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ONCE ダブリンの街角で

ONCE ダブリンの街角で

音楽が言葉以上に雄弁に語る
愛おしくて忘れがたい男と女の物語
 
こんな映画、ハリウッドじゃ絶対に作れない。すごくシンプルなストーリー、それでいて胸の芯から温まります。ちょっぴり切ないけれど。
主人公は男と女。役名のない男と女です。男はストリート・ミュージシャン。おんぼろギターを抱え、毎日ダブリンの街角で歌っています。昼は誰もが知っているヒット・ソングを。しかし、夜になると打って変わって、自作の曲を心の底から叫ぶように歌っているのです。でも足を止めて聴く者は誰もいません。そんなある夜、ひとりの女が彼の歌声に耳傾けます。そして、歌い終わったとき、「なぜ昼にはその歌を歌わないの?」「歌うのはお金のため?」「誰のために作った曲?」と、男がいらだつほど次々に質問をぶつけるのでした。女は、チェコからの移民。母親と一人娘を抱え、雑誌や花を売って生計を立てています。
男が機械の修理を仕事にしていると知ると、女は強引に、自宅の掃除機の修理を承諾させます。翌日、なんと女は掃除機を転がしながらやってきました。ふたりはランチをともにし、その後、女は男を楽器店に誘います。そこでは、好意で、彼女にただでピアノを弾かせてくれるというのです。彼女の弾くピアノに、男はたちまち惹かれ、その場でふたりのセッションが始まりました。思いがけない素晴らしいハーモニー。そこには、まぎれもない魂の喜びが息づいていました。ふたりの気持ちは急速に近づいていきます——。
映画は、全編、歌と音楽に満ちています。台詞は少ないのです。その代わり、主人公たちの心の声や心の動きが、流れる音楽で見事に表現されています。恋といえるほど劇的ではない、けれど逆に、恋以上に激しいともいえる感情の起伏を、音楽が、ときに楽しげに、ときに切々と語ってくれるのです。男を演じるのは、アイルランドを代表するバンド“ザ・フレイムス”のリード・ヴォーカル、グレン・ハンサード。女は、チェコのシンガーソングライター、マルケタ・イルグロヴァ。物語は淡々と進みながら、こんなにも心に強く残るのは、やはり音楽の力でしょう。今までにない、ユニークで素敵な映画。
 
監督:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード,マルケタ・イルグロヴァ ほか
制作年:2006年
制作国:アイルランド
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id328354/
オフィシャル・サイト:http://oncethemovie.jp/
DVD販売元:ジェネオン エンタテインメント

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好きな映画でして。今でも心がキュッとなりますw

2010/11/7(日) 午前 0:29 mossan

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もっさん<これ地味だけどいい映画ですよね。

2010/11/7(日) 午前 0:32 [ ouoiooi ]

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