連休明けに信州方面を歩いてきた。文字通り日本の足が頼りの散策である。車社会なので、宿のお客さんも自家用車移動が多いが、こちらは宿の送迎車でゆっくり景色を楽しんだ。連休の谷間なので列車も宿も混雑していない。春日山から妙高高原、長野、諏訪と、毎日8キロ前後の行軍であった。高原では冷たい風にススキの穂が揺れ、秋が始まりつつあった。こうして神経が休まるよい休日を楽しみ、家内は野尻湖畔のお百姓さんに、無農薬の新米を送ってもらう約束までしてきた。
帰宅すると国際フォーラムが待っている。中国の国慶節はどうであったかと情報を探索すると、各種新兵器が閲兵の儀式に参加した模様である。大陸間核ミサイル、巡航ミサイル、戦車、航空機のように日本にも脅威をもたらす新型のものが、これだけ多数天安門広場に現れたということは、共産党独裁の中華人民共和国がアメリカに代わって世界の中国になろうとしている意志が示されているというべきであろう。
警察部隊の装甲車方隊も行進したが、国内の少数民族の反乱を抑止する姿勢を示したといえる。いっぽうで少数民族(出場者の真偽不明)も、それぞれの民族衣装をまとった集団として踊りながら行進したのであり、中央政府に服属すれば、華やかな生活が待っていると暗示しているともいえよう。
2016年のオリンピック開催地はリオデジャネイロに決まったが、日本国民一般の反応は、むりに東京でしなくてもというものではなかったか。石原都知事が、オリンピック誘致失敗の責任をとるよりも、任期いっぱい大切な行政事項に努力を指向すると記者団に述べたことは、白々しさを感じる。南米という初めての土地でオリンピックが行われることに祝意を表したい。
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