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春馬は 高校卒業くらいで感動しない
2015年3月
春馬は高校を卒業した
公立の小学校から
国立大学附属の中学に進み
私立進学校の特進(奨学金付)を蹴って
公立高校に入学し
その10年間
大好き(?)なサッカーを続けながら
その場所その場所で
たくさんの友人に囲まれながら
希少な同じ感覚の友に出逢い
たくさんの指導者に恵まれながら
希少な春馬の感覚を理解してくれる指導者に出逢い
その中で
おそらく春馬が
一番学んだこと。。。
己が
周囲の人とは
何か
物事のとらえ方や感じ方
解決策の導き方や方法論が
絶対的に違っている
幸いなのは
周囲の人間の感じ方が
分からない訳では無く
多くの人の解決策が
理解出来ない訳では無いこと
辛かったのは
春馬の感じ方や解決策を
他の人になかなか理解して貰えないことだ
どうして
こっちは相手の考えも理解出来るのに
相手は自分の考えを理解出来ないのか?
ならば
相手に合わせるしか無いじゃないか
当然だが
相手の方法がベターならそれでいい
だが
自分の方法がベストなら
わざわざそれをやらないのは
ストレスでしかない
ときに
怒りすら感じる事になる
数の論理に従うことは苦では無いが
理解されないと言う理由で
相手の方法を押しつけられるのは
苦痛でしか無い
どうせ結果しか求められないのなら
方法は自分やり方でやらせてくれ。。。
春馬はいままで
たくさんの指導者たちに
直訴してきた
それを受け入れてくれる指導者は
今の日本の教育では
殆どいない。。。
ごく希に
理解を示す指導者がいても
教育組織の中では
他に追従するしか無いのが現実
そんな中でも春馬は
グレる事も無く
放り出す事も無く
多くの人の考え方を学び
自分なりの人生観を見つけるが如く
至って思慮深く
けれども一方で楽しみながら
18才の年を終えようとしている
今また
ひとつの大きな人生の岐路に立ち
春馬はどの道を選ぶのだろう
高校の卒業式に両親で参列した
春馬の表情は
緊張でも 静粛でもなく
まるでいつもの登校日のようであった
他の生徒は
今までの生活への思いと
これからの生活への期待と不安
大きな希望をもっている
そんな晴れ晴れとした
爽やかな表情だ
涙を流すものも居る
あちこち高校の敷地内の思い出の場所で
いつまでも写真を撮っては騒いでいる
みんな
今日は特別の日だ
我が家の場合
式開始と同時に感慨に涙したのは母親
春馬の高校卒業を
特別な日だと感じていたのは
私たち親だけだった
春馬にとっては
ただの通過点でしかない
中学も高校も
BUS-STOP程度の感覚なのだ
いつもそうだ
この春馬の感覚を
どうしても
理解してやれない。。。。。。
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ギフテッド高校生
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春馬は 英語が苦手である
堂々と?
春馬は英語が嫌いだと言う
暗記しなければならない事が
多すぎるから
今高校でやっている英語は
大学受験のためのもので
ちっとも面白くない
だが
受験に必要なら
受験をする限り
いつかは向き合わなくてはならない
色々な模試を受けて
英語の成績が振るわない
聞けば
全くやる気が起こらないと言う
そうも言ってられないだろ と言って
早半年の
先生にも匙を投げられた感がある
我々は
春馬のやりたいようにと思っているので
口を出さないで来たものの
現実
春馬が学びたい道に進むには
春馬が希望する場所に進むには
今の日本の教育
今の日本の大学受験を攻略するには
やっぱり
英語の学力が必要である
担任にも 英語の教師にも 発破をかけられた
高校三年生
11月でほぼ大きな模試を終えた
春馬は
「う〜ん。やっぱり足りないか。」
全体の得点率を見て
英語が足を引っ張ているのを
今言うか!?
通常
英数国は俄かに上げられるものでは無い
春馬が
11月から
いきなり英語の勉強を取り入れ始めた
寝る前の30分〜60分であるが・・・
使うのは
高校英語用の簡易辞書
高校終了までの単語と慣用句が入っている
一日に150覚えると言う
ノートに書いたりはしない
単に
眺める
定規で押さえながら
眺めてブツブツ。。。。
次の日は
150個のうち50個ずらして新しいものをやる
100個は昨日やったもの
50個が新しいもの
また次の日は50個分ずらす・・・・
毎日
寝る前にこれをやって
「おやすみなさい。」 。。。である
学校では
相変わらず
過去問を中心に
演習問題の嵐だという
みんな必死に取り組んでいるのに
ここに来て
もうこれ以上 上がらないと
先生たちも必死になっていると言う時に
春馬の英語の成績が
いきなり上がり始めた
もっとも
今までが平均そこそこだったのだから
上がる処は広いのだが。。。
それにしても
驚いたのは高校の先生たちである
すっかり
春馬が英語は苦手だと思い込んでいた
なぜ今伸びる???
何があった?????
先生たちは
どの学習方法が良かったのかと
必死に探っていることだろう
春馬に聞いてみた
「あの勉強法は自分で編み出したのか?
「そだよ。」
「あの方法の何がいいのか?」
「あれで、何が書いてあるかわかるようになったのさ。」
???
今まで
何が書かれているか分からないまま
模試を受けていたのか?!
「まあね。何となく判る範囲で。」
。。。。。。。。。。。。
我々一番近くにいる親ですら
春馬の特性がまだ分かっていなかったのだ
春馬は
英語が苦手なのでは無い
暗記が苦手なのでも無い
単に
「嫌い」な だけなのだ。。。。。
やっぱりやんなきゃダメか〜 程度で
思いついた勉強法は
自分の何が足りないかを
100%把握している春馬自身だからこそ
有効な勉強方法だったのだ
だからこそ無駄がなく
有効なのだ。。。
センター模試レベルで
40〜50%の正答率が
たった一か月ほどで
80%に安定した
今までの一年間は何だったのだ?
学校の先生のみならず
友人も 我々も
周囲の人間を驚かせて
ライバルたちを焦らせる。。。。。
そして
あと残り2週間で
95%まで上げると言うさらなる秘策。。。。
本当に
可能なのか?
嘘だろ。。。
まだ自分の息子を信用しないのか
ただただ茫然とする親の情けなさである。。。。。。。。。
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春馬は 過去問を取り組まない
大学受験
センター試験まで
一か月を切った
個別(二次)試験まで
二か月を切った
未だ
春馬は過去問を解こうとはしない
解くどころか
用意された過去問集は
一度も開くことはない
中学受験の時も
高校受験の時も
過去問は一切やらなかった
それで
第一志望に合格して来たのだから
それでいいのだと
思っているのか
今まで
学校でやってきた
数々の模試は
悲惨な結果のものが多く
高校三年生
最後の面談でも
担任教師の表情は硬かった
志望校を尋ねられても
本当に何処をめざしているのか
よくわからない
掴みどころのない返答に
担任も親も?????
この時期に
まるで受験は1年か2年先にあるみたいに
どうして春馬は
いつでも落ち着いていられるのか
春馬の言動や生活を見ていると
本当にこいつは受験生なのかと
疑問を通り越して
夢か何か
錯覚かと思ってしまう
同級生たちは
とっくに志望校を絞り込んでいて
前期も後期も
そして私立のいくつかも
模試の結果に一喜一憂しながらも
目標を定めて邁進しているはず・・・
この時期の模試に
テキトーな志望校を書く奴があるか!
過去問を一切やらず
「不安」とか「焦り」とか
春馬には無いのか。。。。。
私のような凡人と
比べてもしょうがないとは分かっているが
あまりにも
自分の時とは違いすぎる受験態度である
どうしていいものか
未だ母親は
今日のうちに寝てしまう春馬に
受験生に付き物?の
「夜食」を出す事もなく
明け方の冷え込みを心配する事もなく・・・
神経質になっているのは
周囲の人間だけで
春馬自身は
どこ吹く風。。。
神経質になって
あれこれ言うのも良くないと思って
気を揉んでいるのだが。。。。
やっぱり気になって聞いてみる
「過去問はやらないのか?」
「前に人が解いた問題やるの、つまんないでしょ。追っかけてるみたいで。」
「それに・・・」
「過去問は、出ないから。」
本当に
最後まで
やらないつもりなんだ。。。。。
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春馬は 地理が苦手だと言う
センター試験を受験するにあたり
地理を勉強している
もとより
暗記科目が苦手な春馬は
社会科全般
苦手意識が強いのだけれども
地理でも 歴史でも 倫理 政治経済でも
本来
暗記で学ぶものでは無いと思うのだが。。。。
どうも日本の教育では
受験のための
暗記科目そのものでしかないのは残念だ
春馬は小さい頃から
「暗記」が嫌いだと言う
「暗記」は苦手だと言う
このタイプの子どもたちは
論理派であって
単純記憶は苦手である
と 思っていた
しかし
本当にそうなのか。。。。
最近 疑問を持つようになった
どうもそうでは無さそうだ
春馬は
地理の授業中
ずっと
資料集や自分の資料本を眺めている
そして
世界遺産を覚えてしまった
何かのクイズにでも出てきそうな
マニアックな細かいことまで
記憶している。。。
それ自体は
素晴らしいと思うぞ
地理の学習としても
世界の歴史や成り立ちを学ぶにも
確かに
世界遺産から学ぶことは
大いに意味がある
。。。。。
だが・・・
大学受験まで半年を切った今
地理の偏差値が足りない今
今
それをやっていたのか。。。
春馬の辞書に
「焦る」という言葉は無さそうだ。。。。。。。
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春馬は 取りあえずセンター試験を受ける
それしか
決まっていない。。。。
なんとなく
気に入った大学は
いくつかピックアップしたようだが
最近の大学受験は
私たち親の世代の時とは
随分様変わりしたものだ
私たちの頃は
国公立組か 私立組か
はっきり分かれていた
国公立を受ける生徒は
滑り止めに私立を受けるとしても
私立大学組の勉強とは違うので
随分ランクを下げた
年明け早々
共通一次と呼ばれた
現在のセンター試験の元祖を受験し (歳がバレるな・・・)
それとは全く別に
2月の一番体調管理が難しい時期に
受験日が重ならないように注意しながら
模試の偏差値なんかで
取り敢えず合格スレスレのあたりの
いくつもの私立大学を受験した
その間
ホテルに泊り込んだりして
片っ端から受験したものだ
今はどうだ
センター試験の成績のみで
願書さえ提出すればいいという
所謂 センター試験単独方式
そんな私立大学が
たくさんある
しかも
大学案内の過去を見てみると
定員の10倍〜20倍もの合格者。。。。
いかにも
上にある国公立大学落ちを
「お引き受けします」というスタンス
もっとも
我々の時のように
あちこち受験して歩く
苦労が無いのは
素晴らしく有り難いことだ
国公立組にとっては
煩わしい滑り止め受験を
する必要が無い
けれども
その大学を
一度も見たことが無いまま
入学式に出ることもあるとすると
それはそれで
驚くばかりだ。。。。。
少子化対策で
生き残りをかけているのだな
それにしても
これでは益々
偏差値だけで大学を選び
センター試験だけを受けて
見知らぬ大学に合格して
見知らぬ大学に受験料や入学料を払う
お守り受験が増えるに違いない
ひとつ気になるのは
センター試験で合格点圏内なら
文系でも 理系でも
願書出す気にさえなれば
OKである
浪人はしたくない
どこでもいいから大学生になりたい って
そういう奴もいるのかな
まさか・・・
浪人はしたくないと言っている春馬が
文系に願書出す なんてことは
絶対無い
と思うけれど。。。。。。。。
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