軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 いまさらながらだが、自衛官が集団で靖国神社に参拝することを、憲法の政教分離に反するとして問題にしている人たちがいる。慰安婦誤報問題で腰が砕けた人たちが、新しい攻め口を探しているのであろうか。遠洋航海に出かける海自新任幹部たちは、たとえばハワイの真珠湾に日本機によって撃沈された戦艦アリゾナが当時の戦死者を乗せたまま、慰霊碑のように国家機関によって管理されている場所にお参りする。他の国でも宗教施設であろうとなかろうと、そのような場所にお参りするのが訪問中の軍人どうしの儀礼になっている。安倍総理が外国訪問をして、その国の戦没者施設に宗教とは無関係に礼儀正しく参拝しているのは、自衛隊の最高指揮官としてのそのような意味を含んでいる。その意味で、安倍総理が昨年末に靖国神社に参拝したのは、正しい国際的な行動であったとみてよかろう。
 自衛官は軍人ではないからという日本国内の勝手な理由で参拝を拒否することは礼儀に反する。もちろん自衛官が参拝するときに、部隊行動をとらず私的な参拝だと称して背広に着かえてお参りするのでは、参拝の意味がない。
 外国でそのような行動をとりながら、日本国内では同じような行動をとらないとすると、バランスに欠ける。日本に寄港した外国軍艦の乗組員が靖国神社に参拝するという申し出があれば、接待役の自衛官はとうぜん一緒に参拝すべきであろう。憲法には国際関係を重視する条項も存在するのであり、国際関係を重視しながら、日本には軍隊は存在しないという国内だけの憲法条項にとらわれて、自分勝手な行動をする国民は、国外では嫌われ者になるであろう。もっとも中国共産党政権のように、国際関係を軽視して自分勝手な理屈で行動している外国政権に対しては、こちらもそれ相応の対応をすることになることがあるのはやむを得ない。
 
 
 

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