せんだいメディアテークでは、 現在、仙台市教育委員会主催で「せんだい文字発掘展」(第61回文化財展)が開催されています。 本日、私も職場の昼休みに見に行ってきました。 今回の展示テーマは、発掘で出土した文字が書かれたもの。 古代の墨書土器、 中世の板碑、 近世の銭貨、 などなど、さまざまな出土品が展示されています。 上の写真は、市内の色々な遺跡で出土した古代の墨書土器。 こちらは、新聞報道もされた、 太白区富田にある鍛冶屋敷A遺跡で出土した、平安時代の砥石。 表面に文字が刻まれていて、 「謹解 申請稲事 合□□」などの漢字が記されているそうです。 こちらは、奈良時代や平安時代に、文字を書くために使用された道具。 左上のまるいものは、墨をするための硯(すずり)です。 ちょっと前までは、文字を書くのにも墨をすったり、鉛筆を削ったりといった、事前準備が必要でした。 文字情報が大量に氾濫している現代ですが、 文字を「書く」という行為そのものが、少しずつ減少してきています。 今ではキーボードを打つ、そしてタッチパネルで画面に触れて、文字を「書く」時代になりました。 そのうちSFのように、言葉を「思う」だけで文字を「書く」ことができるような時代も来るのでしょうか? そして、文字情報がデジタルばかりになったら、このように発掘で出土する文字が存在しなくなる時代、物質文化的な「無文字」化時代が来たりするのでしょうか? 学校の教科書さえ電子化が検討される今、人と文字の歴史を考えるこの展示はとても意味があると思います。 展示は11月16日(日)まで。 最終日は午後1時から、国立歴史民俗博物館准教授の三上喜孝先生の講演会も開催されます。 |
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これ、行ってみようっと!! 「ナイス!」
2014/11/14(金) 午後 10:18
更新お疲れ様です。学術的にも価値の高い「せんだい文字発掘展」と受け止めております。
機会があったら是非足を運びたいと存じます。情報を頂き感謝しております。本日はありがとうございました。
2014/11/15(土) 午前 6:14
刻字のある砥石のニュース、新聞で興味深く読みました。実物も是非見てみたいです。
富田の鍛冶屋敷A遺跡というのは、いま再開発工事中の富沢辺りでしょうか。鍛冶屋敷には板碑も有ったはず、亡失したりしないかちょっと心配です。何より、再開発であの辺の素敵な地名が変わってしまったら残念なことだと懸念しています。
当遺跡の現地説明会等の予定はあるのでしょうか?もしご存知でしたら、お教えいただけませんでしょうか。
2014/11/15(土) 午前 10:48 [ kaz**ine ]
>Kenちゃんさま
ありがとうございます。ぜひ行ってみてください〜。
>ミックさま
普段は見ることができない、いろいろな出土品が展示してあります。ぜひ行ってみてください。
>kazさま
富田は富沢よりもすこし西の地域のはずです。現地説明会があるかどうかは分かりません。
2014/11/15(土) 午後 8:02 [ kroraina2 ]
早速にお返事いただき痛み入ります。ありがとうございました。
2014/11/16(日) 午前 1:18 [ kaz**ine ]