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春馬は 途中計算を とことん省く
春馬に言わせると
省いてる???
なのだが。。。
今まで
春馬と同じようなタイプの子どもが
途中式を省く
あるいは
筆算を省くのを見て
どうなっているの? と
単純に
外側から見ていたが
春馬と話すと
ほんの少しではあるが
彼らの
思考回路が見えてくる。。。。
例えば
10×3 を計算しようと言う時
我々は 筆算をするか?
けっして間違わないようにと
丁寧に位を揃えたり
真面目に定規を使って
線を引いたり。。。するか?
はたまた
考え方を吟味するために
=10+10+10 と式を作ったり
= (1+1+1+1+1+1+1+1+1+1)+(1+1+1+1+1+1+1+1+1+1)
+(1+1+1+1+1+1+1+1+1+1)
と 書き表したりするか?
それが
「美しい解だろう?」 とまで言われて
素直に
「はい、本当にそうですね。」 と言えるか?
もし私が
「それでもやれ。」と言われたら
“え〜メンドクサイ。。。答え30 でいいじゃん。”
“なんでわざわざ、そんなことするの?”
そう食って掛かるに違いない
更に
単純作業を繰り返すうちに
書き間違いという
ポカミスまで犯してしまいそうだ
そんな時は
それこそ
自己嫌悪に陥るだろう。。。
それでも
やらなければ合格点を貰えない環境なら
渋々 やる事になるのだが
それが10問も続いたら
そりゃあ
大変なストレスに違いない。。。
ましてや
それが 9年間も。。。。(小学校六年間+中学校三年間)
私だったら
たぶん
発狂する。。。
春馬にとっては
関数や方程式も
10×3 と同じように見えているだけなのだ
つまりは
そう云う事なのだ と
最近
分かってきた
だとすれば。。。。
これはもう
シンデレラの母&姉妹並みの 嫌がらせか
虐待に 近いな。。。。
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ギフテッド中学生
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春馬は ノートを取らない
春馬は授業中
基本的に
ノートを取らない
先生が特別に
「ノートに書きなさい。」と言わない限り
春馬は
下を向かない
先生が特別に
「教科書を見なさい。」と言わない限り
春馬は授業中
何を見ているのか
先生の表情や
黒板を
ぼーっと見ている
小学校から
中学校まで
高校受験を控えても
ずっと
この調子だった
春馬の
学校という所に置ける
学習方法は
目と耳であるように思われた
だが
春馬に言わせると
「頭」だけ使うと言う
何かを見ようとしたり
何かを聞こうとしたり
ましてや
手をつかってノートを取る
なんて事をしたら
たちまち
脳が
他の事を考え始めてしまう
鉛筆の芯の傾きが
ノートの紙上で
どれだけの摩擦を生じていて
書くスピードが
どれだけ違うのか? とか。。。。。
重要語句を線で囲む時
黄金比で囲めば美しい
そのためには
行をここで変えた方がいいだろうか? とか。。。。。
ノートを取らなくても
教科書を「めくる」だけでも
他の事を考えてしまう
先生の掛け声で
全員が同時に教科書をめくっているのに
リズムがずれるのは
どんな理由があるのか?
誤って
2頁めくってしまって
1頁戻る時のタイムラグは?
どんどん
自分の脳が
勝手に動き出して
授業から遠のいてしまう
先生から
ノート提出を要求されて
慌てて
級友からノートを借りて来て
自分のノートに書き写す
「全部丸写しだとまずいよな。。。」と言って
少しずつ
オリジナルな部分を作りながら。。。
友人の
美しく綴られたノートを見て
春馬は感心している
「奴らはみんな天才だよ!」
それから
「俺にも こんな集中力があればなぁ。。。」
学校の先生は
「集中力」が一番大事だと
いつも言っているのだそうだ
集中しなくても
頭に入るなら
それに越した事は無いと思うが。。。。。
果たして
春馬は本当に
集中力が無いのだろうか。。。。
少なくとも
集中する事が大事だと理解し
集中しようと努力している事は
確かなようだが
「集中しなくちゃ」 と思えば
集中するためには
具体的に
どうすれば良いのか? と考え始めると
それはそれで
別な脳が働き始めてしまう。。。。。
なかなか
思うようには行かないのだと
真面目に
悩んでみたりしている。。。。。
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春馬は この春から 高校生になる
長かった
高校受験の期間を終え
自身の
第一志望校に合格した
大学附属高校でもなく
進学校の私立高校でもなく
公立高校に進学することを望み
一般受験して
合格した
一応 私立も
2校受験して合格をいただいた
さすが私立
合格通知とは別に
早速本人宛の「お誘い文書」が届いた
保護者には
非常に美味しい話も書かれていた
けれども
春馬は
あくまで公立を希望した
春馬が
この公立高校を選んだ理由は
中高一貫ではなく
皆同じスタートラインに立つということ
様々な中学校から
個性豊かな人物が集まるであろうこと
勉学だけでなく
生徒会活動や
部活動が活発であること
生徒主導で
大変自由な校風であること
それでいて
しっかりとした進学実績があり
歴史ある伝統校であること
何校か見学に行き
自分の目で見て決めた
最後に二つの公立高校に絞ったが
春馬曰く
学校見学した際
A高校は
先生方が 説明・案内し
生徒が補助していた
春馬が最終的に決めたB高校は
生徒が主導で案内し
先生が補助していた
さらに
A高校の先生は
施設・設備の充実について自慢し
B高校の先生は
自校の生徒について自慢していた
このことが
一番の決め手になったようだった
春馬は今
自分が選んだ高校に通える幸せを
心から
喜んでいるようだ
最後まで
結局 塾へ行くことなく
自分で
志望校の合格通知をつかんだ
周りが
受験 受験 と騒ぐ中で
最後まで
自分のスタンスを変えることなく
飄々と
この高校受験を
楽しんでいるようだった
春馬の受験勉強については
周りが受験期にあるときに
公表する事は
色々な意味で
危険を伴うので
控えて来た
なので
これから
少しずつ
回想記事として
書き記そうと思う
この春は
春馬が自分で
自分の進路を考え
自分の足で歩き出した
まるで
赤ん坊が初めて
立ち上がった時のような
そんな
感動を覚える。。。。。 春である
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春馬は 記憶力に頼らない
春馬の記憶力は
果たして
いいのか 悪いのか。。。
今までの勉学の様子を見る限り
取り立てて悪いとは
思えない
だからといって
人並み外れた記憶能力を
持っているとも
思えない
春馬は今
高校受験を間近に控えている
三年前
中学受検して今の学校に入学してから
てきと〜に勉強しつつ
大好きなサッカーに
身を投じて来て
3年生の夏から
いわゆる
「受験生」になった
もともと
春馬の中学校は
小学校からの持ち上がり組が多く
小学生の頃から
進学・学習塾に通っている生徒が多い
いくら春馬が外部生で入学したと言っても
そんなに手を抜いていて
上位が保てる訳がない
2年生の頃
部活に傾倒している春馬の
学校での成績は
当然
順位が下がり
トップどころか
上位グループからも漏れた
それは3年生まで続いた
3年生の夏
部活終了後から
春馬の学業レベルは
元に戻った
だが
特に何も頑張らない春馬が
頑張らないどころか
何故
簡単に上位層に戻るのか?
部活も終了し
毎日暇をもてあます
ゲーム「将棋」「麻雀」に明け暮れる。。。。
それでも
実力テストや模試の偏差値は
徐々に上がり
簡単に70を超えてしまう
何故だ?
春馬に聞いてみる
「なんでなのか、自分でもわかんないんだ」
担任の先生にも
「塾にでも通い始めたのか?」と聞かれる
強いて言うなら。。。
3年生になって
「暗記」を始めたからだ
春馬は普段
記憶力でもって「暗記」するという
学習方法を取らない
たとえば
公式を暗記すれば
簡単に解けるような数学問題も
公式を導き出す事から始める
計算自体は速いから
十分やっていけるのだ
たとえば
年号を暗記すれば
簡単に解けるような歴史問題も
それぞれの国や時代の
政治の歴史に
思いを馳せるところから始まるのだ
常にニュートラルな状態から始めるのだ
春馬曰くは
自分の脳は狭いから
暗記物を入れてしまうと
作業場が無くなってしまう
おもちゃのブロックに例えて 春馬は言う
いくつかのブロックを
あらかじめ
決まった形に組み立てて置いたパーツを
作業テーブルの上に並べておいて
それらを利用して組み立てれば
確かに
あまり考えずに
簡単に
目的物を完成させられると思う
でも
それが本当に
目的に合った完成品であるかどうか
疑問もある
実は見かけだけで
中身が違っているかも知れない
実は表だけで
裏側は
全く違うものになっているかも知れない
もしパーツが足りなかったり
パーツの組み立てに誤りがあっても
気づかずに完成させてしまいそうだ
常に
新しい条件を満たす完成品を求めるなら
まっさらなところから
始めるのがいい
そうすると
もっと便利なパーツが
見つかる時もある
こうして。。。。
3年生の夏休み
過去問やら 模試やら と言う
演習を繰り返すことで
春馬の脳内作業テーブル上に
高校受験という「完成品」の
設計図を描いた
それから春馬は
その設計図に
必要最低限の「パーツ」を
用意し始めたのだった
それからというもの
伸び悩みを見せる学友たちを尻目に
あっと言う間に
トップグループに返り咲いた
単純に
すごいね。。。。
だが
春馬は今 悩んでいることがある
高校受験がおわったら
パーツブロックをバラシて
作業テーブルを片付けて置かなくちゃ。。。
面倒だなぁ。。。
飄々として
いかにも合理的な
春馬の学習スタイルは
天晴れだとは思うけれど
それができれば苦労はしないさ。。。
とても私なんかには
真似が出来る事どころか
想像もつかなかった事だ
何とも
情けない話である。。。。。。。。。
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春馬は 一等賞を取ろうとしない
親が言うのも何だが
春馬は
取り敢えず
何でもこなす
勉強でも
スポーツでも
目標を立てては
そつなくこなして
取り敢えず
今いる場所で
トップグループに入る
そのための努力は惜しまない
けれども
その中で
「一番」をめざすという事をしない
親が見ていると
なんで???
せっかく
ここまで来ているんだから
もうちょっと
頑張ってみてもいいんじゃないか?
いや
出来るだろ。。。
小さい頃から
そう思うことばかりである
春馬は
そんな親の思いなど
鼻で笑うかのように
涼しい顔だ。。。。。。。
春馬は確かに
トップグループに入るのを望んでいる
そこで
出会う仲間
それこそが
春馬の いつもの目標なのである
そして
それを成し遂げれば
それで満足している
ちょっとひねくれた
質問を投げかけてみる
「トップグループの友達が何故必要なのか?」
春馬の答えは明解である
一番でなくても
先頭グループの連中は
みんな変わらないからさ
。。。。。。。。。
さらに。。。。
意識して一番になるのは
やっぱり並大抵の努力じゃ無理だよ
誰でも
能力だけでは無理なんだと思うよ
何であれ
一番をとるためには
他の何かを捨てなければならない
何かを捨てて一番取るんじゃなくて
僕は「何も捨てずに」生きたいから。。。
無理やり
外から詰め込んだものじゃなく
お互い
自分の持ってるものだけで
会話(勝負)出来る
そういう友達がいる場所が
一番居心地がいいんだよ
高等数学を学びたいし
物理学も学びたい
サッカーもしたいし 陸上もやりたい
将棋もしたい 麻雀もしたい
漫画も読みたいし 推理小説も読みたい
ゲームもしたいし 釣りもしたい
でも
やるからには みんな
ある程度は極めたい
そうするとね。。。
ひとつ一番をめざしていたんじゃ
他のことが出来なくなってしまうでしょ?
そう言われても。。。。
何かひとつでも
一番になって見たらどうだと
そう云う事を願うのは
やっぱり
親の欲張りというもの。。。なのだな。。。。。。
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