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こんにちは、ゲストさん
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以前にFender社のテレキャスターについて記事を書いた事があるのですが、
その時にBodyの材質の音質への影響の重要さを書きましたが、
これがなかなかに入手するのがムズカシイ。ネット上では現物の
木目や色合いを判断する個別の写真や一番大切なボディーの
重量などの表記されていない事がホトンドで、なかば諦めて
おりましたが、その辺のニーズを感じて海外のギター材料メーカーの
何社かは対応するようになりました。その中の一つ
Warmoth(ワーモス)のサイトを週に一度は確認する事が習慣に
なっておりました。 私の理想とするテレキャスBodyの特徴を書いておきます。
!、まず最初はBodyの材質です。これは今まで名器と言われる
テレキャスのすべてがスワンプ.アッシュと言う木材ですので
選択の余地はありません。
2、次に重要な事はそのBodyの重量です。ワーモスのサイトを
見ているとボディーの重量も1.4kg〜2.3kgとさまざまで、
私が望む重量は1.6kg前後のものです。
3、最後は木目の出方ですが、弦振動がボディーに最初に伝わる
ブリッジ部分、つまりボディーセンター部分からボディーサイドにかけて
グラデーション状に徐々に木目の間隔が広くなっている事。
それとこれは音質には関係ないのですが、見た目に綺麗な
木目の入り方も仕上がりを考えると重要ではありますね。
随分と時間が掛かってしまいましたが、先日ようやく納得できる
Bodyに出逢えました。材、スワンプアッシュ、重量. 1.56kg
木目の入り方も申し分なし。先週木曜日に自宅に届きました。
予定の決まった製作ではありませんので、時間をかけて構想を
固めてゆきたいと思います。
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長々と書いてきましたが、”こんな記事読みたく無いワイ!”
お叱りの声も無く、本日メデタク、実際のテレキャスター
調整のはこびとなりました。ディープな趣味にお付き合い
くださり、感謝に堪えない泥亀でございます。
前回の記事にありますように、サドル後の弦の折れ曲がり角度を 小さくするとクッキリ、ハッキリのテレキャスター本来の
サウンドが出てくると言う事なんです。ではどんな方法で
今、お使いのテレキャスターの折れ曲がり角度をキツクするかの
方法を書いていきます。方法の基本はサドルの高さを
より高く出来るか?に絞ってお話します。サドルが高くなると
おのずと折れ曲がり角度が小さくなるのですが、そうすると
弾き易く調整した弦高が一緒に高くなって弾き難いギターに
なってしまうのです。いかに弦高をそのままにサドル高だけを
上げるかが勝負です。
その1 ネック取り付けのポケットに1mm厚の白木の板を挟む。
テレキャスターはネックの取り付け角度がありませんので
挟んだ板の厚み分だけ弦高を(サドル)上げる事が出来ます。
実際の弦高は今まで通りです。
その2
テレキャスターのブリッジ部分が接するボディー部分を
1mm掘り込む。当然ブリッジ全体が1mm沈みますので
サドルを1mm上げる事が出来ます。しかしこの作業は
専用工具も必要ですし後戻りの出来ない改造ですので
お勧め出来ませんがネックとボディーの段差も変化無く
ピックアップなどボディー上の凸凹が少なく仕上がり
ますのでルックス的にはスマートな仕上がりとなります。
いつものヘタクソな図面。ゴメン
その3
ネックポケットの底面に傾斜を付けて、ネック取り付け
角度を付ける。ボディーのネックポケットエンドを0.5mm
下げてネックポケットフロントピックアップ側はそのまま
ネックがブリッジ方向に対して高く傾斜します。ポケット上部を
0.5mm下げるとサドル部分でほぼ1.5mmサドルを上げる事に
なります。この加工が一番簡単そうですが、ネックとボディーの
密着面に隙間を造らないように加工するのは慎重な作業を要します。
#注意点# 普通テレキャスターのサドルは指板のアール加工の加減で
3&4弦が一番高くなっているはずです。そのサドルをもう1〜1.5mm
上げる事が出来る余裕が有るのかどうかは事前にチェックする事を
忘れないでください。1,2,5,6弦に余裕があっても
3,4弦には余裕が無い場合があります。特にカスタムショップ製
などはココでお話したテレキャスの音質の仕組みを当然、熟知して
おりますので最初からサドル高は高くなるように作っている事が
多く余裕が(調整の余地が)ないモノがあります。
人間のクズが考えている事ですから、改造は自己責任で宜しく。 新しくテレキャスターを購入する場合のポイント。
1、弦高が正常(普通に弾き易い状態)でサドルが出来るだけ高い位置のモノ。
2、アンプを通さずに生音で弾いてボリュームの大きいモノ。
テレキャスターに関しては以上の2点が他のギターとは違う
大きなポイントになります。
追記。
このテレキャスの記事を書きました目的、意味を是非多くの方に
知っていただきたく追記をします。みなさんご存知のYou Tubeにて
ロイ.ブキャナンのメシアのライブ映像を見る事が出来ます。
私の目標とするテレキャス独自の音を聴く事が可能です。
勿論、ロイ自身の技術と命の結晶の音ですが、テレキャス芸術の
ひとつを是非ご覧(お聴き)ください。この映像のテレキャスこそ
ロイ.ブキャナン、ダニー.ガットンの自殺を見届けた現物です。
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自作、テレキャスター ”メッシーナ”
テレキャス今回の記事は、テレキャス独特の音質を決定付ける
ブリッジの設計&構造の説明です。テレキャス独特の
音質を生かすも殺すも実はブリッジの調整セッティングに掛かっています。
どれほど良い材質のテレキャスでも素晴らしいピックアップでも
調整が不十分ではポテンシャルを引き出すことは出来ません。
逆にボディーの材質がイマイチでも調整次第で見違える音色、鳴りに
変ります。これはあくまでも私個人の私見ですので、くれぐれも
真に受けないように。
テレキャスターの特徴である高音のヌケの良さは半面イタイ音質 でもあるのですが、それを美味しい高音に変えてくれるのが
スワンプアッシュの大きなメリットです。倍音が増える事で
キツメの高音をヌケはそのままに柔らかいモノに変えてくれます。
しかし調整を間違うと寝ぼけてヌケの悪い、テレキャスを選んだ
意味の無いモノに終ってしまいます。ご自身でお持ちの
テレキャスターの音質を充分把握して調整の効果をご自身の
狙った音質の方向に導いてください。柔らかめの音質のテレと
硬めのキツイ高音のテレでは調整が逆方向になります。
スワンプアッシュボディーのテレは柔らか目の音質のモノが
多く、アッシュ材の重めのボディーのテレは硬めの音質の
モノが多い事が一般的です。
その1 ペグ(糸巻き)について。 今までにも何度かペグ(糸巻き)について記事にしてきました。
重量の軽いペグを使うと高音のヌケが良くなり、ギター全体の
音質バランスも少し高音寄りになります。エレキギターの場合、
ソロ演奏と言う事はほとんど無く、バンドの中での演奏に
なる訳ですが、そうなるとベースギターやバンド全体の関係で
エレキギターの5、6弦の音の必要性が薄れてきます。逆に
邪魔になることさえあります。キース.リチャーズも
テレキャスを使う場合、チューニングの事もあり、6弦は
外して演奏しています。もちろんコレは極端な使い方ですが、
テレキャスの美味しい高音をより一層生かす使い方でも
あるのです。テレキャスの場合には、その特性を発揮させる
ためにも、なるべく軽い重量のペグを使う事をお勧めします。
やはりオリジナルテレキャスターに標準で使われている、
クルーソンデラックスがベストマッチと言えると思います。
その2 ギター弦、裏通しの意味
テレキャスターの弦はボディーの裏側から通して表面に出ています。
一時期ブリッジ下側に通すタイプに変更になりましたが、
音質的なメリットを優先して加工、製作に手間が掛かり、
また、ユーザーに取っても弦交換に手間取るボディー裏通しに
戻しました。では弦裏通しの音質的なメリットとはなんでしょう?
ヘタクソな図面でスイマセン。上の図は弦をブリッジ後で止めた
場合とボディー裏側に通した場合を書いてあります。両者の違いは
サドル後の弦の折れ曲がる角度にあります。
この角度はテレキャスに関わらず、全ての弦楽器の音質を
決定付ける重要なポイントですので、憶えておくと他のギター
ベースなど全部に応用出来ますので損はありません。
この角度がキツイと音質は硬く芯のあるハッキリとした音質に
なります。エレキで言いますとフロントピックアップの音が
リアピックアップの音に変っていく様な変化をします。
それに伴い弦のテンションも高くなります。逆に角度を広げ
ますと柔らかい印象の音質に変ります。メリットとしては
サスティーンが少し伸びるようになるのと弦のテンションが
下がりますので弾き易くなります。アコースティックギターで
表現すると角度がキツイとブリッジ寄りで弾いた音質、
角度は広いとネック側で弾いた音質と言う感じです。
この角度の調整でテレキャスに関わらず、いろんな調整が 可能になります。
1、音質を硬め柔らかめに変える事が出来る。
2、弦のサスティーンを調整できる。
3、ギターの弾き易さ(弦のテンション)を調整出来る。
アコースティックギターの弦を止めるピンの穴には丸い穴だけの
モノと、弦のミゾを切ったモノとがあります。このミゾの
理由は弦を固定する為では無く、これもサドルと弦の折れ曲がり
角度を少しでも小さくしてクッキリ、ハッキリした、
よりブライトな音色にする為のミゾなんです。
2mmか3mm程度の移動ですが、たったそれだけの違いで音質には
大きな違いをもたらします。ほんの数度の角度の違いで
音質や弾き易さに違いが出てきます。ユーザーでも
簡単に出来る音質変更可能な部分です。
長くなりましたのでテレキャスの実際のブリッジ調整は 次回にします。この弦の折れ曲がり角度の理屈だけ憶えていて
ください。
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前回に続き、テレキャスターについて私の理解している範囲で
材質面からテレキャスターの音質についてのお話です。
お断りしておきますが、私の単なる私見で、根拠がある訳では
ありませんので、あまり真に受けないほうがよろしいかと存じます。
なんせ”人間のクズ”ですから。
前回お話したようにテレキャスターと言うギターはシンプルな 構造でタネも仕掛けもありません。ピックアップの性能(特質)と
ボディーの材質による違いがほとんどで、発売当時のテレキャスターも
今現在、販売されているテレキャスターもウン百万円するモノも
オークションで¥5.000のモノも、大雑把に言えば音質的な
違いはボディーの材質とピックアップの違いです。
ただ、ピックアップに関しては製造年により随分と音質や
バランス、出力などに違いがありますのでピックアップに
関しては今回、スルーいたします。前回ご紹介したミュージシャンも
ボディーはかなり古いモノをお使いですが、ピックアップに
関しては自身の好みのモノに交換されている方がほとんどです。
古いテレキャスター(50年代)のボディーはスワンプアッシュと言う
木材を使っています。60年代前ころから普通のアッシュに代わって
いくのですが、音質が随分と違っています。アッシュは白木で
木目のハッキリした木材で日本のトネリコと同じ種類で野球のバットは
ほとんどアッシュ(トネリコ)です。スワンプアッシュも
見た目は普通のアッシュと同じなんですが、重さ(比重)が随分違います。
アッシュとは生育場所が違い、湿地帯で育った南米産の物が
多く使われました。生育場所の関係で、スワンプアッシュは導管が太いので
そのぶん木自体の繊維分が少なく乾燥するとかなり軽くなります。
普通のアッシュで作ったテレキャスのボディーだけの重量が
1.8Kg〜2Kgに対してスワンプアッシュは1.2Kg〜1.5Kgくらいと
かなりの差です。私達が良く耳にするテレキャス独特の高音の
シャープで輪郭のハッキリしたペキペキサウンドはアッシュの
材質に寄るところが大きいのです。スワンプアッシュの音質は
アッシュの持つ音質に加えてボディー内部の空気層がもたらす
倍音成分とレスポンスの良さ、高音のヌケの良さが加わります。
アンプを通さずに生音で弾きましても空気層の多さから、スワンプ
アッシュの方が、かなり音量があります。テレキャスの銘手、名人と言われる
ミュージシャンが使っているテレキャスもほとんどコノ
スワンプアッシュボディーであることが多いのです。
次回、テレキャスターの構造的な部分についてお話します。
スワンプアッシュのボディーである事を前提の調整、改造なども
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