昨日の金ペン堂。
雨が降るなか、お客様がたくさん来ていた。
時刻は、午後6時を過ぎていた。
閉店時刻を過ぎても、万年筆を求めるお客様がきれない…。
8月24日のブログです。
今日は、お世話になった方へ送ったメールを
そのまま貼り付けたいと思います。
●●先生
この夏休み3度ほど金ペン堂の古矢さんのご自宅に行ってまい
りました。
金ペン堂でのモンブラン製品の扱いをやめることにしたそうで
す。古矢さんはもうすこしの間、細々とでも関係を続けていき
たい気持ちもあったようですが、現在、並べているものを売り
切った時点で、以後モンブランの扱いはやめるそうです。
金ペン堂のお得意様で、かなりのヘビーユーザーの方々から「
インクの出が悪い」もしくは「インクの出が途中で悪くなる」
という声がかなり多く寄せられ、古矢さんは、退院後、自宅療
養の生活を送りながら、どこに原因があるのか探っていったそ
うです。
約1年の検証の結果、使用している樹脂に問題があるというこ
とが成分分析までしてもらった結果、判明したということです
。非常に多くの油分を含んでいたそうで、万年筆のパーツに使
用するには考えられないものだったそうです。
モンブラン・ジャパンには何度も材質の変更をリクエストして
みたそうですが……。
しかたなく半年かけて、インクを押し出す力のない万年筆のボ
ディーからインクを流れださせる方法を、試行錯誤の末に、な
んとか「いける!」という方法をみつけだし、金ペン堂で販売
するすべての149と146に施したそうですが、それらの万
年筆を“調整”でなく“改造”とみなし、何かの不具合の際に
は一切パーツを供給しないということをモンブランが伝えてき
たのだそうです。
金ペン堂には、昨日の段階で、149は、あとのこり5本にな
っていました。Mが3本とBが2本です。146はあと10本
、144があと数本でした。これらを売り切った時点で金ペン
堂でのモンブランの扱いが終了します。とても残念なことだと
言ってました。私も悲しい気持ちです。
またなにかニュースがはいったらお知らせします。
欧米人の多くが、
もっと万年筆という筆記具に関して勉強をしたなら、
いまのモンブランは「リコール」騒ぎになるかもしれない。
訴訟大国アメリカの国民が
モンブランの万年筆の抱えている欠点を熟知したら、
不買運動だけでなく訴訟騒ぎになるかもしれない。
この9月からは、またまた値上げだそうだ。
大丈夫かい? モンブランさんよぉ!
ボクはモンブランが大好きだ。
モンブラン149の出番がなんといっても断トツだ。
2桁シリーズも傷だらけになっても使い続けている。
でも、どれもが、今から20年以上も前のもの。
現行商品は、似て非なるものだ。
よろしかったら、もう一つのブログにもお立ち寄りください。
「万年筆が好きである」
http://blog.livedoor.jp/kugel_149/
おことわり
万年筆に関する記事は、
あくまでも足澤公彦個人の考え方、とらえ方、意見、感想をつづったもので、
萬年筆研究会WAGNERとは一切関係がありません。
萬年筆研究会WAGNERの公式見解等ではまったくありません。
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残念ですね。でも今のモンブランも変ですね。
昔のモンブランと今のブランド化したモンブランは違う存在になってますね。今のモンブランにはウチも興味がないですね。高かったり、見かけばかりで、昔にはあった筆記具としての機能性が全くないですね。
2008/8/25(月) 午前 1:24
ムーミンさん
こんにちは!
気軽に買って試してみようという金額ではなくなりました。
かなりの覚悟で買わないといけない。
であるならば、と思うのです。
2008/8/26(火) 午後 0:05 [ kugel_149 ]
モンブランはすっかり興味がなくなってしまいました、魅力的な新しいモデルが出なくなってしまってすっかり宝飾品としての万年筆になってしまいましたね。結局ブティックに行ってもペンしか売れてないんだけどねぇ。。。
2008/8/26(火) 午後 7:29
はじめまして。
たまたま記事を更新したときに
「こんな記事もあります」で見せていただきました。
モンブラン149が10万円に値上げされたということで
驚いていました。 油分の出る樹脂で作られている
モンブランは10万円払う価値はないということを
世間に知られて、一度品質の見直しをせざるを得なくなる状態に
なったほうが良いと思います。 10年前の149と
25年ぐらい前のクラシック(3000円ぐらい)のものを
持っています。 クラシックは、国産の万年筆に比べて
格段の書き味の良さがありました。 良い品質の筆記用具を
作るという原点にもどって欲しいです。
2008/10/4(土) 午後 6:11
二年前に お祝いに頂いたモンブランの キャップが 1度も使用してないのに 開かない。ネームが入ってるせいで ボールペンとも 交換できない。伊勢丹で 修理に1万8千円とのこと。なんだか
変。すぐ 試すべきだった。
2009/4/29(水) 午後 9:55 [ よいこ ]
よいこさん
結構な修理代ですね。理不尽に思われるかもしれませんが、使えるようになったモンブランを愛用してあげてください。
2009/5/1(金) 午前 0:31 [ kugel_149 ]
こちらのブログ、今日初めて拝見しました。
25年前に149を初めて手にして以来、ご主人の勧めでパトロンシリーズや音楽家シリーズなどを購入し現在もモンブランは14本を保有しています。
未来永劫、金ペン堂さんに行けば修理してもらえると思って安心していたのに唖然としました。
2011/8/13(土) 午後 6:57 [ wan*oi*uyo2 ]
wankoikuyo2さん
金ペン堂さんで購入したものについては、直接事情を話してみてください。基本的には最後の最後までアフターケアをしていくというのが古矢さんの哲学ですから。
2011/8/14(日) 午後 4:33 [ kugel_149 ]
こんにちは。興味深く拝見させていただきました。
金ペン堂さんの仰るように、本当に樹脂が油分の多いものなら、しかるべき研究機関の検査結果を添えてモンブランに提示すれば、モンブランは何らかのアクションを起こすはずですが、いかがなものでしょう?この話題は何だか一人歩きしているような気がしてなりません。昨今どの業界でも、販売実績の上がらない販売店は整理統合されるのが常識です。金ペン堂さん調整が改造に当たり、部品供給しないとのことは、後付けの理由でしょう。モンブランは手っ取り早く売り上げが欲しいだけですね。金ペン堂さんがもしヨドバシカメラほどの売り上げがあったなら、少々何をしょうと目をつむってくれているはずです。私は最新の146を使っておりますが、クオリティーは逆に高くなっていると断言できます。学生の頃から年代違いで3本目の146です。昔からの老舗の販売店の整理統合、確かに残念な気持ちもよく理解できます。しかし品質を見極める目は確りと持ちましょう。
2016/9/16(金) 午後 2:58 [ 龍の尻尾 ]