軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 体調が優れないため、しばらく長距離の列車旅行は控えていたが、6月はじめに久しぶりに、新幹線や特急列車による旅をした。まず、「のぞみ」が自由席を増やしたが、喫煙可能な車両が相変わらず運行されているのに、ある種の感慨をもった。首都圏の駅の喫煙場所はいまでは、欲望丸見えの市中車券売り場などと同じような雰囲気の場所になっているが、長くても数時間の飛行機並みの乗車時間になっている新幹線に喫煙車が必要なのであろうか。
 切符を買おうとして窓口に並んだところ、カード支払いか現金払いかを確認されたのも、エッという感じであった。カードは非常用ぐらいのつもりでしか持ち歩かず、携帯電話も拒否している私としては、本当に世の中が変わったのか、それとも商業政策としてこのような方向に向かっているのかが判別できない。一時銀行の吸収合併がはやったが、おかげで自分の銀行が現在どうなっているのか、わからなくなったことがある。合併して支店の整理をしたので、預金のあり場所を追求するのに時間がかかった。高齢者が困るのは、年金から年金保険料が天引きされることよりも、制度が短期間でくるくる変わることである。これは政府がすることであっても民間がすることであっても同じである。
 呉で鉄の鯨館と大和ミュージアムを見た。いずれもテーマ博物館というべきであろう。潜水艦の実物や戦艦大和の大型模型を中心にしているので、一時的な人集めには効果がある。しかし長い目でみると建物の老朽化とともに、博物館そのものも機能を失うのではないか。この種の博物館が増えてきているようだが、将来がどうなるのか心配だ。歴史的な展示物が博物館の機能喪失とともに失われなければよいがと、歴史学者としての危惧が先立つ。
 道路特定財源の問題も同じで、現在の道路整備だけが問題になっているが、すでに古い道路や橋が傷んで復旧に大きな費用がかかる見積もりが出ている。これも将来の問題としての対策計画がなかったことから起こっている。その場その場の盛り上がりや収入だけに目が向いているのが、アメリカ流の最近の社会や施策であろうが、公的機関も民間もやはりじっくりと将来のことまで考えて施策をして欲しい。高齢者の福祉厚生を謳ういっぽうで、年寄りがついていけない仕組みを開発するのは、年寄りを大切にしているとはいえず、将来に禍根を残すことになろう。

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