軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 北朝鮮が無人機を韓国の大統領官邸上空にまで飛ばせて偵察活動を行っていたことが、韓国内で明らかになっている。1メートルていどの小型で、対空レーダーに映りにくいものであり、日本を含む多くの国で使われている程度以下の性能のもののようだ。防止するつもりがあるのなら、飛行場用の管制用極短波長のレーダーを官邸などの警備地域に置いておけば探知可能であり、そこまでするつもりが韓国側になかったということであろう。
 しかし北朝鮮は米韓演習に対抗してミサイルを海上に向けて発射しており、また新しい核実験を行うとも発表している。軍事的に強硬な姿勢をとっているので、韓国の朴大統領を軍事面で目覚めさせる効果があったといえよう。朴大統領はいくらか対日態度を変えてきているように見える。
 そうではなくても軍事的にはこのところ、アメリカが対中国、対北朝鮮への強硬な姿勢をとっており、アメリカは太平洋の東半分でも常に爆装をした爆撃機を滞空させており、偵察機による偵察行動を頻繁に行なっているらしい。中国はマレーシア航空の行方不明に乗じてインド洋に捜索名目の調査船を多数派遣しているようであり、インドネシアやオーストらリアは警戒している。あちこちの海域で関係国の対潜水艦警戒装置の設置状況調査をしたり潜水艦の潜航航海のための資料集めをしたりできるからである。東日本大震災の時、中国も災害派遣名目の軍隊を日本の東北に送り込もうとしたが、そのような調査の恐れがあるので外務省は断っている。
 北の金王朝3代目は、中国派の叔父一族を追放したことで重しがなくなって安心し、中国との関係でも自信をもって行動しているように見える。敬礼の仕方ひとつを見てもそのことがわかる。しかし今後、これが日本にとって吉の目と出るのかどうかは、まだわからない。

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