鍼灸の博物学

旧ブログ名-アメリカ生活とDuke大学、そして鍼の研究-から再出発です!

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一つ前に、【続報】無資格の男が施術=はり治療後に女性死亡−大阪府警
の記事を掲載させていただきました。

すると、2010/1/16(土) に亡くなられた方の遺族という方からのコメントをいただきました。
インターネットという匿名性のある世界のことですが、そのメッセージの内容は、私には身につまされるものがありました。

このメッセージは、前後のコメントとともに読んでいただきたかったため、今日までは敢えて、そのままにしてきました。しかし、その後のコメント数が増え、場所も判りづらくなってきたため、このメッセージのみを取り上げて、ひとつの記事として再度掲載させていただくことにしました。

いただいたメッセージは、鍼灸師および学生には大変重要な示唆を与えてくれています。
鍼を扱うものとして、このメッセージを大事にしなくてはならないと思う次第です。

尚、この記事に関するコメントは、メッセージを送ってくださった遺族と思われる方へのコメントとみなさせていただきます。
そのため、当ブログのホスト、いまけんは返信のコメントを控えさせていただきますので御了解ください。


--------------以下、いただいたコメントです--------------------------------------------------

はじめまして。匿名にて失礼します。
私はこの事件の死亡女性の遺族です。

朝まで元気だったのに・・・、ずっと信頼して通っていた先生だったのに・・・。最後は何の言葉を交わす間もなく病院のベッドで息を引き取りました。

救急車が来た時点で、すでに心配停止。が、搬送先の病院で再び心臓は動き出しました。しかし心臓が止まっていた時間が長すぎ、脳に酸素と血が回らずに「脳浮腫」になっていたそうです。
我々が病院にかけつけた時医師から「奇跡に奇跡が起こっても植物状態。会話はおろか意識が戻る可能性も非常に低い」と告げられました。事実上の死の宣告でした。

2010/1/16(土) 午後 5:48[ 匿名 ]


なんでこんなことに!?病気もしてなかったのに・・・。
わけがわかりませんでした。そしてそのまま奇跡が起こることもなく家族に見守られながら、何度も止まりかけては動こうとする心臓は、ついに止まりました。

その後の調べで、今回の死因には事件性があることが分かりました。司法解剖で鍼治療の痕と肺の穴の場所がピッタリ一致したとのことでした。
さらに家族が怒りを覚えたのは、「胸膜」と呼ばれる膜は過去に数回に渡って突き破られた痕が見つかったとのことでした。今回たまたま肺までいっただけで、いつ死んでもおかしくなかったのです。

院長は彼を無免許で雇っていたことは認めているようですが、鍼治療を行っていたことは知らなかったと言っているようです。そんなことがありえるのですか?院が治療の内容を把握していないなんて。周りの同僚に気付かれずに鍼を打つなんて。言い逃れも甚だしい。信じられるわけがありません。

2010/1/16(土) 午後 5:49[ 匿名 ]


しかも彼自身は無免許だったことがバレるのが嫌で救急車を呼ぶのに2時間もかかったと・・・。もっと早く呼んでくれていれば・・・救急処置を行える「有資格者」だったら・・・。本当に許せない。悔やんでも悔やみきれない。できればこの手で・・・とさえ思いました。

はじめは鍼灸師の方全てが信用できなくなりましたが、いまけんさんのブログを拝見しているうちにその気持ちは無くなりました。
真剣に医療のことを考えておられ、患者さんのことを考えておられる。
これだけ整骨院や鍼灸院が乱立する中で、こんな想いを持っておられる方ばかりならこのような悲しい事件は起きなかったことでしょう。

突然の書き込み、失礼いたしました。誰かに聞いていただきたかったのです・・・。この無念を・・・。本当に、申し訳ありません。

2010/1/16(土) 午後 5:49[ 匿名 ]

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誠に悲しい事件で、同じ仕事に携わる者として申し訳なく思います。世間ではマッサージの資格を持たないのに「マッサージ」の看板を掲げたり(もちろん違法です)することが常態化しています。無免許が「あたりまえ」になってしまっている現実はなんとかしなければなりません。これは開業者はもちろん行政にもチェック機能を働かせて欲しいものです。

2010/5/17(月) 午後 3:00 [ かぺ ]

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