業界紙記者 木村隆氏の兜町発・銘柄発掘レポート

兜町業界紙記者35年の「木村隆」が送る銘柄発掘レポート

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…前日16日の相場…

日経平均1万2760円(+6円)。
日経平均先物1万2730円(―30円)。
売買代金2兆1075億円。
売買高19億470万株。


…本日17日の相場…

ニューヨークダウ1万1239ドル(+276ドル)。
ナスダック指数2284ポイント(+69ポイント)。
CME日経平均先物1万3005円(前日大証1万2730円)。

米国株式市場が鋭い切り返しを見せた。
原油安とSECによるカラ売り規制が効いたようだ。

SECのカラ売り規制の対象銘柄はファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)のほか、シティグループ、メリルリンチ、リーマンブラザーズなど大手金融19銘柄に拡大した。
みずほFGも含まれているというから本日も同社の株価押し上げ要因になりそう。

財務省、FRB、そしてSECと、連携しての措置が取られており、政策当局の金融システム不安回避への強い意向が読み取れる。

日本でも過去のカラ売り規制はそれなりの効果を表した。
金融システム不安が激しく市場を揺さぶっていた1998年10月23日に直近公表価格未満での売却を禁止した。
要は値段を下げるカラ売り禁止で、日経平均は1万2787円から2000年4月の2万833円まで上昇した。

2回目は2002年3月6日にカラ売り明示義務の強化が実行された。
この時は4月に7603円という歴史的な安値の直前。
この時も7603円から2007年2月の1万8300円まで大きく上昇した。

今回のカラ売り規制はファニーメイなど2銘柄でなく銘柄を広げて実施したことで、それなりの効果が期待されそうだ。

その一方で原油市況が急落している。
2日間で10ドルもの下げだけに、相場的にはかなり傷ついたといえる。

今後高値で大量に待ち構える戻り売りを吸収していくだけの買いパワーが残されているか、やや疑問と思う。
原油が下がればドル強調の流れが予想され、国際的な資金の流れに変化が起きる可能性が出てきた。

騰落レシオの25日移動平均線は再び68%台にまで低下してきた。
明らかに底値圏。
米国株高を受けた本日の相場でどこまで飛距離を伸ばせるかがポイントになる。



…本日の注目銘柄…

マルハニチロHD(1334)=底値圏離脱の兆候を強めてきた。
15日、全国で一斉休漁が実施された。
これは今後継続の可能性もある。
燃料の急上昇、世界的な魚価高など、魚は養殖の有利性がクローズアップされてきている。
160円台のもみ合いが煮詰まっている。


大成ロテック(6505)=絶好の買い場を迎えている。
同社特殊舗装工事の施工を行なっているが、保水性舗装のクールロードは、降雨後は通常のアスファルト舗装より日中15度から20度程度路面温度が低下する効果がある。
ヒートアイランド関連として見直し人気を集めそう。
日証金では株不足状態となり、仕手人気も高まる方向にある。

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