモーリアで不満もなかったのですが、たまたま吹いた楽器に一目ぼれ。
そこから購入まで至りました。

近くの楽器屋にキャノンボールの選定品が入ったとの情報を得て、それほど興味はなかったもののとりあえず吹いてみたいということで試奏しにその楽器店へ。

キャノンボールのサックのイメージといえばビッグベルで音が大きく、アメリカーンなサウンド
あと準宝石がついてて派手という個人的にはあまり好みでない印象。

今回試奏したモデルもまさにその代表格

イメージ 1
Cannonball A-5 BiceB-Raven
黒のサテン地でインナーベルはブラックニッケルメッキ

だいぶ昔にキャノンボール吹いたときはやはり音が大きいイメージ。でもしっかりしたつくりという印象でした。


派手な音を警戒しながらとりあえず吹いてみると
「あれ?派手じゃない。音はでかいし良くなるけど、耳障りが悪いなんてことは決してなく、むしろ甘い音が出る」

さらに吹き込んでいくと、心地よいサスティンのような余韻?管の中の反響を感じる。
これが何とも言えない味わいになってる。

音のキャラとしては明るめだけど、サテン地のためか甘いつややかな音が出るし、高音域も芯があるのに嫌らしくない、スコーンとなるのにキンキンしていない

ちなみにビッグベルシリーズには「ファットネック」なるものが標準のネックにプラスして付属しています。
こちらに変えて吹いてみるとさらにビックリ。

とにかく息の入りが良い。軽くふいてもよく鳴るんだけど、軽いなりじゃなく重厚な鳴り。

キーアクションとしては少し大振りですが、セルマーとか海外製のサックスに慣れてる人ならすぐに問題なく扱えるかと思います。


選定品のためかとにかく吹きやすく、響きがよく、鳴りが良い。
個体としてこんなにいいサックスに出会ったのは初めてかもしれない。

正直新しいサックスを買おうなんてことは思ってもいなかったのに、かなり心が揺れ動く(笑


しかも次に買うなら石森のオリジナルかなと思っていたので、まさかのキャノンボールが欲しくなるとは・・・
キャノンボールの値段を考えれば普通はセルマーなりヤマハなりヤナギサワなり
もちろん石森のオリジナルも楽々変えちゃいます。

実際自分も台湾製のサックスなのに高すぎるとは思っていましたが、吹いてみて納得ですね。

やっぱり高いだけあってほかの台湾製とは一線を画している気がします。つくりもしっかりだし。

組み立ててる工場や材料の加工はほとんど同じところでやってるはずなのにここまで違いが出るとは・・・

あと感心したのは設計はキャノンボールで独自にやっており(アメリカ)実際に随所にそのオリジナリティが見えるところ。

ほかの台湾製サックスは結構共通のパーツとかがちらほら見えるわけですよね。
オリジナルの設計の部分もあるとは思うのですが、結構パーツの組み合わせによって違いを出しているメーカーが多いと思います。

それとは違う、いい意味で台湾製らしからぬ鳴り

と、ここまでの話でそのままキャノンボールを買えばいいのですが、さすがに悩むわけです。

問題なのは「見た目と音の方向性(キャラ)」
基本的に古臭いジャズをやっているわけで、ビッグバンドもやってるわけです。

この黒いサックスが嫌いなわけじゃないけど(むしろかっこいいと思うけど)やっぱりイメージができない。
あとビッグベルというのも気に食わない。

正直ポールモーリアでビッグベルはもういいかなという気持ちが強かったので、そこがかなり抵抗になりました。

ポールモーリアの時も「ビッグベル」に惚れて買ったわけではなく、単純に楽器のキャラが好きだったから
しいて言えば普通のベルサイズであればなおよかったのだけどと思ってた。


というわけで、そのまま購入はせず、カタログだけもらっていったん保留へ・・・

次へ続く・・・・
セオワニのマウスピース購入しました。
モデルはNY BROSの5番

非常に吹きやすく、暖かい音がしますね。
音は広がることはなく、どちらかというと纏まる方向です。
これは開きのせいかもしれませんが・・・


今使用しているドレイクのNYJAZZと比べてみました。

どちらもオールドメイヤーを目指して作られたモデルですが、
いわゆるニューヨークメイヤーと、その中でもブロスを目指したモデルと
その辺の違いで方向性がガラっと変わってきている気がします。

といってもどちらも吹いたことないので、イメージでしかオールドメイヤー知らないですけど
イメージとは合致してます。

ブロスは暖かく図太い音
メイヤーはダークで暖かくもバズのきいた意外と「キレ」のある音

セオワニとドレイクのモデルも方向性としてはちょうどこの二つに当てはまる感じがします。

セオワニはバッフルが少し高めについていますが、そこから急激に落ち込んでいます。
咥えたときの感覚も角度が急激についているのがわかります。
このあたりの構造が艶がありつつも太く温かい音につながっているのだと思います。

ドレイクはバッフルはそれほど急激でないものの、セオワニよりは穏やかに長くついています。
セオワニに比べるとチェンバーが狭いこと、角度が穏やかなことから、キレのある少しクリアな音がします。

つくりとしては対象的ですね。手前部分を(バッフル)狭くして、チェンバーを広くとるか
バッフルはそれほど高くつけず、そのあとのチェンバー部分を狭くとるか

どちらのモデルにも言えることは「暖かみを持たせつつキレは失わせたくない」ということだと思います。
矛盾を持たせないと面白い音、良い音になりませんからね。

吹奏感は両者で全く違います。
ドレイクは構造的に直線的に近いので息がスッと入ります。抵抗感は少なめです。
対してセオワニは急激に角度がついているため、独特の抵抗感があります。
広くなるということはそこから急激に流速(息の速さ)が落ちるということになります。
ここを押し出す感覚が必要かと思います。

とここまでキャラクターが違うマウスピースですが、目指すところがある点では近い気がします。
具体的にどうといいにくいのですが、「そうそうこの音出したいんだよね」というツボをどちらも抑えています。

そこで困ったことに、どちらのマウスピースを使うかかなり迷っています。
どっちもいいんですよね。どっちにも良さがあります。

人で例えるならセオワニはアートペッパーとかそこまで濃くはないけどポールデズモンドタイプ
ドレイクはキャノンボールとかもう少し吹き方変えるとフィルウッズ的な感じでしょうか。

どっちかを選べというのは酷です(笑

バズが多く含まれているのはドレイクですね。
ただ、いわゆるラバーのバズとは少し性質が違います。
マウスピース自体の響きが少しだけ「メタル」に近いんです。
これは素材の影響も大いにあるのではないかと思っています。
セラミックの粉末をまぶしているそうで、そのあたりの響きのためではないかと思います。
ただ、ドレイクはこの響きがおいしいポイントなんですよね。何とも言えない雑味、ざらつき。

対してセオワニは雑味は少なく、ふわっとした感じです。
まあ一般的な音はこちらのほうかと思います。あ〜コレコレって感じです。
ただ、少し物足りないというのも本音で(例えばアートペッパーの音もそういう意味では一緒ですよね。濃厚だけどなんかものたりない)
開きを大きくするともしかすると印象が変わるかもしれませんが。

ドレイクは高域の雑味、セオワニは中音域の雑味という感じで
コピー用紙と和紙のような違いでしょうか(分かりにくい(笑

コピー用紙ってイメージとしては堅いですよね。和紙は柔らかい。そういうイメージです(笑

あくまでも個人的なイメージですが、
ジャズサックスでいい音出す人ってどこか一枚フィルターをかませているようなイメージがあるんですよね。
なんというか和紙を一枚かませたような少しもそっとした音(これが音の芯に付帯する「響き」というものだと思っています)
温かみのある音のイメージですね。

まあ、いろいろ書きましたが、比較動画とってみました。
録音だとなかなか伝わりづらいと思いますが、実際には結構違いがあります。
録音ではわかりにくい「響き」の部分が大きく違うため顕著な違いが表れていないのかと思います。

それでもドレイクのハスキーさ、セオワニの密度の高さは伝わるのではないかと思います。
演奏技術は置いといてください。

録音について

今日は録音のことについて少し書いてみようと思います。
あまり詳しくはないんですけどね^^;

サックスを始めてかなり早いうちから「録音」という作業は定期的におこなってきました。
最初はケイタイの録画、録音機能をつかい
ミキサーやサックス用のクリップマイクを買ってみたり
ハンディレコーダーを買ってみたり。

結構いろいろやりつつ、結果的にはやっぱりお手軽な「ハンディIICレコーダ」に落ち着いています

結局のところ一番楽で簡単でお手軽なんですよね。

録音に時間をかけたくない、機材を増やしたくない ぱっと録りたい人は「ハンディレコーダー」がおすすめです。

私の場合は録音して「作品を完成させたい」というよりは練習の記録としてだったので上記のハンディレコーダーで落ち着いたんだと思います。


サックスは単音なので1人で録音するときは基本的に「カラオケCD」等を使用すると思いますが、これがまた曲者ですよね。

最近はICレコーダにはほぼ標準で「重ね撮り」という機能が付いています。
もともと入っている音源に重ねて録音するというやつですね。
たとえば楽譜についてきたカラオケCDの音源をレコーダーの中に入れ込んでその上に重ねてサックスを録るという感じですね。

一見とても良い機能だといえますが、ところがどっこい?そんな簡単なものじゃないんです。

市販されているCDはカラオケCD、マイナスワンCD含めて「ノーマライズ」という作業が行われています。
これは何かというと、CDには書き込める「音量の幅」がありましてもちろん上限もあります。
録音されている音の中で一番最大値の音を基準にして書き込める「最大音圧」で書き込んであるわけです。

じゃあ「最大値を超えるとどうなるの?」というところですが、答えは簡単「音が割れます」
それより大きな音が切り捨てられるので割れて聞こえるわけです。

カラオケCDはうまい具合に音量幅を最大限活かしているということですが、これがまた厄介です。
そこにサックスの音を重ねると「最大音圧は越えないようにかつギリギリの音量」で録音しないと音のバランスが取れないわけです。
余裕をもって録音のレベルを下げてしまうとカラオケ音源がやたら大きく聞こえ、重ねた音(ここでいうところのサックスの音)が非常に小さく遠くにいるように聞こえてしまうということです。

とはいえ、録音のレベルを上げるとちょっとしたことで音が割れてしまいます。
ダイナミクスをつけるなんてもってのほかです。
また、マイクとの距離(ここでいうところのレコーダのマイク)が近いと音量のバランスも変化しやすいので簡単に割れてしまいます。

まぁ、レコーダーによっては重ねる前の音源のレベルをあらかじめ調整して(−1とか-2とか調整して)重ねて取る機能を備えているものもあります。

とはいえ、これでも一度録音してみて、録音したものを聞いてみてバランスがとれるか確認して・・・
といろいろと手間がかかってしまいます。


そこで、一番簡単に音量バランスも大して考えずにとれるのが
「再生装置(スピーカー)で音源を流しつつ、その音とサックスの音を一緒に録る」これが一番楽です。
録音の音圧も「最大値さえ超えない」値にしておけばOKです。ギリギリを見定めなくても余裕をもって下げておけばいいんですね。

録ったあとにその音源を「ノーマライズ」してあげれば小さな音で撮った録音も普通のCDと同じくらいの音量になります。

結局のところこれが一番楽で「一番きれい」にとれます。
一番きれいというのは少し語弊がありますが、録音の知識が大してない 機材もない人が録ったと仮定するとこの方法が一番自然できれいに撮れると思います。


機械に詳しくない、録音に時間をかけたくない、機材を導入したくないなるべく安くでっていう人は上記一択だと思います。

この方法はほかにもメリットがありまして、
エコーなどをかけなくてもある程度自然に聞こえるということです。

高い指向性のマイクなんか買ってしまうと「繊細には録れる」けど味気のない音になると思います。
下手するとペラペラの音になってしまいます。
これはマイクが悪いわけではなくて「録る側」の技術が不足しているためです。
(自分のことですが)

指向性が高いということは狙った音以外は極力録らない、録れないということです。
これは逆に言えば「反響音なんて入りませんよ」ということです。
でも普段聞いている楽器の音って必ず反響音があります。部屋だろうとカラオケルームだろうと、まあ外だとデッドに近くはなってきますが・・・

その反響音がないということはかなり違和感がある録音となってしまいます。

初心者が陥りやすいわなですね。高くて定評のあるコンデンサマイクさえ買えば「きれいに音が取れる」と

結局のところ高い機材はそれを扱える高い技術と経験が必要なわけです。

ちなみに、後からエコーなりリバーブなどかけると違和感のある音になることが多いです
(あくまでも私の経験上)
この辺もちゃんとした機材や経験がないと適当にかけてもなかなかうまくいかないんですよね。
フリーソフトでいろいろ試したことありますが、結局のところ指向性の低いマイクで部屋などの反響音拾ったほうがかなり自然な仕上がりになるんですよね(苦笑

ということで、今回はICレコーダーのお手軽さばかりを書いてしまいましたが、本格的に録音したい方はちゃんとした機材をそろえてトライするのも良いと思います。

楽器と一緒でやりながら上達していくようなものでしょうからね。


ちなみに、先ほどの音量バランスのお話ですが
MTRという機材があれば万事解決です。
後からバランスいじれますので。

重ね撮りする場合には必須のような気がします。

お金さえあれば買うんですけどね・・・・(苦笑

今のところそこまで録音機材にお金をかけるつもりがないので・・・・


そういえば、動画も取りたいとなるともっと大変ですよね。
(いい音でいいマイクで、重ね撮りでという条件がついてくると)

最近はYoutubeでうまい具合に取っている人がたくさんいてその知識を分けてくれないかなぁなんて思うことがおおいです(笑

そういえば、そうなってくると動画編集ソフトも必須となってきますよね・・・・


楽器と一緒で泥沼ですねぇ〜〜〜^^;

楽しそうな世界だけど時間もお金もない(ボソ

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