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さて、日本にさまざまな文物をもたらしてくれた渡来人。彼らはどうして大陸からわざわざ遠い日本までやってきたのでしょうか?
大体弥生時代が始まるのは、2400年ぐらい前だと言われています。このころ、中国ではずうっと大きな戦乱が続いていた時代だったのです。学校で習わなかったかな?春秋戦国時代という時代です。当時の中国は、今のヨーロッパみたいに同一の文化を共有しつつも多数の国家が存在する大きな文化圏だったとみなして問題ないでしょう。2200年前に秦の始皇帝がこの広大な中華文明圏を征服、統一しますが、2400年前というと中国にあった多くの国と国同士のバトルロワイヤルがより熾烈さを増していった時代でした。
司馬遼太郎の小説などを読むと書いてあるのですが(資料としては幾分微妙ですが・・・)、当時の戦争というのは本当にエグいものだったらしく、負けた国の運命は本当に残酷で、男はみんな奴隷になり女はみんな敵国の慰み者ということだったそうです。
そんなわれわれの想像をぜっする過酷な世界だった中国大陸、そこから多くの人々は救いを求めて、当時まだかなたにある辺境の島々だった日本や朝鮮半島に向かったのでしょう。国もなく、貧富の差もなかったといわれている縄文人たちは、そうした大陸からの移民によって農耕や文明を教えてもらったのだといいます。
ただ、コレには最近異説もあり、実は縄文末期から農耕が行われていたのでは?ということが近年言われています。しかし、研究論文の様に細部まで調査するのがこのブログの趣旨というわけではないので、ここでは教科書などで一般的に言われていることにそって、あくまで農耕のは始まりを弥生時代と定めておきます。
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