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			<title>酩我座</title>
			<description>映画鑑賞記於早稲田松竹</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>酩我座</title>
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			<description>映画鑑賞記於早稲田松竹</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984</link>
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		<item>
			<title>期待に応えられない、あるいは応えない</title>
			<description>歩いても 歩いても&lt;br /&gt;
2007年　日本　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督・原作・脚本・編集　是枝裕和&lt;br /&gt;
出演　阿部寛／夏川結衣／YOU／高橋和也／田中平／樹木希林／原田芳雄 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
冒頭の料理のシーン、マッシュされるジャガイモや刻まれる長ねぎのアップ。&lt;br /&gt;
蝶を追うシーンのキキキリン&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
子供達が帰るのを見送って、父と母が石段を上って家に戻るシーン。２人が完全に画面からいなくなってもカメラは固定されたまま誰もいなくなった石段を映している。そのままナレーションが入って、３年後に父と母が死んだことを告げる。&lt;br /&gt;
階段を昇る２人の後姿に将来の阿部寛と夏川結衣を重ねることが出来ると思う。それ位、父と息子の性格描写は似せられていたから。&lt;br /&gt;
家族構成は父母に２人息子、１人娘。２人息子のうち兄は幼い頃に死亡、弟は子連れのバツイチと結婚。実子はまだいない。娘は結婚して子は２人いる。&lt;br /&gt;
死んだ兄は優秀だったらしい。生き残った弟は兄と比較されることを嫌う。&lt;br /&gt;
医者である父は息子が後を継ぐことを期待していたが、父の期待する役割に反して絵の修復師をしている（現在失業中）。&lt;br /&gt;
父に対する畏敬と反発。父の事は嫌いではないが、そばにいるとどうしても喧嘩になる。&lt;br /&gt;
家族、なかでも父と子という設定は、「期待に応えること、応えないこと」を映像化してきた是枝にとって当然通る道だったと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『花よりもなほ』　2006年&lt;br /&gt;
岡田准一／宮沢りえ／古田新太／国村隼／中村嘉？雄／浅野忠信／原田芳雄　ほか&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
キャストが豪華。公開当時は盛んに宣伝していた気がする。なかでもオダギリジョーっぽい役柄（＝影のある２枚目）を演ずる加瀬亮が新鮮。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　父の仇という憎しみとどう向き合うのか。周囲から期待される仇討という方法が性に合わない主人公は憎しみという「糞」を茶番劇の演出という「餅」にする。何のために？長屋の人たちともう少しこのままでいるために。憎くないわけではない、憎しみとの向き合い方にも色々あるということ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『ワンダフルライフ』　1998年&lt;br /&gt;
ARATA／小田エリカ／寺島進／内藤剛志／谷啓／由利徹&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
面接官たちは毎週やってくる死者と面接して人生で一番大切な瞬間を選択してもらう。面接官の役目はその瞬間を映像化すること。再現された瞬間を観ながら死者は心おきなくあの世へ向かう。その瞬間を選べない人はそこに留まり面接官となる。&lt;br /&gt;
映像をつくる作業はまさに映画や演劇づくり。大道具係や音声係があれこれ工夫して、それっぽい映像をつくる。劇中劇という構成。ある面接官は何のためにこんなこと（人生の大切な瞬間の映像化）しているのかと自問する。この映画には、何のために映画を作るのかという問いに対する監督自身の意志表示が込められているのだろうか。監督自身に興味はあるが、しかしこの映画の内容にとってはどうでもよい。&lt;br /&gt;
また、ホームページでは虚飾入り混じった面接でのやり取りの面白さを伝えたというようなことが書いてあったが、そういう部分は退屈だった。&lt;br /&gt;
ここでもやはり重要なのは、期待に反して自分の人生の瞬間を選ぶことが出来ない人たち、面接官たちの存在だ。何も選ばないことを選んだ面接官の心理はいちいち明かされない。私達は、何も選ばなかった／選べなかった人たちがいるということを知るだけだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
キーワードは「しがらみ」。&lt;br /&gt;
しがらみを抱える登場人物たち。だから是枝作品は物語に埋没しない。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/21492738.html</link>
			<pubDate>Sat, 13 Dec 2008 00:31:03 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>光と闇</title>
			<description>History of Violence&lt;br /&gt;
2005年　アメリカ　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督　デヴィッド・クローネンバーグ&lt;br /&gt;
出演　ヴィゴ・モーテンセン／マリア・ベロ／エド・ハリス／ウィ リアム・ハート／アシュトン・ホームズ／ハイディ・ヘイズ／スティーヴン・マクハティ／グレッグ・ブリック／ピーター・マクニール &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
冒頭のモーテルのシーン。部屋の奥から扉を開けて２人の男が外に出てくる。扉の脇には椅子が置いてある。少しずれている。２人目の男が壁と垂直になるように椅子の位置を直す。&lt;br /&gt;
たったこれだけのシーンで完全に映画の世界に引き込まれていた。すごい！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
小さな町で、自らの名前を冠したコーヒーショップStole&amp;#039;s Dinerを営む&lt;br /&gt;
トム・ストールという何の変哲も無い男。弁護士の妻と２人の子供に囲まれて暮らす平穏な毎日。&lt;br /&gt;
仕事に送っていった夫に珍しく愛していると言われて、久しぶりに恋心に燃えたエディ（＝マリア・ペロ）が、その日の仕事終わりに再びトムを迎えにいって、「私達10代の頃に出会っていたら良かったね」と言ってからチアリーダーのコスプレで登場して、夫婦でエッチするくだり。平穏な幸福をよく描いていたと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そんなトムの変身ぶりが圧巻。マフィアだった頃のスイッチが入った瞬間、ものすごく強くなる。&lt;br /&gt;
結局、自分の過去を知る男達を皆殺しにする。&lt;br /&gt;
愛する家族はトムの過去を知り、ショックを受け、苦しむ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
全てが終ったあとで、家に戻ったトムが食卓につく。トムは目を伏せている。このとき、誰も言葉を発しない。娘は取り皿を、息子は料理を差し出すジェスチャーでトムを受け入れる。エディは泣いている。最後にエディとトムの目が合う。まだ、誰も言葉を発しない。&lt;br /&gt;
この後、この家族はどうなるのだろう、と思わせておいて映画は終わる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Eastern Promises&lt;br /&gt;
2007年　イギリス・カナダ　&lt;br /&gt;
監督　デヴィッド・クローネンバーグ&lt;br /&gt;
出演　ヴィゴ・モーテンセン／ナオミ・ワッツ／ヴァンサン・カッ セル／アーミン・ミューラー＝スタール／シニード・キューザック／ イエジー・スコリモフスキー &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あなたは？」&lt;br /&gt;
「俺はただの運転手さ」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最初で最後のキスをした後で&lt;br /&gt;
「さようなら、アンナ・イワノヴナ」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これはHistory of Violenceもそうだったけれど、終り方が良い。映画が終った後もニコライ（ヴィゴ・モーテンセン）潜入捜査は続くだろう。そしてアンナ（ナオミ・ワッツ）は助産婦の仕事に戻っていくだろう。&lt;br /&gt;
全ては光と闇の世界が交錯するわずかな時間の出来事だったのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ヴィゴの刺青は迫力満点。潜入捜査の過程でマフィアの狂気が乗り移っているようなニュアンスも微妙に出ていて素晴らしい演技。それにしてもhistory of violenceと合わせて何人殺しているのだろうか？&lt;br /&gt;
ロードオブザリングのアラゴルンよりよっぽど強いんじゃなかろうか。&lt;br /&gt;
アンナが着ていたBelstaffのライダースジャケットはカッコよかったな。いかにもイギリス風。&lt;br /&gt;
潜入ものだけど、愛、までいかなくても男女の機微を絡めているのが特徴か。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
闇の世界に対する関心、闇の世界と光の世界が空間的には隣接している事、それは決して交わらない世界であること、しかし、時として、思わぬ形で交わってしまうこと。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
気をつけろ&lt;br /&gt;
悪魔は向こうから近づいてくる。&lt;br /&gt;
それは良き夫かもしれない&lt;br /&gt;
あるいはただの運転手かもしれない</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/21033999.html</link>
			<pubDate>Wed, 03 Dec 2008 00:32:36 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>ラストオーダーの時間</title>
			<description>A SWEDISH LOVE STORY （『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』）&lt;br /&gt;
1969年　スウェーデン　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督・脚本　ロイ・アンダーソン&lt;br /&gt;
出演　アン・ソフィ・シリーン／ロルフ・ソールマン／バーティル・ノルストレム／マグレート・ベバース／レナート・テルフェルト &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人生の哀しさといい加減さに翻弄される大人達という強力なスパイスを、幼い愛の物語を彩る数あるエピソードの１つに回収する展開の強引さがすごく良かった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
YOU, THE LIVING（『愛おしき隣人』）&lt;br /&gt;
 2007年　スウェーデン／フランス／デンマーク／ドイツ／ノルウェー／日本&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督・脚本　ロイ・アンダーソン&lt;br /&gt;
出演　ジェシカ・ランバーグ／エリザベート・ヘランダー／ビヨルン・イングランド／レイフ・ラーソン／オリー・オルソン／ケマル・セナー &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人生の哀しさといい加減さをメインに持ってきたのがこちらの映画。&lt;br /&gt;
死は何も解決しないというのは、本作における死刑に対する強烈な批判メッセージからも伝わってくるし、『スウェーディッシュ・ラブストーリー』からの一貫性を感じる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
カフェバーのマスター：鐘を打ち鳴らす&lt;br /&gt;
「罪深き者&lt;br /&gt;
　　　　帰る場所のない者&lt;br /&gt;
　　　　　　　ラストオーダーの時間だ&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　また、明日がある」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
新婦：「あなた達は何をしているの」&lt;br /&gt;
人々：「おめでとうと言いに来たのよ」</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/20463888.html</link>
			<pubDate>Fri, 21 Nov 2008 02:14:36 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>11月15日</title>
			<description>『ぼくたちと駐在さんの７００日戦争』&lt;br /&gt;
（2008年　日本　110分）&lt;br /&gt;
監督　塚本連平&lt;br /&gt;
脚本　福田雄一&lt;br /&gt;
原作　ママチャリ&lt;br /&gt;
出演　市原隼人／佐々木蔵之介／麻生久美子／石田卓也／加治将樹／賀来賢人／脇知弘／冨浦智嗣 ／坂井真紀／ガッツ石松／片桐はいり／掟ポルシェ／石野真子／竹中直人&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
田舎の悪ガキが、友情のために、手術を控えた少女を勇気づけるために、熱くなるというよくあるストーリー。&lt;br /&gt;
全然面白くなかったけれど、&lt;br /&gt;
二カッと笑う市原隼人には思わず胸キュン。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『アフタースクール』&lt;br /&gt;
（2007年　日本　102分）&lt;br /&gt;
監督・脚本　内田けんじ&lt;br /&gt;
出演　大泉洋／佐々木蔵之介／堺雅人／常盤貴子／田畑智子／北見敏之／大石吾朗 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いやあ、すっきりした。&lt;br /&gt;
ラストシーンが良かった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/20168231.html</link>
			<pubDate>Sat, 15 Nov 2008 02:08:02 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>11月５日</title>
			<description>GHOST WORLD（『ゴーストワールド』）&lt;br /&gt;
2001年　アメリカ　&lt;br /&gt;
アスミック・エース配給&lt;br /&gt;
監督・脚色　テリー・ツワイゴフ&lt;br /&gt;
オリジナルコミック・脚色　ダニエル・クロウズ&lt;br /&gt;
出演　ソーラ・バーチ／スカーレット・ヨハンソン／スティーヴ・ブシェミ／ブラッド・レンフロ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソーラ・バーチ演じるイーニドは、徹底的に周囲の人間（彼女曰く「中途半端なボヘミヤン」、だったかな）を軽蔑している。逆にオタクとか変人の方がマシ、と思っている。周囲を見下すイーニドの視線があまりにも徹底しているので、最初のうちは、ただの性悪女、しかもブス、にしかみえない。けれど、その辺は、監督・脚本のテリーもうまくて、観ている内に段々と感情移入してしまい、彼女の生きづらさにすっかり共感してして、切なくなる。&lt;br /&gt;
これはもう街を出るしかないだろう、と思っていたら、やっぱり出た。イーニドがバスに乗ったところで映画はおしまい。&lt;br /&gt;
けれどよく考えてみれば、彼女が乗ったのはとっくに廃線しているはずのバスで、本来は来るはずのないバス。映画のタイトルも合わせて考えると、もしかして……。不吉な思いが頭をよぎる。Ghost Worldってどういう意味だろうか。漫画も機会があれば読んでみたい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
苦虫を噛み潰したような表情のスティーヴ・ブシェミ。見覚えがあると思ったら『イン・ザ・スープ』にも主演していた。また観たくなってきたな。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
JUNO（『ジュノ』）&lt;br /&gt;
2007年　アメリカ　フォックス・サーチライト配給&lt;br /&gt;
監督　ジェイソン・ライトマン&lt;br /&gt;
脚本　ディアブロ・コディ&lt;br /&gt;
出演　エレン・ペイジ／マイケル・セラ／ジェニファー・ガーナー／ジェイソン・ベイトマン／オリヴィア・サールビー &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
妊娠が発覚したジュノは、庭の木の枝に赤い紐を絡めて、首を吊る真似をしてみる。本当に首を吊ろうと思っていたわけではなくて、ちょっとジェスチャーとしてやってみただけである。ちょっとやってみただけ、という感触は観てる方にも伝わるので別段不穏なシーンというわけではないが、次の瞬間、ジュノが赤い紐を噛みちぎったので驚いた。&lt;br /&gt;
赤い紐にみえたのは、実はチューブガムだった。アメリカの駄菓子。日本でも時々みかけるな。真っ赤で、それこそチューブと形容するに相応しいガム。木の枝にひっかける位だからものすごく長いガム。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「チューブガムだった」と理解した瞬間は、鮮烈な瞬間だった。とっさにアメリカ的だな、と思った。アメリカ的、という言葉が何かは分からないんだけれども、グローバル＝アメリカとは逆向きのローカルなものとしてのアメリカ。&lt;br /&gt;
まあ、ともかく良いシーンだった。よく思いついたものだ。もしかすると、アメリカの少年少女だったら一度は経験することなのかもしれない。チューブガムで首を吊ってみるジュノを観て、「あぁ、私も昔やったなー」なんて、思っているとしたら、微笑ましい。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/19716174.html</link>
			<pubDate>Thu, 06 Nov 2008 00:46:14 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>さすらい</title>
			<description>都会のアリス（1974年　ドイツ　112分　モノクロ）&lt;br /&gt;
監督・脚本　ヴィム・ヴェンダース&lt;br /&gt;
脚本　ファイト・フォン・フェルステンベルク&lt;br /&gt;
出演　リュディガー・フォグラー／イエラ・ロットレンダー／リサ・クロイツァー／エッダ・ケッヒェル&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
まわり道（1975年　ドイツ　104分）&lt;br /&gt;
監督　ヴィム・ヴェンダース&lt;br /&gt;
原作・脚本　ペーター・ハントケ&lt;br /&gt;
出演　リュディガー・フォグラー／ハンナ・シグラ／ナスターシャ・キンスキー／H・C・ブレッヒ／ペーター・ケルン／リサ・クロイツァー&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
さすらい（1976年　ドイツ　176分）&lt;br /&gt;
監督・脚本　ヴィム・ヴェンダース&lt;br /&gt;
出演　リュディガー・フォグラー／ハンス・ツィッシュラー／リサ・クロイツァー／ルドルフ・シュントラー&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そう、「ロードムービー三部作」というわけだ。&lt;br /&gt;
以下は、特に『さすらい』についての感想。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　偶然知り合った男２人が淡々とドイツの荒野をさすらう。２人の関係は弛緩している。その点、旅の道連れに女性が存在しない、ということは重要だ（最初の２作では女性が登場した）。異性の存在がもたらす緊張感もまた存在しない、ということだから。&lt;br /&gt;
　２人の関係には始まりがあって、終わりがあるのではない。クライマックスに向かって収斂する感情の高ぶりがあるわけでもない。ローベルト（＝ハンス）と父の葛藤も、ローベルトとブルーノの関係に何の影響も与えない。彼らの友情が永遠に続くのか、ではなくて、彼らの関係そのものが永遠の中にある。&lt;br /&gt;
　私たちは彼らのさすらいに物語を見いだせない。ブルーノが身の上話を嫌うこともあって、ただ目の前のスクリーンに映る２人の男がさすらう姿と、彼らがさすらう世界を見る他はない。そのさすらいがどこに向かっているのかも分からないままに。&lt;br /&gt;
　この世界に過去があって現在があって未来がある、とは限らない。&lt;br /&gt;
　永遠に「今」が続いていくのかもしれない。いや、現にそうなのだ。だけれども、それでは耐えられないから、私たちは過去の思い出を語り、未来について憂う。「今」という時間が意味を持つとしたら、それは過去や未来に由来している。だが、果てしない「今」ということはほとんど狂気の世界だ。一日、一日を積み重ねる、ということが成立しない世界。「限られた時間」というのが成立しない世界。&lt;br /&gt;
　手塚治虫『火の鳥』の猿田彦を思い出していた。猿田彦は誰もいなくなった世界を永遠にさまよい続ける。&lt;br /&gt;
　最後の10分位だろうか、やっとこの世界が動き出したのは。ついに別れが訪れる。&lt;br /&gt;
ローベルト（＝ハンス）を乗せた列車と、ブルーノ（＝リュディガー）が運転するトラックが絡み合うように同じ方向に走りながら、やがて別れていく。このシーンはなかなか美しい。２人ともふっきれたようだ。前に進み始めたのだろう。&lt;br /&gt;
　けれど、またしばらくすると、ブルーノはさすらいの世界に戻ってくるのではないだろうか。だって彼は、『都会のアリス』以来、ずっとさまよい続けているのだから。&lt;br /&gt;
　しかし、さまよっていたのはブルーノだけではない。ヴェンダースもまたさまよっていた。ヴェンダースは、著書『映像（イメージ）の論理』で『アメリカの友人』について次のように述べている。&lt;br /&gt;
「前作の『さすらい』はほとんど台本なしに、それにまた『物語』もなしに作られたが、こうした映画を撮った後では、今度は誰かが別な風に書いた物語のしっかりした枠組みの中で仕事をしたいという気持ちが強くわいてきた。」&lt;br /&gt;
 そして、ヴェンダースがさすらっていたことに気がついた時、私はすぐさま、三宅の次のような言葉を思い出した。&lt;br /&gt;
「ずっと耐えていた」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
アメリカの友人（1977年　西ドイツ・フランス　126分）&lt;br /&gt;
監督・脚本　ヴィム・ヴェンダース&lt;br /&gt;
原作　パトリシア・ハイスミス&lt;br /&gt;
出演　デニス・ホッパー／ブルーノ・ガンツ／ジェラール・ブラン／ダニエル・シュミット／ニコラス・レイ／リサ・クロイツァー&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そういうわけで、ロードムービー３部作を観た後だから、この映画では、ともかくも物語が存在しているということ、ともかくも時間が前に進んでいる、ということがとても印象的だった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/19393540.html</link>
			<pubDate>Fri, 31 Oct 2008 02:59:24 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>トリコロール三部作</title>
			<description>Trois Coulerus Bleu（『トリコロール／青の愛』）&lt;br /&gt;
1993年　フランス&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督脚本　クシシュトフ・キェシロフスキ&lt;br /&gt;
音楽　ズビグニエフ・ブレイスネル&lt;br /&gt;
出演　　　　ジュリエット・ビノシュ／ブノワ・レジャン/フロランス・ペルネル&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
荘厳なクラシック音楽が流れ、画面が暗くなる。次は別のシーンが始まると思いきや、暗がりから浮かび上がるのは２，３秒前と同じシーン。そんなシーンが随所にあって印象的であった。場面は転換していないが、登場人物の内面が転換しているのだろうか。&lt;br /&gt;
ちなみに、この映画の青色で最も印象的だったのは、プールの青でもなくて、ガラス細工の青でもなくて、X線検査に映る胎盤と赤ちゃんの青である。&lt;br /&gt;
冒頭シーンで事故を目撃した青年が浮かび上がる最後のシーンもよかった。彼も存在感がある。&lt;br /&gt;
ジュリエットが演ずる女性が（ねずみ恐怖症）、夫と子供の死から立ち直るまでの、もがりの時間。&lt;br /&gt;
「青」というテーマが先にあったことで、そのテーマと遊ぶことから生まれる映像の美しさがあったと思う。&lt;br /&gt;
彼女と一度だけ寝たマットレスを引き取って、それを自分のベッドに使っていたというオリビエ（＝ブノワ）もいじらしい。&lt;br /&gt;
美しい映画だった。静謐さが、青色が、音楽が、ジュリエット・ピノシュが。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
・冒頭シーンは走る車からみた地面&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Trois Coulerus Blanc　1994年&lt;br /&gt;
監督脚本　クシシュトフ・キェシロフスキ&lt;br /&gt;
出演　　　ズビグニェフ・ザマホフスキ／ジュリー・デルピー／ヤヌシュ・ガヨス&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
エクスタシーのイメージとして「白」を使うアイディアが良かった。&lt;br /&gt;
ジュリーが留置所の窓越しにジェスチャーで愛を伝えるラストシーンはロミオとジュリエットを連想させる。それを双眼鏡で見てズビグニェフが涙を流す、というよりは涙がズビグニェフの頬を勝手に流れていくシーンの大写しはチャップリンを連想させた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
・冒頭シーンは飛行機の搭載物レーンを流れるトランク&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Trois Coulerus rouge　1994年&lt;br /&gt;
監督脚本　クシシュトフ・キェシロフスキ&lt;br /&gt;
出演　　　イレーヌ・ジャコブ／ジャン＝ルイ・トランティニャン／ジャン＝ピエール・ロリ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
50歳の頃の君が幸せそうにしている夢を見た。というセリフにガツンとやられた。実際にそんな夢をみたかどうかではない。&lt;br /&gt;
目の前にいる若い女性に対して、自分はあなたのことを大切に想っているけれど、あなたと寝たいわけではない、というメッセージを送ると同時に、自分自身に対しても、声に出すことで確認する（でも、もし寝ることができたらどんなに素晴らしいだろう！）。優しさやずるさや甘えや尊敬が入り混じった言葉だと思う。&lt;br /&gt;
かつて恋人に裏切られた元判事と（ジャン＝ルイ）、最近恋人に裏切られた新人判事（ジャン＝ピエール）のエピソードは、細部の設定も含めて重なっていて、でも１つだけ違うのは、２人がイレーヌと出会うタイミング。元判事がずっと年老いてから盗聴マニアとして彼女と出会ったのに対して、新人判事は若くして彼女と出会う。出会いのタイミング。&lt;br /&gt;
そして、イレーヌが老判事に投げかける、「あなたは誰なの？」というセリフ。&lt;br /&gt;
伏線はあったにしても、ラストシーンで船が沈むのは、ちょっと違和感があった。でも全体としてみればそんなのどうでもいいと思えるくらい、よかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
印象に残ったシーンや会話はそれこそ本当にたくさんあった。&lt;br /&gt;
・冒頭シーンは電話線を追って海にもぐる&lt;br /&gt;
・毎朝、近くのカフェのスロットルで１日の運を試すイレーヌ&lt;br /&gt;
・赤いダンス・スタジオ&lt;br /&gt;
・「可哀そうな人」といわれる前に、わずかなヒントからイレーヌの身辺を推測する老判事の賢さ。&lt;br /&gt;
・浮気をしていた彼女のすぐ下に隠れて、頬をピクピクさせている若い弁護士&lt;br /&gt;
・背の高いゴミ箱に空き瓶を捨てようと努力する腰の曲がったおばあさん。青・白に続き３度目の登場で　やっと手伝ってもらう。&lt;br /&gt;
・ドアを閉めた後で、ふと山が映るシーン。これだけ充実したストーリーにも関わらず、そのストーリー　に埋没することなく、少し離れた位置から、「ふとした」瞬間を描写する感覚がすごい。&lt;br /&gt;
・これは、他の作品もそうだけど、影の多さ。登場人物の顔はいつも半分くらい陰になっていて見えない</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/18993982.html</link>
			<pubDate>Thu, 23 Oct 2008 00:13:44 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10月16日</title>
			<description>THE BUCKET LIST（『最高の人生の見つけ方』）&lt;br /&gt;
2007年　アメリカ　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督・製作　ロブ・ライナー&lt;br /&gt;
脚本　ジャスティン・ザッカム &lt;br /&gt;
出演　ジャック・ニコルソン／モーガン・フリーマン／ショーン・ヘイズ／ロブ・モロー／ビバリー・トッド &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
死ぬ前にやりたい事をやって楽しもうという設定の割に、主役の２人が元気過ぎるのが気になる。２人の存在感は確かにすごいんだけれど、どうも演技が完成し過ぎているというか。意外性に欠ける。これは監督のせいかもしれない。&lt;br /&gt;
本当に死期が迫った老人が出演していたら、もっと面白かったと思う。例えばの話。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
THE DARJEELING LIMITED （『ダージリン急行』）&lt;br /&gt;
2007年　アメリカ　&lt;br /&gt;
★本編（91分）上映前に短編『ホテル・シュヴァリエ』（13分）の上映あり&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督・脚本　ウェス・アンダーソン&lt;br /&gt;
脚本　 ロマン・コッポラ／ジェイソン・シュワルツマン&lt;br /&gt;
出演　オーウェン・ウィルソン／エイドリアン・ブロディ／ジェイ ソン・シュワルツマン／アンジェリカ・ヒューストン／アマラ・カラン／ビル・マーレイ／ナタリー・ポートマン &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
若い３人の俳優（３人兄弟役）がそれぞれ個性的で、魅せる。&lt;br /&gt;
特にエイドリアン・ブロディのセクシーはすさまじい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最も印象的だったのが、冒頭のシーン。&lt;br /&gt;
走り出したダージリン急行を、エイドリアンがホームから追いかけて、飛び乗る。スローで撮っているのだけれど、CM的な、魅せる映像であった。&lt;br /&gt;
逆に言うと、その冒頭シーンがあまりにもカッコ良かったので、その後の展開はちょっと盛り上がりにかける。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/18950465.html</link>
			<pubDate>Wed, 22 Oct 2008 02:32:49 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10月19日</title>
			<description>Heaven（『ヘヴン』）&lt;br /&gt;
2002年アメリカ＝ドイツ＝イギリス＝フランス&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督　トム　ティクヴァ&lt;br /&gt;
脚本　クシシュトフ・キェシロフスキ&lt;br /&gt;
製作　アンソニー・ミンゲラ&lt;br /&gt;
出演　ケイト・ブランシェット／ジョヴァンニ・リビージ／レモ・ジローネ他&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
DVDにて鑑賞。&lt;br /&gt;
贅肉の無い映画であった。DVDの特典映像でカットしたシーンを監督が解説するというのがあった。&lt;br /&gt;
それを見ると、カットされたのが主にフィリッポ（＝ジョヴァンニ・リビージ）のエピソードだったことが分かる。カットされたシーンの中には、彼と父親の関係の親密さを象徴する腕時計というモチーフが含まれていたりして、それなりに作りこまれたシーンであった。&lt;br /&gt;
そうしたシーンを削り、フィリッパ（＝ケイト・ブランシェット）のエピソードに絞り込んだ結果が、冒頭に述べた、贅肉の無い映画という感想につながったのだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
坊主頭の２人が白Tシャツにジーンズ姿でトスカーナの町をさまよう姿が印象的。&lt;br /&gt;
２人が大きな木の下で裸で向かい合うシーンを遠くからシルエットだけで撮るアイディアは素晴らしかった。夕日の効果もあって、とても美しいシーンであった。&lt;br /&gt;
また、フィリッポが電話から戻ってきた後に、フィリッパが小走りで近寄って何も言わずに抱きしめるシーンは、彼女の心がぐっと彼に傾いていることを雄弁に語っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
特に好きだったのは、２人の会話だ。&lt;br /&gt;
自分の意思に反して４人を殺してしまったフィリッパは自分の絶望や迷いをかたる。「私が殺した人の顔を見てあなたはどう思った？」。あるいは「私は自分を許すことが出来ない」など。それに対して、フィリッポは、「遠くへ行こう」、「君を愛している」といった短い言葉で答える。文章に起こしてみれば明らかなように２人の会話は完全に噛み合っていない。にもかかわらず、実際に発せられたフィリッポの言葉はフィリッパに生きる力を与える。&lt;br /&gt;
フィリッポはフィリッパの負の感情に対して慰めを与えるのではなく、まっすぐな情熱をぶつけることで応えた。&lt;br /&gt;
２人が乗るヘリコプターが垂直上昇してやがて見えなくなる、というシーンもまた良かった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/18851629.html</link>
			<pubDate>Mon, 20 Oct 2008 03:01:04 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>10月４日</title>
			<description>『犬猫』&lt;br /&gt;
2004年&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督・脚本・編集　井口奈己&lt;br /&gt;
出演　榎本加奈子／藤田陽子／忍成修吾／小池栄子／西島秀俊 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
走るの役者をカメラが追い越したり、反対にカメラのフレームの先の方まで走っていく感じ、いい。&lt;br /&gt;
カメラは固定で、役者だけが動いていて、カメラを背にずっと走っていって、点になるまで走っていく感じもいい。&lt;br /&gt;
動かないカメラのフレームは額縁にも似ていて、絵画のなかの世界を人物が動き回っているようで不思議な感じだ。迷子になっているシーンで、絵のあっち側に続く道を歩いて、そのまま絵の世界から出て行った人物が、しばらくしてこっち側の道から戻ってくる、というのもよかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
もごもご喋っているからセリフがほとんど聞こえないんだけど、何か喋っている、ということは分かる。最初は何を喋っているのか気になった。でも、別にセリフが聞こえなくても、何となく結構伝わってくるものがある。雰囲気というか、もごもごした感じが伝わってくる。&lt;br /&gt;
一語一句もらさずに聞き取る、ということは必ずしも必要ではない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
スズ（藤田陽子）が可愛い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
『人のセックスを笑うな』&lt;br /&gt;
2007年　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
監督・脚本　井口奈己&lt;br /&gt;
脚本　本調有香&lt;br /&gt;
原作　山崎ナオコーラ　『人のセックスを笑うな』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
出演　永作博美／松山ケンイチ／蒼井優／忍成修吾／市川美和子／あがた森魚／温水洋一 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
犬猫の時と同じようなカメラの使い方で、あっ同じだ、というシーンがけっこうある。&lt;br /&gt;
でも、今度は質感だけでなくて、セリフにも力が入っている。ぬめっとした質感がなくなったというわけはないが、犬猫の時よりもストーリー重視だといえるだろう。&lt;br /&gt;
２人がベッドの上（というよりは、床の上）で交わす会話の親密さが好き。&lt;br /&gt;
一番好きなのは、「炭酸嫌い、だって飲んだあとムゥァーってなるじゃん。ムゥァーって。」&lt;br /&gt;
言葉で書くとそうでもないけれど、こう語るときのミルメ（松山）は本当に可愛くて、ユリ（永作）が触りたくなるのがよく分かる。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kryosuke1984/18651473.html</link>
			<pubDate>Thu, 16 Oct 2008 00:40:07 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		</channel>
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