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以前ビートたけしのアンビリバボーで蜂谷弥三郎さん、久子さん、クラウディアさんの3人の運命が紹介されたのを見た人も多いと思います。
私はすでに8年も前に日本海テレビのドキュメンタリー番組を見てこの実話を知っていました。
「引き裂かれた家族」というタイトルでした。
そしてその後の続編で「クラウディアの祈り」さらに「クラウディアからの手紙」と第3弾まで全て見て全容を知っていました。
こんなすごい実話が何年も後になってアンビリで紹介されます。
その後フジTVで二夜連続ドラマとして放送され、2006年には本がリニューアル出版されます。
さらに日本制作のこのドキュメント番組はロシアの国営テレビでロシア全土に放送されて、新聞にも大きく取り上げられ大変な話題になったそうです。
2005年にはロシアの有名な映画監督が、その後の蜂谷夫妻のドキュメントを収録するため来日しています。
クラウディアさんもある企業の招待で2003年初めて日本訪問を果たし、2006年に再来日しています。
この物語は、朝鮮へ出兵していた弥三郎さんが、終戦直後スパイ容疑でロシア当局に逮捕され、さらにシベリアへ抑留されたあとKGBの監視下で50年近くロシアで生活します。
ソ連崩壊後やっと手紙があるルートを通し妻久子さんの元へ届きます。
全てはこれがきっかけで、すでに戦死したと思われていた弥三郎さんに娘の久美子さんがロシアまで会いに行きます。
第一弾は再会を果たすまでの記録映像でした。
しかし弥三郎さんはロシア女性と既に結婚していて37年間一緒に暮らしています。
そこへ日本の妻久子さんが出現するわけで、一体この物語はどうなっていくのか興味深々でした。
半年後、第二弾のドキュメントが放送され、3人の運命が決まっていきます。
弥三郎さんは、今更日本に帰る気はない、何も心配しなくていい、とクラウディアさんに言っています。ドキュメントでは2人が話合い悩む様子も映し出されています。
ところが最後はなんとクラウディアさんの勧めで迷いに迷った挙句帰国することになっていきます。
久子さんは以来ずっと結婚せず、50年待ち続けてきました。
久子さんは弥三郎さんがロシアで結婚している事を娘の久美子さんから聞かされており、会うことをあきらめていたところ、突然弥三郎さんが日本に帰国する決心をします。
そして2人は鳥取駅で50年ぶりの再会を果たします。
この様子はフジTV二夜連続ドラマ「50年の時を越えた運命の愛」のラストシーンでも実写が一部放映されています。
私が一連のドキュメント放送で一番感動したのが、娘の久美子さんが最初にロシア訪問して日本に帰国するとき、父親がロシアで元気に暮らしていたので空港で明るく振舞っていました。
しかしクラウディアさんは明らかにこのときすでに自分の運命を見越していた様に映っています。
結果の通り数奇な運命を経て現在蜂谷夫妻は鳥取県に住んでおられます。
ロシアでの弥三郎さんはなんでも出来る人で電気修理、建築,理容などもこなしクラウディアさんと共に、誰からも信頼され、尊敬されている様子がドキュメント放送ではよくわかります。
そして、多くのロシアの友人がTVドキュメントに登場しています。
弥三郎さんが帰国後、クラウディアさんから毎日のように手紙が来て、内容を本人が読むシーンもあり、
弥三郎さん曰く「私はクラウディアのことを涙なくして語ることはできません」さらに、
「日本で幸せに暮らせば暮らすほどクラウディアのことを思い胸が締め付けられる」
とコメントしていました。
しばらくして、クラウディアさんが体調を崩したことを知った弥三郎さんはロシアまで飛んでいきます。
ロシア到着後、深夜にもかかわらず多くの友人が集まり、クラウディアさん宅で歓迎会が開かれます。
この様子はドキュメント最後の放送「クラウディアからの手紙」で放送されています。
何日か滞在して再び別れのシーンがありました。
お互いこれが最後になる、と黙っていてもわかります。
4時間ドラマでもこのシーンには力を入れてたように記憶しています。
ドキュメントでは別れの全てを撮影した映像が流れます。
ハバロフスク駅で最後の別れです。
列車に乗り込んだ弥三郎さんと窓の外に立つクラウディアさん。
世界中のどんな名作映画をも凌駕するシーンでした。
二人とも列車の窓を隔てて立ち、同じように祈るように両手を握りしめ額に当ててます。
映画などまるで比較にならない超感動シーンです。
その後、このドキュメント番組は数々の栄誉ある賞を受賞しているようです。
ちなみにこの本の著者である村尾靖子さんは取材で帰国後の弥三郎さん宅やロシアのクラウディアさんに会いに行ってます。
著者はロシア到着後ハバロフスク駅でクラウディアさんに会うなり突然涙を流し、彼女に抱きつきます。
逆にクラウディアさんに励まされています。
それら一連のシーンは全てドキュメントで放送されています。
余談ですが、4時間ドラマではラストシーンで突然、ビートルズのロングアンドワインディングロードが一曲まるごと流れ、再会や別れの実写が一部映しだされました。
4時間ドラマでは見て感動したのはそこの部分だけです。
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初めまして、
私もこのドキュメントTV見ていました。ロシア人の気持ちが良くわかり泣いてしまいました。ノンフィクションに勝るものは無いですね。
お立ち寄りありがとうございました。これからもロシアの生活を時々書きます。お立ち寄りください。
2008/3/6(木) 午後 1:23
海外には台湾へ2回行ったきりで、興味のあるヨーロッパには行ったコトがありません。是非ロシアでの生活を紹介してください。
2008/3/6(木) 午後 6:36
読んでいて な、涙がぁぁ・・・
人の心の奥深いゆれがぁぁ・・・
テレビ観なくて良かった・・・
だめなんですよね、こうゆうのは・・・ワンテンポおいて内容を読んでもこれですから。うぅうぅ・・・泣けます。
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2008/5/3(土) 午前 11:22
PON24KOさん>ドキュメンタリー番組の中では最も感動したひとつでした。ロシア全土で放映されたそうです。内容もストーリーも驚きと感動でいっぱいでした。自分が7年前に見て感動した50年ぶりの再会のシーンは去年いろんな番組で紹介されたようです。
2008/5/3(土) 午後 10:49
わぁ〜文字が動いてる〜
ヘ(゜∀゜*)ノ
⌒ヾ(^-'*)傑作ポチっと
凄いですね〜!!kenjiセンセイ中々やりますね〜♪
そのタグをコピペしたら今度は
別のタグを作る時は動かしている文字の代わりに
顔文字を入れてみても面白いです^^
2009/2/24(火) 午前 0:56
Aloha! はじめましてPinともうします。
この、蜂谷久子さんは、小中学を通してお世話になった者です。その久子さんの同郷に生まれ、保健婦として働き、忘れられた花嫁として知らない者は居ません。当時は、かたくなに夫の生存の因汁変わり者と実際は、とても辛い思いと悲しい思いをされたようです。
TVで再会を見たとき、大変驚いた。だって、夢のような確信が実現できたんです。クラウディアさんも訪れたんですよ。私の誇りです。
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2009/4/8(水) 午後 10:44
ぴんさん>どうもありがとう〜^^。
そうすると山陰の方ですね。
このドキュメントは初回放送がもうかなり前でしたが記憶に残っていますね。
その後2回、3回目も見ましたが感動でした。
ボクも再会シーン見ましたよ。
クラウディアさんも訪れたのですね。
このドキュメントがあれば見たいですがないのでしょうね。
今日はありがとう〜^^。
2009/4/9(木) 午前 0:56
数年前に、このドキュメントを見ました。泣きながら。。。
続きがあったのですね。
kenjiさんの文章が、とても解りやすく素敵なので感動しました!
3人それぞれの立場。。。心が引き裂かれそうです。
胸が苦しくて、もう見れません(><)
でも、結末を知ることができて、良かったです。
kenjiさん!ありがとうございます。
『人生は、哀しいもの。。。』という私の好きなある本の一節を
想い出しました。
ポチン。。。!
2009/4/9(木) 午前 2:44
Aloha アゲイン
>このドキュメントがあれば見たいですがないのでしょうね。
写真はあるようです、三人川の字になって寝たそうです。
そして素敵なことは、三人それぞれ手を握りあって寝たんですよ。
クラウディアさんは天使です。また久子さんも何度も何度もクラウディアさんの手を握ってお礼されたそうです。
”他人の幸福の上に自分の幸福を築く事は出来ない”と、クラウディアさんは、結ばれたときから,この夫の故郷の妻に返すんだと誓ったことを、時を経て果たされました。平和な日本ではなく過酷なロシアに天使おられるんだと思いました。彼女の言葉は私のライフスタイルになっています。 ぴん
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2009/4/9(木) 午後 5:13
桜さん>どうもありがとう〜^^
あれ?辺コメ極端に遅くなってスンマソン。
顔文字もコピペで時々使っていますよー^^。
顔文字はさすがにコピペでないと難しいですー^^。
ポチありがとう〜^^。
2009/4/9(木) 午後 11:21
いこさん>どうもありがとう〜^^。
数年前?そうでしたか〜^^。
このドキュメントはかなり長期間にわたって撮影されてpart3までは見ています。
ドラマでも何度か見かけましたねー^^。
2009/4/9(木) 午後 11:26
びんさん>どうもありがとう〜^^。
3人で川の字、しかも手を握り合ってというのはちょっと感動ですねー^^。
「他人の不幸の上・・・」は過酷なロシアならではの名言だと思いますー^^。
2009/4/9(木) 午後 11:32
はじめまして、万祥といいます。
この話は数年前、テレビドラマで見ました! 戦争で引き裂かれた家族の思い、またクラウディアさんの深い優しさに涙、涙で見たように記憶していました。
その後どうなったのだろう???と気になっていたのです。
続きの話があるのを知り、読んでみたいと思っている所です。
今週、中学校で絵本の読み聞かせが有るのです。(読み聞かせボランティアをしています)
「小林豊」さんが絵を描いた絵本で、読み聞かせをしてきたいと思っています。
中学生の子供たちの心にどれだけ響くか分からないですが、人間の優しさを伝えられればと思っています。
kenjiさんの文章、とても分かりやすいので説明に使わせて頂きます♡
[ f1m*nac*g*2000 ]
2009/6/9(火) 午前 11:41
f1m*nac*g*2000さん>今日はありがとうございます。
すごく内容の濃いボランティア活動ですね。
真っ先に子供のころの紙芝居を思い出してしまいました。
紙芝居のおじさんが来るとすぐに子供たちが集まって来たものです。
今回は中学生とのことですが彼らもまた真剣に話を聞くだろうと思います。
まとまりのない可笑しなブログですが良かったらまた遊びに来てください。
なんか嬉しいですねー^^。今日はどうもありがとうですー^^。
2009/6/9(火) 午後 6:38
本当に感動しました。シベリア抑留がこれほど悲惨なものとはしりませんでした。クラウィアさんいつまでお元気でいてください
[ さと ]
2011/7/19(火) 午前 8:16
素晴らしい実話ですね。
ぜひ この本もどこかで探して読んでみたいです。
良い本のご紹介ありがとう〜♪ ポチ
[ pippa ]
2012/2/7(火) 午後 3:43