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Yamabiko Works
ライトセーバーのオモチャを作るのに、なんかもう必死です。

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オビANHの中身の製作です。

以前書いたように、今回のセーバーは強度とメンテナンス性に留意して設計し、

できるだけディテールを損なわない範囲で、極力安定した物に仕上げるのが第一の目標です。

色々と考えた結果、基本構成を

サウンドボード : Petit Crouton 2.0
メインLED  :  Luxeon Rebel (blue)
バッテリー : Li-ion 14500×2
スピーカー : TCSS 2W スピーカー

の組み合わせとし、リチャージポートは設けず充電は電池を取り出して行う仕様にすることにしました。

FoCについてはかなり迷いましたが、今回は見送ることにします。

(とか言いつつPower Xtenderも一応発注しましたけど)

中に組み込む物が決まったところで、次はスイッチについて。組み込む必要があるのは、

・セーバーのON/OFFに使用するメインスイッチ(モメンタリorオルタネイト)
・各種エフェクト用のサブスイッチ(モメンタリ)
・バッテリーからサウンドボードへの電源をカットするキルスイッチ(オルタネイト)

の三つです。

使い勝手や実際の取り付けスペース等を考慮し、各スイッチをどこに仕込むかを考え、最終的に

・メインスイッチ→エミッター側トランジスタ
・サブスイッチ→クランプレバー下
・キルスイッチ→クランプの隙間(バブルレンズの下)

に仕込むことにしました。これに基づいて、各パーツの加工/製作をしていきたいと思います。



まず、元々クランプの下に収まっていた黒いアルミのパイプの代わりになる、メインボディ。

これはクランプの下で二分割できる物に作り替えます。

こんな感じのスリーブを作ります。
イメージ 1

もちろん寸法を計算して削り出してはありますが、実際にクランプで挟み込んだ時に

どの程度のテンションで固定されるかというのは結構重要なので、現物合わせでの確認は欠かせません。
イメージ 23

イメージ 12

各種スイッチや配線の配置を考えながら、逃げ道となる切り込みを作ります。

今回は、目安としてドリルで穴をあけておいて、

そこに向かってバイトを滑らせて溝を掘っていく方法を採りました。
イメージ 28

イメージ 2

こんな感じで、最初は突っ切りバイトを使ってたんですが、刃先が大きすぎてやりにくいので

φ3のハイス丸棒を削って専用の刃を作り、差し込みバイトの柄に固定して使いました。
イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

こうして必要な溝やネジ穴の加工をして、メインボディとなるパーツは完成です。
イメージ 32

次は既存のブースターパーツに対する加工を行います。

ブースターパーツには、クランプで隠れるあたりに直接、キルスイッチを固定することになります。

使うのはこのトグルスイッチ。
イメージ 3

パネルへの取り付け用にスイッチの根元にネジが切ってあるので、これを利用しようと思います。

まず、旋盤の刃物台を外します。すると当然、刃物台固定用のM10のボルトが残るので・・・
イメージ 4

ここにM10の高ナットを締めこみます。下に置いてあるリングは、高さ調整用のスぺーサーです。
イメージ 5

ここにブースターを通し、上からボルトとナット、そしてブースターの内径に合うように

アルミの端材を削って作ったスぺーサーで固定します。
イメージ 6

チャックに10mmのエンドミルをくわえ、切削開始。
イメージ 7

切削面の真ん中に残っていた黒いアルマイト部分がだんだんと細くなっていき、

完全に削れてアルミの色一色になったところで切削完了。
イメージ 8

イメージ 9

ここに、先ほどのトグルスイッチが通る大きさの穴をあけます。
イメージ 10

こんな風にスイッチを固定することができました。
イメージ 11
イメージ 13

ブースターを削り込んだのは、この固定用ナットの厚みの分の逃げを作りたかったからです。

あと、クランプを締め込んだ時に干渉しないよう、ネジ山部分とレバーの側面も

少しずつヤスリで削り込んであります。

次はトランジスタに仕込むスイッチの加工。使うのは、このモメンタリスイッチです。
イメージ 14

これも根元部分に固定用のネジが切られてますが、普通のメトリックのネジピッチじゃありません。

恐らくユニファイとかのピッチだと思うんですが、このままでは使えないので

スイッチをチャックにくわえ、ダイスホルダーを使って強引にM5のネジを切ってやりました。
イメージ 15

ネジ山部分自体も短くして、黒いプラスチック部分も削って長さを調節してあります。

アルミの丸棒から、ここに被せるトランジスタ型のカバーを削り出しました。
イメージ 16

ワッシャーの中の穴にはM5の雌ネジが切ってあり、クランプを挟み込むようにしてスイッチを固定します。
イメージ 17
イメージ 18

ここにトランジスタ型のボタンを被せると、こんな感じに。
イメージ 19

横から見てみます。これが通常時。
イメージ 20

押し込むと、ここまで沈みます。
イメージ 21

う〜ん、見た目がちょっと微妙。ホントはなぁ・・・ ワッシャーの厚みをもう少し薄くしたいところなんですが、

ストロークが約1mmあるこのスイッチを使いつつ、根元が浮いた状態にならないようにしようと思うと

これで結構ギリギリのラインです。ポンメル側のトランジスタは普通のM4のネジにするつもりなんですが

このスイッチと並んだ時に、高さに違和感が無いようにしたいので、まだ作っていません。

ここに関しては、もっとストロークの短いタクトスイッチを上手く固定する方法を考えて

それで強度が確保できそうなら作り直すかも知れません。

さて、とりあえず今回作ったパーツを組み立ててみます。

まず、グレネードとメインボディの接続。
イメージ 22

3か所、イモネジで固定します。MkⅢの今回のバージョンで、

グレネード側を削り込んで欲しくなかったのはこれが理由です。接続部分のアルミが肉薄になるんですよね。

ホントなら、グレネードの内側に潜り込むようなパーツにしたいところです。

ブースター側メインボディの接続。
イメージ 24

スイッチの正反対、この写真だと見えない下側から、これもイモネジで固定してあります。

ここに、トランジスタ型スイッチを付けたクランプを被せ・・・
イメージ 25

グレネード側をはめ込んで、クランプの隙間からやはりイモネジで固定。
イメージ 26

この後、バブルレンズを差し込んでクランプレバーを締めれば組み立て完了です。

ちなみに、クランプ無しでもガッチリと固定できます。
イメージ 27

メンテナンス等を行う場合に配線のねじれが発生するので、

組み立てる時の「ねじ込む動き」をできるだけ排除した構造にしようと思ってたんですが、

イモネジを多用することでなんとか上手くいきました。

あとはポンメル周辺と・・・ 問題はエミッターですよエミッター。

  • 顔アイコン

    う〜ん、素晴らしい工夫ですね!!
    なるほど、ねじる動きは配線にとってたしかに悪影響・・・色々な要因を考慮しつつの作業、お見事です^^

    ピコ

    2012/5/14(月) 午後 10:46

  • ピコさん

    有り難うございます。
    セーバーのデザインによってはねじ式にせざるを得ない場合もあるんですが、
    今回はクランプでねじの頭を隠せるというのが大きかったです。

    [ ヤマビコ ]

    2012/5/15(火) 午前 6:58

  • 顔アイコン

    FoC見送りですか。なぜなんでしょ?スペースには余裕ありそうに見えますが…。

    [ anderson ]

    2012/5/15(火) 午前 9:46

  • 顔アイコン

    andersonさん

    ま、Power Xtender(と、LEDEngin用のレンズ)も発注しちゃったくらいなので
    まだ迷ってはいるんですけどね〜。
    ご推察の通り、スペース的には全く問題無いです。
    正直なところ、エミッター(ブレードホルダー)の出来次第だと考えています。
    ガシガシ叩いても気にならないくらいの強度が実現できて、FoCも実装出来れば一番良いんですが
    強度面で不安が残るようであれば、おっかなびっくりでFoCを機能させるよりも
    バッテリーの持ちの方を優先させようかと。エミッターは乗り越えないといけない課題が多いです。

    [ ヤマビコ ]

    2012/5/15(火) 午後 9:41

  • 顔アイコン

    いよいよ始まりましたね。いつもながら丁寧な造作です。
    バイトを滑らせて溝を掘る事ができるんだと知りました。
    ハンドルを回せば、軽く削れてくれるのですか?
    新造したパーツのL字溝の理由に興味があります。
    配線の取り回し様の作りですかね?
    今後も楽しみ。頑張ってください。
    あ、LUKEの時もKILLスイッチは今回の様にしてたのですか?

    [ enumura ]

    2012/5/17(木) 午後 0:47

  • えぬむらさん

    結構、順調に進んでると思ってたんですが
    TCSSから届いたばかりの各種部材を仮に配置してみたら、
    色々と問題山積みでしたw
    溝切りは、今回の素材(A2017)の場合、一回の切り込みが0.2〜0.3mmくらいなら
    スムーズに削れました。「使いこなす本」に載っていた、キー溝加工の要領です。
    L字の掘り込みは、既存のクランプの穴に合わせてみました。
    配線というよりも、音が漏れることを期待してとりあえずあけてみた感じです。
    ルークheroの時は、キルスイッチはコントロールBOXのポンメル側のボタンに仕込みましたが
    使ったのは今回と違って、オルタネイトの押しボタンスイッチでした。

    [ ヤマビコ ]

    2012/5/17(木) 午後 10:55

  • 顔アイコン

    トランジスタの仕込みカッコよすぎですw
    ストローク問題には俺も悩まされました
    結果的に、んー・・・となったので、今後直す予定ではいるのですが
    いつになることやら
    他にも色々しびれまくりましたw

    [ うっちー ]

    2012/5/19(土) 午前 0:09

  • 顔アイコン

    うっちーさん

    ワッシャーの背を少し高くして中を掘り込んで、そこにトランジスタを被せることで一応隙間は隠せてますが
    ホントにギリギリで、多分重なっているのは0.1〜0.2mmくらいです。
    見た目的には、できればワッシャーをあと0.5mmくらいは薄くしたいんですが
    現状だとそれが不可能なので、やはりタクトスイッチを使って作りなおす方向で考えてます。

    [ ヤマビコ ]

    2012/5/20(日) 午前 6:42

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