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長い夏休みが終わりました。
明日からは久しぶりに勤務です。
ちょっと憂鬱な気分になるのは
子どもも大人もいっしょ。
今回の夏休み中の旅を振り返ると、
改めてオートバイ旅と自転車旅の違いが分かりました。
オートバイで旅をすると、
旅人同士での会話や情報交換が多くなります。
しかし自転車旅の場合は、
地元の方との会話が多くなります。
実際、今回はオートバイでしたので、
ほとんど毎日ライダーとばかりしゃべっていて、
それはそれで楽しいのですが、
地元の方とふれあったのは、
インディアンカンパニーの方とだけでした。
ですから、
ちょっと物足りなかったような気がしています。
本来旅というのは、
地元の人の織りなす文化や生活空間に身を委ね、
自我を捨て去り、
そこから教えを乞うものでなければならないと、
以前、ある人の本で読んだことがあります。
自転車旅ではそれができるのです。
ところが、オートバイ旅では
自分の殻に閉じこもり、
せっかく知らない土地に来ているのに、
自己流の行き方や考え方を貫き通し、
相手の文化から学ぼうという
謙虚な姿勢が欠如しがちです。
また、
現実社会での競い合いの文化を、
そのまま旅先に持ち込んでしまいがちです。
「どうだ、俺のバイクはすごいだろう」
みたいな競い合いの文化から
なかなか脱することはできません。
したがって、
オートバイは旅の道具というより、
移動の手段にすぎないか、
あるいは、
快楽を求めるための道具になってしまいがちです。
相手から教えを乞うとき、
空っぽの器を持って相手に差し出すべきです。
満杯の器を差し出したのでは、
相手は何もそこへ入れられません。
そういう空っぽの器の状態を作りだしてくれるのが
自転車旅なのかなと思いました。
オートバイ旅を通して、
改めて自転車旅の良さが
身に沁みて分かりました。
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