Martin Guitrについて

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     さて現在のマーチンですが、レギュラーモデルと

     新しい素材や未来を予測した挑戦的なモデル、

     有名ミュージシャンのネームを冠したモデル、

     歴代の評判の良い年代のモデルの復刻タイプと
    
     大きく分けて4つのラインナップで製造販売されている様です。
 
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  ギター用の木材の枯渇は材によっては深刻で、新しい素材への

   挑戦は余裕のある大きなメーカーの使命でもあり賞賛に値する事だと

   思います。ミュージシャンモデルも歴代の復刻モデルも販売戦略上、

   有効でかなりの品質、音質を保っていますが、その法外なプライスには

   大きな疑問符が付きそうです。売れているのですから適正な

   値段と言えるのでしょうけれども、、、、、、、
 
 
 レギュラーモデルに関しては私個人の考えでは必要性が

  あまり感じられません。この価格帯であればハンドメイドの

   他のメーカーや個人製作者のギターに優れたギターが

   たくさん溢れています。信頼度や安心感には不安も

    ありますが、真っ当にに作られたギターであれば

   修理や復元は普通のリペアーショップでもさほど難しい事でも

   ありませんので私ならば評判などを調べて現物を試奏して

   選びたいと思います。
 
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    難しい選択ではありますが、ギターは普通の工業製品とはいささか

       違う”楽器”であり、芸術作品を産み出すものであり、

        ギター自体が芸術作品とさえ言えるものです。

   その魅力を表現出来るノウハウをシステムとしてさえ

    確立したマーチンには、その全てを活かしたモデルだけの

   製作に集中して欲しいものだと切に望みます。

   往年の復刻モデルにはソレが充分反映されているのですから.

   全てのモデルをそのグレードで少しでも多く製作出来る

   システムの構築に全力を投じていただきたい。それを

     レギュラーモデルとして、その価格に収める事こそがマーチンの

   使命であると思うのですが。
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    (0−28)
 
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        (D-28 CW)
 
     設計の古い、0、00、000モデルと比較的新しく、現代的な

     音質のドレッドノートモデルではボディーの幅だけでなく

     基本的な設計が違っている事を強く感じます。
 
      0番タイプのギターは横板、裏板の厚みが厚く、出音が

      より前に出る事を目的に造られている様に思います。

 
    同じギターを自分で演奏しながら聴く音質と演奏者の前で聴く音質の

     大きな違いに驚くことが多いのです。P.Aの無かった時代に

     作られたギターの宿命として、より聴衆に届く音量、音質である事が

    重要であった事がその理由だと思います。基本的にクラシックギターも

    その様な設計ではないかと考えています。
 
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  演奏中のギターを真上から見た状態。白い部分が
  0、00,000、D-45の音の広がり方(勿論、イメージとして)
 
 
 
 
  その延長線上にあるドレッドノートもより生音の大きさ到達性を目的に

   開発されたモデルですが、これ以上大きなボディーになりますと

   使用材質を変更しないと高音と低音のバランスが取れなくなる

    ギリギリのバランスで成り立っているのです。ボディーの大きさが

    大きくなり材質の厚みなどが同じであれば、その強度は当然

    落ちる訳です。45を除き他の

     ドレッドノートの各モデルは裏板、横板共に0番タイプの

   小さなボディーのギターと同じかより薄い板が使われているので

    不思議に思っていました。

 
    その秘密は弦振動を上手くコントロールして弦の振動をボディーの

     回り全体に響かせて減退させる事で弦の振動エネルギーを

    逃がしているのではないかと考えています。それが音質の差でも

     あり、また演奏者が聴く音質と聴衆が聴く音質との差が少ない

     ドレッドノートの基本的な設計ではないかと考えています。

     そして最上級モデルの45はドレッドノートモデルで

      あっても0番タイプの設計にしてある様に推測します。

      D-35も少し近い設計でしょうね。
 
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   ドレッドノートモデルのギターの音の広がり方
 
 
 

   ドレッドノートの大成功はマーチンにすれば運の良い結果論で

    あったのでしょうが、

   その音響的な理屈を研究して音質の変化をコントロール出来るまでにした

    マーチンの努力こそが今日のアコースティックギターの基本であり

    最先端でもある地位を確立している理由でもあると思います。
 
 
 
 
 
 
    アコースティックギターは天然素材の木材で作られていますので、

    各パーツの個体差が大きく、同じ機種であっても同じ音には

    なりません。各モデルの音質に関して申し上げて来たのですが、

    これは全体としての大まかな傾向と思って解釈いただければ

    幸いです。D-28に近い音のするD-45もありますし、ブラインド

    テストでD−28とD−35を正確に聴き分ける事も難しいと
    言えると思います。0−18と00−18の聴き比べも同様です。

    機種の違いも大きいのですが、それにも増して各材質の

   個体差の方が大きいのです。ですのでアコースティックギターの

    購入に際しては実際に現物を弾き比べない事には

     これほどの対価を支払う意味がなくなってきます。

 勿論、コレクションや投機目的の購入の場合はその限りではありません。
 
 
 
   この項からは個人差のある主観的な音質に関してのコメントが
   入りますので始めにお断りしておかなくてはいけません。
   以下に書いた文章はあくまで私個人の拙い経験や憶測からの事であり、
   確実な実証が揃っている事ではありません。
   今現在、私が感じているMartin Guitarの各モデルに関する
   私個人の主観であります。人間のクズの言う事ですので、
   真に受けてはいけません。
 
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  (マホガニーの裏板、)
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  (ローズウッドの裏板、横板)
 
 
    ボディーサイズにより、0、00、000、ドレッドノートなどが

     あることを前回書きましたが、その後ろに番号が入ります。

    基本的な数字は 18、28、35、41、45の5種類ですが

   それ以外にも16、17、21、42などイレギュラーな数字のモデルも

    存在します。

0−18  00−18 000−18 D-18    (35に関してはDモデルしか
0−28  00−28 000−28 D-28     見た事がありません。また、
                 D-35     41の0,00,000モデルも
                 D-41     ほとんど見掛けません。)
0−45  00−45 000−45  D-45
 
番号の違いは横板、裏板の材質の違いや装飾の違いが外見上の大きな違いに
なりますが、出音や重量から裏板、横板、表面板の厚み、木目の取り方
にも違いを感じます。
 
 
 
18モデル、表面板は基本的にスプルース(カエデ)で全モデル
     共通ですが、製造年代や機種によって産地や木目の
     違いも感じます。
     18に共通する他のモデルとの一番大きな違いは
     横板、裏板が比重の軽いマホガニーである事が
     挙げられます。出音にも大きな特徴があり、
     軽やかで反応の良い全体的に高音寄りのブライトな
     音色になります。
 
 
28モデル、横板、裏板の材質がローズウッド(紫檀)になります。
     裏板は2枚接ぎ。
     マホガニーに比べ比重も重く、音質も重厚で強い
     ピッキングにも応えてくれる、より演奏の幅が広く
     メリハリの利いた演奏が可能になりますが、現在の
     様なエレキバンドの中での演奏では意外に音が埋もれて
     しまう事も多く、マホガニーボディーのギターとは
     一長一短あります。生楽器だけの演奏ではこのモデル
     ならではの主張の雄弁さは特筆ものです。
 
 
35モデル、このモデルは比較的新しいモデルで1970年頃から使われ
     出した番号で古くからのモデル、0,00,000などでは
     お目にかかった事の無い番号です。28同様ロースウッドの
     横板と裏板ですが裏板が3枚接ぎになります。外見的には
     35以上の数字のモデルには指板の横に白のバインディングが
      入ります。 
     私見ですが、裏板、横板の強度、表面板のシェイプに
     28との違いを感じます。基本的には28同様の音質ですね、
     ローズウッドモデル全体に言える事ですが、演奏の
     誤魔化しが出来ない正確な演奏が求められる感じです。
     ローズウッドの強度が高く粘りがありますので、
     より強いピッキングにも応えてくれます。マホガニー
     では一定の強さ以上に強く弾いても音が飽和状態になり、
     濁った音質になる事が多いです。
 
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         (D-35モデル)
 
 
41モデル、これも私の私見ですが、材質や設計は28に近い設計の様な
     気がします。装飾類がメキシコアワビなどをふんだんに
     使い、ゴージャスなルックスです。
 
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       (D-45ネックジョイント付近)
 
45モデル、41同様装飾が綺麗な最高級のモデルです。横板、裏板は
     ローズウッドですが、他のモデルに比べて厚めの材を
     使ってるようです。演奏者が聴く音質とその前で聴く音質が
     随分違っています。また重量も重いですね。
     ドレッドノートに関しては
     裏板、横板の材質がローズウッドにも関わらず、
     軽く爪弾いても独特の綺麗な音質が際立ちます。
     勿論、強いピッキングでのレスポンスも申し分ありません。
     また、表面板に関してもより柾目の通ったスプルースが
     使われる事が多いモデルでもあります。
 
イメージ 4
 
   今回もネット上から綺麗な写真、拝借いたしました。感謝いたします。

     

Martin Guitarについて No,1

 
イメージ 1
 
                     マーチンギターの基本的なモデルは
 
0 (コンサート、モデル)シングル オー
00 (グランド コンサート、モデル)ダブル オー
000 (オーディトリアム、モデル)トリプル オー
 D (ドレッドノート、モデル)の4タイプですが、

  ボディー幅の一番広い部分の幅の大きさ順に並べて書いてあります。
 
   上に挙げたモデル全てに共通してボディーとネックの接合箇所が

    12フレットモデルと14フレットモデルが存在します。

   ですので、同じモデルネームの Martin 0−18でも全然違う形の

   ギターが2種類存在する訳でドレッドノートでは

    12フレットジョイントをスタンダードの頭文字 Sを型番の

   後に表記して、D-18 S と表記しますが、0、00、000には

   何の表記もありませんので注意が必要です。
 
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(12フレットジョイントモデル)
 
 基本的に12フレットモデルはネックがクラシックギターと

   同様でヘッドや指板の形状もそれに習って出来上がっています。
 
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     よって各弦の間隔も広めでハイコードの押さえ方もクラシック

     ギターの基本に沿った人差し指でセーハする押さえ方になり、

     そのルックス同様、クラシックギターからの延長線上の奏法に

     向いたフィンガーピッキングに重点を置いたタイプのギターに

     なります。
 
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(14フレットジョイント仕様、左から、0-18,00-18,000-18、D-18)

    それに比べて14フレットジョイントのギターはよりハイフレットでの

      演奏を可能にした事に加え、何よりもナット部分での指板幅を

      狭くする事でより自由なコードの押さえ方や演奏方法を可能に

      してギターをより庶民的な楽器にする事に貢献したと言えます。
 
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     この二タイプのギターは見た目も演奏性の違いも大きく、
      私自身も14フレットジョイントのギターでなければ多分

       スグにギターの演奏をやめていたと思います.。
 
 
   ネット上での写真拝借。お許しください。

Martin D-45 Replica

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 第二次世界大戦前のMartin, D-45の音質的な
 
レプリカを製作するのが今のところの私の目標で
 
D-18,D-28に関しては
 ほぼ納得のいく結果を得ました(自分の耳での
 
判断ですのでイイカゲンですが。)
 
 
 
 
 
  装飾以外、木材の材質、寸法はマッタク同じD-28とD-45.何処がいったい
 
 違っているのかを探り続けてきました。その間に今現在望みうる
 
    最上級の(戦前のD-45と同程度の)材料を確保してもきました。
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    何本かのD-45(戦前ではない)の寸法も各部分、計り、試奏も
 
 機会ごとにしてきました。資料や文献はあまり無く。アーヴィン
 
   ソモギ氏の記事や、愛媛県のシーガルギターの塩崎氏の記事などを
 
   参考にしながら自分なりに、”これなら”と言えるとこまできましたので、
 
     今から3年ほど前に製作に取り掛かり,ほぼ完成し塗装の
 
 段階まで出来上がったのが2年前でした。
 
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    D-45の派手なルックスは苦手ですので、見た目はD-28で、
 
     ヘッドのロゴだけD-45と同じものに決めていました。D-45が
 
     1968年に再生産される前にMartinでも特別なインレイを入れる
 
      事があり、私が作るこのタイプも、ごく少数ながら実在します。
 
        つまり、音質はD-45で、ルックスはD-28と言う事です。
 
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    ニール.ヤング所有のD-28、ヘッドのロゴがD-45タイプ。
 

     私なりに考える、D-28とD-45の違いを書き出してみました。
          (始めにお断りしておきますが、この記事で取り上げるD-45は
    ドレッドノートモデルで14フレットジョイントのモデルに 関しての事です。)
 
 1、まず、各寸法を測った段階で判ったことは、他のドレッドノートとは
   指板周りのインレイを綺麗に見せる為にD-45だけ、サウンドホールの
   位置が3mmほどブリッジ寄りに近づいています。
イメージ 6
 2、表面板、サイド、バック共に柾目の材を使っている割合がD-28に比べて
   D-45の方が多い。
 
 3、表面板の塗装のクラックの入り方がD-28はクモの巣状に
   入っているのに比べ、D-45は木目と平行な縦のクラックが多い。
   (表面板の厚さは均一ではなく、ギターの外周ほど薄くなる
   モノが多いのですが、D-28はギターのサウンドホールから
   下の丸い外周全体が少し薄めに削られている様です。それに比べ
   D-45は、表面板のサイド部分のみが薄くなっていると
   考えています。この設計はMartinのコンサート.モデル(O)
   及びグランド.コンサート.モデル(OO)と基本的に同じようです。)
 イメージ 7  
 イメージ 8
   D-28、斜線の部分の表面板が薄い。 同じくD-45、サイド部分が薄い
 
 
4、D-28とD-45を手に持ってみると、歴然と違う重さにまず驚きます。
    ギターの構造から考えますと、これはサイド、バックの板厚の
     違いである事が判ります。D-28に比べてD-45はサイド、バックの
   板厚が厚いと思われます。細かいトコは省略しますが、重量差
  から見て、サイド、バックの厚さを決定しました。
   (あくまで、私の個人的な考えですのでアシカラズ。)
 

 仕様
    表面板・・・・・・・・アディロンダックスプルース 柾目 厚さ2.5mm
 
    サイド、バック・・・・ハカランダ 柾目 厚さサイド2.5mmバック3mm
 
    ヘッドベニア・・・・・ハカランダ 柾目 Martinバーチカルロゴ
 
    ネック・・・・・・・・マホガニー
 
    トラスロッド・・・・・Martinタイプ、両脇にカーボンロッド埋設
 
    指板・・・・・・・・・エボニー
 
    ボディーインレイ・・・・・ヘリンボーン
 
    指板インレイ・・・・・・・キャッツアイ&スノーフレイク
 
    チューナー(ペグ)・・・・・ウェヴァリーオープンタイプ
 
    ブリッジ・・・・・・・・エボニー
 
    サドル&ナット・・・・・・・アイボリー(ロングサドル)
 
    ブレーシング・・・・・・・アディロンダック、フォワードシフト

                 スキャロップ エックス、ブレーシング
 
 
 本物のD-45に比べて、表面板は少し薄くしてあります。出来上がって
 スグから良く鳴るようにしました。もちろん塗装も必要最低限の
 薄さに仕上げます。ネックのジョイントは、ボルトオンタイプと
 します。(完成後の調整、リペアーがとてもし易い)
イメージ 9

 今現在でもブリッジさえ仮接着すれば、音質の確認は出来るの
  ですが、楽しみは後に取って置きましょう。何とか年内完成を
  目指しておりますが、さてさて、、、、、
 
 
 
 

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