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スウェーデン版「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」は見ていたのだが
アメリカ版「ドラゴンタトゥーの女」は見逃していた。
で、DVD化されたのでさっそく。
さすがデイヴィッド・フィンチャーだけあって、いい出来。
筋はわかっているのに、ドキドキしてしまいました。
スウェーデン版のミカエルとリスベット(主役ふたり)の関係もいい雰囲気を醸していましたが、
アメリカ版もまた別の味をだしていました。
スウェーデン版のリスベットは、苛烈さが前面に
アメリカ版では、過激さと可愛さが絶妙のバランスで描かれていました。
最後のシーンなんて泣けます。
スウェーデン版ミカエルは、キレモノながらだらしない中年男を見事に体現していて
自分に重ねながら見てしまう感じ。
一方、アメリカ版はダニエル・グレイグが演っているのだからいきおいカッコよくならざるを得ない。
これは感情移入なしに見る側に徹するしかないわけで、
自分がキレモノでもなんでもないただのだらしない中年男であることに気づいてしまうのでした。
唯一これが、残念なところ。映画的にではなく、自分がダニエル・グレイグに似ても似つかぬ男であることに。
ま、こんな当たり前のことをいっても仕方なく、ダニエル・グレイグは実にセクシーだったと素直に認めましょう。
オリジナル版、リメイク版もともに面白いという希な例。
わたしは未読ですが、読んだ人みなが絶賛する原作がかなり素晴らしいのではないかな。
スウェーデン版(左)とアメリカ版
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