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■2020業界企業研究

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こんにちは。

就職活動に不可欠な業界・企業研究。

その目的のひとつは業界や企業の現状や将来を理解し、自分自身の進むべき就職先を考えていくためだといえます。
同時に応募した企業側も入社後に誤解やミスマッチの起きないように、皆さんに対して皆さんがどのように自社を見ているのかということを志望動機の中から確認したり、面接で質問したりなどしていきます。

そんな時に差がつく企業研究の一つのポイントがあります。

それは企業研究の結果、しっかりとした自分の意見や考え方を持てているか?
それとも情報の鵜呑みで単に事実を知っているだけなのか?という差です。

例えば志望動機では企業分析のコメントを盛り込むことが定番で、「貴社では」「なかでも貴社は」など自分の企業に対する見方を述べていきますが、しっかりとした自分の意見や考え方を持てるまで企業研究が進んでいる学生は様々な社会動向や他社比較をもとに自分の意見を述べています。

対して、情報を単に鵜呑みしただけで何も自分の意見や考え方を持てていない学生は、企業分析のコメントも知った情報や事実の鵜呑みになっているのです。

例えば志望動機の文中のこんな記述はどうでしょうか?
「〜前半略〜なかでも貴社は自動車向け耐熱樹脂や加工顔料などの高機能事業に投資し、技術拠点を広げ世界シェアの引き上げを目指され社会に貢献されています。〜後半略〜」

企業からしたら「それ、先日説明会で話したことを丸写ししているよね」となりますよね。

17卒以降、就職活動の期間が短くなりました。
その分、企業への理解不足のまま、単に人気企業に応募が集中する現象が起きています。

そんなとき各企業が例年以上に力を入れて確認したのは、自社に対する理解度、いわゆる学生の企業研究・企業分析の成果です。
まずエントリーシートの志望動機でその差は表れ、通過度にも大きく影響してきました。
そして面接では直接面と向かって業界や企業に対する皆さんの考え方を聞かれます。

様々な方向から自分で調べた情報をもとに自分自身の考えを持てるまでになるか?
企業研究をさぼって知った情報鵜呑みの企業研究もどきに陥ってしまうか?

しっかり差別化を図っていきたいですね。

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例えば…
知る前から好きになることはあるだろうか?
例えば…
知る前から興味がないと言い切れるだろうか?

おそらく人間関係のなかではそんなにないことだと思います。
恋愛も予期せぬ運命的な出会いが先にあって、その人に惹かれる世界ではないでしょうか?

しかし就職活動では実際にあるのです。
まだよく知らないうちから「私はこの業界(企業)が第一志望!」「他は?」「他は知らないけど興味なしです」

その結果、就活生の志望先には毎年一定の偏りがあり、毎年の志望業界・志望企業上位に位置するものに目新しいものは何もないという状況です。

その傾向を示す数字として挙げることができるのが、リクルートワークス研究所が毎年発表している新卒の求人倍率です。
求人数÷学生数という計算なので、1倍を超えると学生以上の求人がある(売り手市場)ということですが、19卒では全体で1.88倍ありました。流石の売り手市場ですね!
しかし従業員規模別で見た場合に従業員5,000人以上の企業の求人倍率は0.37倍…なんとここ10年で最も厳しい狭き門となりました。

もちろん大企業も採用意欲は旺盛です。
しかしここまで求人倍率が落ち込んだのは、分母となる大手志望学生が急激に増えているからです。

19卒ではどこかに前述の「私はこの業界(企業)が第一志望!」「他は?」「他は知らないけど興味なしです」という、「空前の売り手市場」という触れ込みに少し油断した気持ちがあったように思うのです。

ちなみに皆さんが利用しているであろう「リクナビ2020」では現在114業界にカテゴライズされていますが、皆さんはそのうち何業界まで挙げることができるでしょうか?

知らないうちから興味がないと決め込んでしまう。
他を知らないうちからここだけと決め込んでしまう。

もちろんずっと以前からある業界、ある企業、ある職業に憧れを持ち、ぜひその会社で働きたいという目標を持ち、着々と準備を進めてきているのであれば、その思いは本物だと思います。
しかし危惧するのは就職活動になるまで将来のことや就職のことはあまり考えていなかったにも関わらず、いざ就職活動が始まっていきなり「この業界(企業)しかない!」と絞り込んでしまう傾向があるということです。

他を知らないうちからここだけと決め込んでしまう。
それは言い換えれば「他を知らないからこそ、ここだけと決め込んでしまう」ともいえるのではないでしょうか?

どんな進路を選ぶのか?どんな企業を選び応募するのか?ということはあくまでそれぞれの自由。

しかし、大卒での新卒採用はほぼ全ての業界が募集を行っています。
こんなにも幅広い選択肢が提示されるのが大学生の就職活動です。

まずは先入観で絞り込む前に、一度できるだけ多くを知ってみませんか?
そして自分の心が純粋にどう動くかということを試してみませんか?

まだしっかりと準備期間がある今のうちに伝えておきたい今日の記事でした。

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イメージ 2こんにちは。

20卒の就職活動は今年と同じ短期戦だといわれます。

就職活動を通じて知り、就職活動を通じて学ぶという以前の流れとは違い、事前に自主的に準備していくことがポイントになります。

またその事前準備のつもりで複数のインターンシップに参加する人も多いと思いますが、少し危惧しているのは、早々にインターンシップがあることで、現時点で志望業界を絞り込み過ぎてしまうことです。
多くを知らないうちから過度に絞り込むのは少しもったいないような気もしています。
 
さて、とにかく短期戦といわれるなかでの事前準備は大切なのですが、その準備の一つとして挙げられるのは、自分の進むべき方向を定め、定めた方向(企業)への内定を勝ち取るための業界・企業研究になると思います。
 
例えば金融業界に興味があるとしたら、その業界の現状や展望などを調べ、どんな企業があって、それぞれの企業がどんな強みや特徴を持っているか調べていきます。
 
ただ、そんな業界・企業研究を行なうに当たって例年見落としがちであり、それぞれ個別の業界・企業研究の前にぜひしっかりと理解しておいてほしいものがあります。
 
それは「社会全体に対する理解」であり、社会の動きを知るということです。
 
なぜなら多くの業界、企業は社会環境の変化を敏感に捉えながら自らの変化も図っていたり、社会環境の変化によって浮き沈みが生じたりなど、社会という大きな土台の変化は決して無視できない大きなものであるからです。
これが「企業は環境適応業」とも言われる所以だったりします。
 
例えば現在、今後の日本における社会環境の筆頭にくるキーワードといえば「少子高齢化=人口減少化」ではないでしょうか?多くの企業がこの来るべき環境に対してどうしていくかということを考えています。
このように各企業は社会という大きな土台の上に立っていて、社会環境と企業活動は密接な関係性を持っているといえるのです。
 
この土台をしっかり理解し、様々な社会のキーワードを把握したうえで業界・企業研究を進めることができたら、それぞれの企業の現状や動向を知る上での確固たる「裏付け」が可能になり、皆さんにとっての理解度はより強いものになると思います。
 
私は個人的に三国志の物語が好きなのですが、その中でよく「大局を知れ」「大局を読め」などというセリフが出てきます。
大局とは「物事の全体のありさまや、成り行き。大勢」を意味しますが、三国志でも世の中の全体の流れを知る者、読める者が勝ち残るという意味で使われています。
 
「いま社会では何が起こっているのだろう?これからどうなっていくのだろう?そしてこの流れはこの業界、この企業にどんな影響をもたらすのだろう?」
 
そんな視点を持って、ぜひ日頃から新聞、ニュースをチェックする習慣を持ちたいですね!

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こんにちは。

マイナビ調査によると19卒では実に78.7%の学生がインターンシップに参加したとのこと。
そして平均参加社数は4社、最も多い参加期間は1日型でした。

このようにいまは3月の就活解禁日前にインターンシップに参加するということが定例化していますが、皆さんはどんな目的や期待を持って参加しているでしょうか?

私も大学内で学生のインターンシップ応募に対するエントリーシートを添削する機会がありますが、志望動機を確認していて「おや?」と思う場面が今年多くありました。

本来、インターンシップとは就業体験を通じて業界や企業の業務や仕事そのものに対する理解を深める場であり、自分はそんなインターンシップにどんな目的を持って参加するのかということがインターンシップ特有の志望動機だといえます。
しかし、今年目立っているのはインターンシップであるのに、まるで就職のための志望動機のように、単純に「御社そのものに興味を持った理由」になっているということです。

おそらくそれが本音なのでしょう?

本来型のインターンシップで何かを学びたい、何かに対する気付きを促進したいというよりも、その企業に就職したいからインターンシップに応募する…
何を学びたいか?そんなのどうでもいいんです…
その企業に就職するためのインターンシップなのです…

決して皆が皆、そうではないと思いますが、皆さんはどうですか?

もちろん企業にもインターンシップによって自社を知ってもらい、自社の採用に役立てたいという思惑はあると思いますが、多くの応募者から参加者を決めるに当たっては、やはり志望動機における本来型の学びなどの「参加目的」を重視しているといえます。

【御社に興味がある】<【しっかりとした参加目的がある】

また、実際に参加したからといって、それだけで就職への道がつながったという安心をするのは禁物です。

私のいる大学の卒業生は、ある航空会社の企画系総合職に就職しました。
ここの冬のインターンシップにも狭き門を通って参加しましたが、参加者約20名が就職先としてもこの企業を志望するなかで実際に内定がもらえたのは20名中、本人も含めて2名。
インターンに参加できたらその企業への就職に絶対有利とはいえない実例だといえます。

20卒においては今までになく「インターンシップ!インターンシップ!」という声が聞こえてきます。

しかしこれは決して就職選考ではなく学びの場であるという本質は忘れないでいてほしいと思います。
その本質を理解できている学生が、実際にインターンシップの選考も通過し、参加中も主体的な動きを発揮できているように思います。

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