気まぐれ雑記帳

みーこは大丈夫ですにゃ〜・・・

88星座物語・冬

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本気でやるのか?星座は88個もあるんだぞ!しかも、神話やサイドストーリーが無い星座もあるし・・・
しかも、星座絵、自分で書くのかよ!?(下手な上に横好き)
後から書きたいことが増えていく性質なので、後々加筆修正されるかもしれません・・・。
このカテゴリでは、主に冬の星座とされる星座の紹介をしています。
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☆ 星の海をゆく船

今夜紹介する星座は、現在使われておりません。・・・って、電話番号かよ!
え〜と、真面目に行きましょう。このコーナーくらいは・・・。

現在使用されていない星座・・・というのは本当で、星図を調べても、そこに『アルゴ座』という星座はありません。
しかし、この星座は昔、確かに存在していました。
詳しい神話は後述しますが、この船にギリシア神話の英雄たちが乗り込む冒険譚・・・その船そのものを示す星座なのです。

ところが、ニコラ・ルイ・ド・ラカーユという、18世紀フランスの天文学者が「この星座はでかすぎる!」と、四分割してしまったのです。
それがとも座・ほ座・らしんばん座・りゅうこつ座です。
一説では、らしんばん座はアルゴ船の一部ではないとするものもありますが、圧倒的に「らしんばん座はアルゴ座の一部」説が多いので、わたしもこちらを支持します。
また、らしんばん座は「ほばしら(帆柱)座」と呼ばれていたという説も存在し、このことから、やはりこの星座はアルゴ座の一部だったのでしょう。

わたし、子供の頃は「なんで分割したのかしら?」と、不思議に思っていたのですが・・・
ある日偶然、とも座の一部を見たとき、ラカーユの気持ちを理解しました。
とにかくでかい!オリオンが小さく見えましたとも。
でもやっぱり、ばらばらでは船は進みませんよね。
それに、元が一つの星座だったので、全体にアルファ星やベータ星というランク付けがなされています。
というわけで、一個の星座として説明していきたいと思います。

まず、アルファ星のカノープス。青白く光るこの星は、シリウスの次に明るい、全天で二番目の光度を持つ恒星です。
中国では一目見れば長生きの霊験あらたかな「南極老人星」と呼ばれています。
事実、一万二千年後には、地球の歳差運動のため南極星になります。目立つ南極星ですね〜。
日本では、別項で紹介した「布良星」や、「○○の横着星」などと呼ばれているようですね。水平線上から、ちょっとしか顔出さないから・・・横着かな?
他の恒星には・・・ベータ星ミアプラシドゥス(静かなる水/りゅうこつ座)、ゼータ星ナオス(船/とも座)などの名前が付いています。

見ものの天体は、まず、りゅうこつ座のNGC3372こと、エータ・カリーナ星雲。
大きな軽い散光星雲で、その名の通り、エータ星を覆うカリーナ(りゅうこつ座)の星雲という意味。
肉眼でも観測可能とのことですが、コレを見るためには南十字星が見える場所に行かないと無理でしょう。
というか・・・東京あたりで見えるのは、アルゴ座の舳先が関の山ではないかと・・・。
気を取り直して。
IC2602という散開星団は、南天のプレアデスとも呼ばれる大きく美しい散開星団。
そして、とも座ゼータ星付近にあるのが、NGC2451というこちらも散開星団。
紹介した散開星団は、肉眼でも観測可能なので、アルゴ座を見ることができそうな機会がある方は、夜空を見上げて探してみてください。

この星座で、一番?の見所が・・・
『ニセ十字』です。
これは、りゅうこつ座の一部の星と、ほ座の一部の星を組み合わせて形作られる、南十字星のニセモノなのです。
南十字星より大きく立派な十字形を描いているのですが、南十字が真っ直ぐ南を指し示しているのに対し、このニセモノは真っ赤な嘘っぱち方向を指し示しています。
ホントかウソか知りませんが、たいていの天文素人さんは、南に行ってニセ十字を見て、「本物の南十字星を見た」と満足して帰ってしまうとか。
逆に、「あっちが本物」と指摘すると、その小ささにがっくりしてしまう・・・とか。

ニセモノでも、立派なつくりに見えるもののほうがイイ・・・?
世の中の色んなものに騙されますぞ、そんなことでは。


【星座神話】

このアルゴ船にまつわる神話は、ギリシャ神話の英雄が多数登場し、非常にスケールが大きいものです。
全部語っていると、恐らく字数オーバーになるか、わたしが果てているか・・・。
申し訳ありませんが、簡略化させていただきます。

テッサリアのイオルコス国の王子、ヤーソン(イアソン)は、叔父に預けられていた王位の変換を求めましたが、「金毛の羊の毛皮を持ってくることができたら、王位を譲る」と要求されました。
ヤーソンは金毛の羊の毛皮があるコルキス国に向かうため、アルゴという船大工に五十人乗りの大きな船を作らせました。船は船大工の名を取り、アルゴ号と名づけられました。
ヤーソンはさらに、ギリシャの英雄たちを集め、いよいよ船はコルキスに向かって旅立ちました。
船に乗り込んだのは、英雄ヘラクレス、カストルとポルックスの双子の兄弟、琴の名手で詩人のオルフェウス、ミノタウロスを倒したテセウス、天才医師アスクレピオス、俊足の女狩人アトランタ、剣の名手ネストルなど・・・本当に、ギリシャの英雄と呼ばれるものたちが大勢乗り込んだのです。

途中、アミコスの王にボクシング試合を挑まれたときは、ポルックスがKO。
海が荒れればオルフェウスが竪琴を奏でて祈りをささげ、海神ポセイドンからカストルとポルックスの双子の兄弟に海を静める力が授けられました。
怪我をしても、名医アスクレピオスがいたから大丈夫だったでしょう。
そして、ヤーソンも賢者から航路の難所の通過の仕方を伝授してもらい、黒海入り口の「船を打ち砕く大岩」も無事に通過します。この岩は、二個の岩が波の動きにあわせてぶつかっては離れ・・・その、ぶつかったときに船がそこにあったら・・・文字通りつぶされてしまうのです。
アルゴ号は無事に通過したものの、このとき船のお尻を潰されてしまい、アルゴ座に『おも』が無いのはそのためだとされています。

船は幾多の苦難を乗り越え、ようやくコルキス国にたどり着きました。
ヤーソンはさっそく、コルキス王に金毛の羊の毛皮を譲ってくれるよう頼みましたが、金毛の羊の毛皮はコルキス国の宝。おいそれと渡すわけには行きません。
そこで、コルキス王はヤーソンに火をはく牛に荒地を耕させ、そこに竜の歯をまいてみせよとの条件を出し、それを見事クリアできたら羊の毛皮を譲ると約束しました。
困っているヤーソンに、コルキス王の娘、メディアが知恵を貸します。
火に強い香油を身体に塗り、牛をなだめて鋤をつけ、竜の歯をまくと現れる、竜牙兵たちは石を見せれば、それを奪い合って同士討ちして果てる・・・と。
メディアのおかげで、ヤーソンは無事に条件をクリアできました。
コルキス王は渋々、金毛の羊の毛皮のありかを教えました。
ですが、そこに行ってみると・・・眠らない竜が見張り番をしていました。
しかし、メディアが持ってきた眠り薬をかがせると、竜はぐっすり眠ってしまいました。

ヤーソンは無事に金毛の羊の毛皮を手に入れ、メディアと結婚してイオルコス国に戻りました。
アルゴ号は海神ポセイドンにささげるために海に沈められ、その後、ポセイドンが天にあげて星座にしたというお話です。

今日、長かったですね・・・。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
来週から、春の星座のお話になります。

★ 竹さおと毛ばりさんの撮影した「とも座・らしんばん座」の天体写真&星座のコンピュータ画像は
こちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/takesao_to_kebari/45433031.html?p=2&pm=l
そして、アルゴ座フルセット↓
http://blogs.yahoo.co.jp/takesao_to_kebari/48829460.html?p=1&pm=c

いっかくじゅう座

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☆ 幻獣としては有名だけど・・・?

今夜の星座はいっかくじゅう座。漢字にすると一角獣、カタカナならばユニコーンです。

真っ白な馬で、額に一本、角が生えているという幻獣です。
捕獲の仕方は・・・

清らかな乙女(無論若くて美人) お一人
捕まえるための網とか 適宜

ユニコーンは清らかな乙女の膝枕で眠り、あっさり捕まってしまうとのコト。
その角は万能薬になるとのことで、ファンタジーモノには欠かせない幻獣ですな。
FFにはアイテムで、テイルズにも出ていましたな。ドラクエはモンスターとして出たこともあるし・・・
あ、ハリポタにも出ましたよね?

じゃなくって!

今回の話は、星座のいっかくじゅう座です。
上記のユニコーンを星座にしたもので、17世紀初め、オランダの天文学者ペトルス・プランキウスによって設定され、その後ドイツ(オランダ?)の天文学者バルチウスによって広められました。
バルチウス設定説もあり、真相は当人のみぞ知る・・・?

この星座、一番明るい星でもギリギリ三等星(3.9等星)で、全体的にとても暗い星座。
天の川の中にいるにもかかわらず、わたし自身、まだその姿を見たことがないっ!
冬の天の川自体、暗くて見えにくいんですけどね・・・。

この星座、星座自体に面白みがなくとも(ごめんなさい)、その領域内にある天体は面白いものがあります。

まず、M50。双眼鏡でも楽しめる散開星団です。
小型望遠鏡なら、もっとたくさんの星を見ることができるでしょう。

さらに、バラ星雲&NGC2244。
このバラ星雲、天体写真を撮っている方はご存知かと思いますが、肉眼で見ることができない星雲なのです。
手元の天文関係本には、「素晴らしく空が晴れていなければ、その輪郭を見ることはできぬ」とありますが、肉眼はまず諦めたほうがよろしいでしょう。
写真に撮影すると、夜空にあでやかなバラが咲いているのがわかります。
NGC2244は、このバラ星雲の中心にある散開星団で、こちらは双眼鏡や小型の望遠鏡で観測可能です。

新しい星座なので、星座神話などはありません。
ただ、もし冬の天の川の中に一角獣の姿を見つけることができたのなら・・・
一般的なユニコーン伝説を思い出すのも良いかもしれません。

★ 竹ざおと毛ばりさんの撮影した「いっかくじゅう座」の天体写真&星座のコンピュータ画像はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/takesao_to_kebari/45432904.html?p=2&pm=l

ろ座

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☆ 化学実験用の炉

今夜の星座は『ろ座』です。
わざわざカッコ付きにしたのは、そのままだとわからないか、『はろ座』と勘違いする方がいるのではないかと思いまして。

この星座があるのは、エリダヌス座の河岸。エリダヌス川が大きく西に蛇行し、東に行ってから再び西に小さく蛇行する。その「うねうね」の間にあります。シータ星の上あたり・・・かな?

一番明るいアルファ星も、3.8等星、つまり約四等星ということで、かなり暗い・・・。
空気がよほど澄んだ場所でないと、探すのは難しいのではないでしょうか?いや、難しいと思います。
下部にある二つの銀河NGC1316&1365は、『ろ座銀河団』の一員とかで、小型の望遠鏡で観測が可能だそうです。

この星座を設定したのは、ニコラ・ルイ・ド・ラカーユという18世紀、フランスの天文学者。
いまさら言うのもなんですが、この人、ろ座に限らず、変わったものをたくさん星座にしているんですよ。
ポンプとか画架(イーゼルのことです)とか・・・いろいろ。

変わったものと先ほど言いましたが、時は18世紀。このころは産業も科学も統治制度も、いろいろ変わったわけですよね。
ラカーユは、その頃新しく作られた最新機器を、記念として星座にしたのではないでしょうか?

ちなみに18世紀には・・・
忠臣蔵、富士山の宝永噴火、暴れん坊将軍、ピョートル大帝とロシア帝国、アメリカ独立戦争にフランス革命と歴史的事件?が盛りだくさん。(まだありましたが省略)

この頃は暗い星もよく見えたんでしょうね。だからラカーユは、ここに化学実験用の炉を見たんだと思いますよ。
ところで、こんな暗い炎(星)で、実験ができるのかしら?
チャーミー「あまり火力が強いと、爆発の危険性があるにゃー」
なるほど。なるほど・・・?

エリダヌス座

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☆ 天空を流れる大河

今夜紹介する星座は、南北に長いこの星座全てを見るためには、最低でも九州南部・鹿児島付近に行く必要があるというエリダヌス座です。
エリダヌスとは、神話に登場する大河の名前。もしくは、川の神の名前とされています。
この川は実在していたという説もあり、メソポタミア文化で有名なユーフラテス川、またはイタリア北部を流れるポー川が、エリダヌス川ではないかとされています。

この星座、オリオンの足元から流れ始め、その果てはみずへび座、小マゼラン雲のあたりに達するというものすごい大きさ。
川の果てには青白く輝く一等星アケルナルが輝いています。名前の意味はそのまま「川の果て」。
ただ、アケルナル以外は明るく目立った星がなく、肉眼で見える星も70〜100はあるというお話。
これをオリオン座のリゲルから川の果てアケルナルまで、根気よく点点点点・・・とつなげていくと、星の川が見える前に、恐らく眼精疲労になるかと。
リゲルから見えているところまでつなげてやろうと画策し、五分で頭の上に星が回っている状態になった、切ない体験記・・・。
ちなみに、リゲルの横、ベータ星はクルサといい、これは「足台」という意味だとか。
これって、オリオンの足台?

天体としての話題は、まずアケルナル。
ものすっごい高速自転している恒星で、その自転速度の速さゆえに、べっちゃりとつぶれて見える恒星です。
何が彼(彼女?)を、そこまで高速回転させているのでしょう?宇宙には謎がいっぱいです。
アケルナルの近くにある、シータ星は割と明るい二重星。小口径の望遠鏡でも観測可能です。

上部、エプシロン星は太陽によく似た構造の恒星で、惑星があると考えられています。
1960年ごろ行われた「オズマ計画」という、地球外生命体探査計画でこの恒星に向けて電波が送られましたが、知的生命が存在していそうな感触は得られませんでした。
この星はSFやスペースオペラによく登場するということですが、見かけた方はいらっしゃるでしょうか?
また、エリダヌス座40番星(オミクロン2)は赤色巨星・白色巨星・白色矮星という、全く違ったタイプの星が三連星系を作っている珍しい恒星系。
エプシロン星も含め、スタートレックというSFモノで出たらしいのですが、わたしこれ、見たことがなかったりして・・・

【星座神話】

少年フェアトン(パエトン)は、太陽神アポロンの息子でした。
友人のキクノスに、本当にアポロンの息子なのかと言われたフェアトンは、アポロンに会いに行き、さらに自分がアポロンの息子であることを示すため、太陽の馬車を借ります。
しかし、走り始めてすぐに、天馬たちは馬車の乗り手がアポロンで無いことに気付き、暴走を始めました。
太陽が大地に近付きすぎたがために、地上は燃え、大混乱となりました。
このことを知った大神ゼウスは雷をもってフェアトンを撃ち、馬車の軌道を元に戻しました。
フェアトンはエリダヌス川に墜落し、浮かんでくることはありませんでした。
自分がフェアトンのことを信じなかったばかりに起きた悲劇に、キクノスは深く悲しみ、白鳥に身を変えて、今も星空の中、フェアトンを探し続けているということです。

きりん座

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☆ その昔、君はラクダだった

今夜の星座はきりん座。
知らない人、多いだろうなぁ・・・。
諸事情で絵が小さいのですが、本当はかなり大きな星座です。

17世紀のはじめに、ヤコブ・バルチウスが「らくだ座」として設定し、その後、17世紀後半にヨハネス・ヘベリウスが「きりん座」と設定した・・・みたい。
はっきりした物言いができないのは、バルチウスが「きりん座」として設定したという説もあったので・・・。
17世紀・・・1600年代・・・江戸時代?
う〜ん、はっきりわからないのもうなずけるような、納得いかないような・・・。

さて、気を取り直して。
きりん座は北の空高く昇る星座で、ほぼ一年中見ることができます。
位置的には、きりんの頭が北極星あたり・・・かな?
一番明るいベータ星(書いていませんが、アルファ星の下です)も、四等星。
都会でその姿を見つけることは、非常に難しいでしょう。

このきりん、古星図でその絵を見ると、色が真っ白。
あの茶色い模様も無く、角はまるでヤギのようにとがっています。尻尾も何だか猫みたいにふさふさと長い。
これが設定された頃、きりんって・・・ヨーロッパにいたの?いないよね?
日光東照宮の象の彫刻みたいに、伝え聞いた知識から、想像で書かれたのかしら?
ちなみに、元は「らくだ座」とのことですが、このらくだは旧約聖書に出てくるらくだのようです。
へ〜・・・聖書にらくだが出てくるのか・・・。

新しい星座なので、この星座にまつわる神話やお話は、残念ながらありません。


★ 竹ざおと毛ばりさんの撮影した「きりん座」の天体写真&星座のコンピュータ画像はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/takesao_to_kebari/45249896.html

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