ノンフィクション
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黒猫一家を形成していた最後の一匹、黒猫母さんが一ヶ月ほど前から姿を見せません。 何歳だったのかは分かりませんが住み着く以前から見かけていたのでかなりの長寿のようでした。 かつて庭の倉庫で私の知らない間に何匹も子を生み立派に育て上げていた黒猫母さん。 我が家を終の棲家と決め、5年以上に渡り一度も家から離れることはなかった。 そして最後の姿は痩せこけ、毛は抜け落ち無残な姿になっていました。 それはもう6〜7年前の出来事。
久々に庭の倉庫を開けると一匹の黒猫が飛び出していき、足元には逃げ場を失った小さな黒い物体が左右に動いていました。
そして一年以上経ってその事をすっかり忘れていた頃、驚いたことに親子は再び庭の倉庫に戻ってきました。タワシほどの大きさです。 捕まえようとするとすばしっこく逃げ回るので面白くなって格闘していたらなぜか見当たらない。 その日の深夜、倉庫から飛び出していったと思われる母猫の大きな鳴き声で目が覚めました。 びっくりするほどの大きな鳴き声が一晩中聞こえてきます。 しまった!面白半分で小さな物体を捕まえようとしていた時、もしかしてオイラが踏み潰してしまったのか・・・? と、本気で思ってしまいました。 なんて事をしたんだろう・・・ せっかくわが家の倉庫に住み着いていた親子を蹴散らし離ればなれにしてしまいました。 当然のごとく彼らは家に寄りつかなくなり、見かけることもなくなった。 倉庫は隣家に接していて、隣家のおばさんが「あの猫たちはみんなケンちゃんちの倉庫で生まれた子だよ」って教えてくれた。 ボクは知らなかった。ただ夜中に倉庫付近でゴソゴソ音がするのは知っていた。
かつて捕まえ損なったタワシほどの子が生きていてこんなに大きくなっている!
おしまいに 当時、倉庫に住み着いた親子を意味もなく蹴散らしてしまったという罪悪感もあり、この衝撃は大きかったのです。 この時すでに黒猫3匹と白い子猫1匹という奇妙な野良一家が形成されており、この4匹はいつも一緒にいました。 この場所は彼らにとって故郷だったのです。 その後も彼らの棲家はしばらくは倉庫でしたが、家のガラス戸を少し開け自由に出這入り出来るようにしてあげたのです。 白い子猫が一番乗りで入ってきました、それに続いて黒猫たちも入ってきました。 最初は家の奥には入れないように日当たりの良い廊下と小部屋だけ提供しました。 気に入ってくれたのか家に帰ると彼らはいつもそこに居ました。 猫たちは薄暗い倉庫よりも、外敵のない家の中のほうがより安全で平和なことを知ったのでしょう。 野良猫の命はわずか4〜5年。飼い猫はその3倍以上だと聞きます。 どうせ短命な動物だし、家の敷地内で次々生まれたのならボクに出来ることはしてあげよう。 ボクがこの猫たちに愛情を持っていた理由の一つはそこの部分もあるのですが、本当の理由を正直に言うと、 あの時・・・倉庫の中ですばしっこくチョロチョロ逃げ回る姿がいじらしくて忘れられなかったのです。
肉Qは神からの贈り物とよく言われます。
昔、家で飼っていたシャムの肉Qはまさに神秘そのもので言葉では表現出来ません。 初めて味わうその不思議な感触には衝撃を受けたものでした。 今居るこの猫たちの肉Qはシャムとは感触が全く違うものの、昔飼っていたシャム を想い起こさせてくれます。 ブログ等の記事で拾った子猫を家に連れ帰る記事が多く見受けられます。 自分も随分昔ですが突如目の前に現れた子猫を手のひらに乗せて持って帰った事が ありました。 子猫の死亡率は非常に高いためか、今思えば偶然ではなく必然のような気がしてい ます。 不思議な事に彼らは連れて帰ってくれと云わんばかりに突如姿を現します。 先天的に虚弱な子猫は人前に現れて拾われ可愛がられるように神が遺伝子に仕掛け をしていると自分は思うのです。 2010年6月 一匹の子猫が破れた網戸から進入。すべてはここから始まります。 黒猫たちも入ってきて総勢4ニャン大集合。しかし戸の開け方を知らないので居間には入れません。 興味があるらしく毎晩覗き見をしていました。 |
コメント(11)
第一部 今日のニャンズかつて自分も知らない間に家の倉庫で子を産み立派に育てあげていた黒猫母さん。体格がよく元気いっぱいに育っていた子供たちはすでに皆どこかへ消えていきました。 当時はこの黒猫母さんだけが片目が潰れ食欲もなく病気だったようでした。 その後、完全に回復してこれまでずっと食欲も旺盛だったのですが先月頃から食欲がなくなり、毛はひどく抜け、殆ど家の中に居て毎日寝て過ごす状態。 しかし、今朝は珍しく庭に出ていました。 今日は小雨で少し肌寒かったせいか午後からは家の中でいつものようにおてんば娘と一緒に寝込んでいます。 おてんば娘は過去一度失踪しましたが二週間後にひょっこり戻ってきました。 「失踪事件」以来、夜は必ず家に居て黒猫母さんと一緒に寝ています。 これまでずっと病気もせず今も頻繁に外を出歩き、時には家の中を独りで走り回ります。 気持ちいい(=^・ェ・^=)ニャン! 黒猫たちも入ってきて4ニャン全員集合。 戸の開け方を知らないので居間には入れません。 興味があるらしく毎夜、覗き見していました。 それはもう5〜6年前の出来事。 久々に庭の倉庫を開けると一匹の黒猫が飛び出していき、足元には逃げ場を失った小さな黒い物体が左右に動いていました。 タワシほどの大きさです。 捕まえようとするとすばしっこく逃げ回るので面白くなって格闘していたらなぜか見当たらない。 その日の深夜、倉庫から飛び出していったと思われる母猫の大きな鳴き声で目が覚めました。 びっくりするほどの大きな鳴き声が一晩中聞こえてきます。 しまった!面白半分で小さな物体を捕まえようとしていた時、もしかしてオイラが踏み潰してしまったのか・・・? と、本気で思ってしまいました。 なんて事をしたんだろう・・・ せっかくわが家の倉庫に住み着いていた親子を蹴散らし離ればなれにしてしまいました。 当然のごとく彼らは家に寄りつかなくなり、見かけることもなくなった。 倉庫は隣家に接していて、隣家のおばさんが「あの猫たちはみんなケンちゃんちの倉庫で生まれた子だよ」って教えてくれた。 ボクは知らなかった。ただ夜中に倉庫付近でゴソゴソ音がするのは知っていた。 そして一年以上経ってその事をすっかり忘れていた頃、驚いたことに親子は再び庭の倉庫に戻ってきました。 かつて捕まえ損なったタワシほどの子が生きていてこんなに大きくなっている! 当時、倉庫に住み着いた親子を意味もなく蹴散らしてしまったという罪悪感もあり、この衝撃は大きかったのです。 この時すでに黒猫3匹と白い子猫1匹という奇妙な野良一家が形成されており、この4匹はいつも一緒にいました。 この場所は彼らにとって故郷だったのです。 その後も彼らの棲家はしばらくは倉庫でしたが、家のガラス戸を少し開け自由に出這入り出来るようにしてあげたのです。 白い子猫が一番乗りで入ってきました、それに続いて黒猫たちも入ってきました。 最初は家の奥には入れないように日当たりの良い廊下と小部屋だけ提供しました。 気に入ってくれたのか家に帰ると彼らはいつもそこに居ました。 猫たちは薄暗い倉庫よりも、外敵のない家の中のほうがより安全で平和なことを知ったのでしょう。 野良猫の命はわずか4〜5年。飼い猫はその3倍以上。 どうせ短命な動物だし、家の敷地内で次々生まれたのならボクに出来ることはしてあげよう。 ボクがこの猫たちに愛情を持つ理由の一つはそこの部分もあるのですが、本当の理由を正直に言うと、 あの時・・・ 倉庫の中ですばしっこくチョロチョロ逃げ回る姿が今も頭に焼きついて忘れられないのです。 その後の経過成長した黒猫2匹はやがてどこかへ消え4匹から2匹になり今に至っています。ずっと半飼い状態ですが2匹はとうとう飼い猫に昇格。 今は家の中を全部解放し、快適な寝場所とご飯だけはきっちり与える毎日です。 しかし、その代償も大きく、今やカーテンは無惨にも引きちぎられ、襖はバリバリ破られ、畳もガリガリ引き裂かれ・・・悲惨な状態です。 おしまいに肉Qは神からの贈り物とよく言われます。当時、シャムの肉Qはまさに神秘そのもので言葉では表現出来ません。 初めて味わうその不思議な感触には衝撃を受けたものでした。 この猫たちの肉Qはシャムとは感触が全く違うものの、昔飼っていたシャムを想い起こさせてくれます。 子猫の死亡率が高いのはよく知られていますが、ブログ等の記事で拾った子猫を家に連れ帰る記事が多く見受けられます。 自分も随分昔ですが突如目の前に現れた子猫を手のひらに乗せて持って帰った事がありました。 今思えば偶然ではなく必然のような気がしています。 不思議な事に彼らは連れて帰ってくれと云わんばかりに突如姿を現します。 先天的に虚弱な子猫は人前に現れて拾われ可愛がられるように神が遺伝子に仕掛けをしていると自分は思うのです。 |
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これは自分がずっと以前に戦記物や写真集で何度か見た写真です。 再び今度は本ではなくネットのほうでも見ることになりました。 第二次大戦末期の東部戦線で退却中のドイツ軍は国内の軍用犬をかき集めてある訓練を施した。 犬に地雷爆弾を背負わせ敵戦車の下に潜らせる計画を実施。 多くの犬が第一線の戦場に解き放たれた。 独ソ戦は類をみない過酷な報復戦だったがソ連側も即実行し多くの犬が地雷を背負いドイツ領内へ放たれていった。 大戦末期の両軍の戦力差は大きく戦車保有台数も圧倒的にソ連軍が優勢だった。 そのためドイツ領内に向け放たれた多くの犬達は敵戦車を見つけられず味方陣地まで舞い戻って来る結果になってしまった。 敵味方の戦車識別まで訓練された犬だったがご主人に会えた安堵感からか皮肉にも訓練された通り味方の戦車に潜ってしまう。 その結果ソ連軍のある戦車中隊はほぼ壊滅状態にまで陥った。 まさに自業自得でこんな形での悲劇も多くあったという事実を知ってもらいたいのです。 本では何度も読んだことがありますがこの種の写真やフィルムも多く残されており忘れかけていたこの一枚の写真に改めて驚き考えさせられます。 過去に本や書籍で読んだ記憶ではこの写真解説はまちまちで「引き返して味方の戦車に潜り込む様子」とか「敵戦車に体当たり」という風に異なっているところを見ると撮影は従軍記者ではなく無名の一兵士がたまたま偶然に撮ったものだと思う。 いずれにしても写真はソ連軍のT34後期型戦車のようで犬は機銃弾を浴びながらも前進し潜り込む直前のようです。 |

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