軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 毎朝六時過ぎに起きてNHKラジオのスイッチを入れている。60歳代のころからその番組編成やアナウンサーのしゃべり方に何となく違和感を感じるようになった。80歳になった今は、「毎朝ラジオ」の出だしの音楽が、「メディアから人」と聞こえるのにいら立っている。周囲に確かめると、「毎朝ラジオ」を早口で言っているのだそうだ。高齢になるとたとえば「朝日」が「アサシ」と聞こえるが、子音の一部が他の子音に変換されて聞こえるようになる。
 ただニュースを読むアナウンサーは正確に発音し、速度もあまり速くないので、聞き間違える度数が少なくなる。毎朝ラジオは、投稿する人の年齢からみて高齢者の割合が多い。相手の年齢層を考えて話す速度や言葉遣いに気をつけていただければありがたい。特に英語交じりの言葉(漢語で十分に通用していたものをリスナーといいかえたのもそのひとつ)や、テメーというような与太者が使っていた下品な言葉、あるいはタメ口というわけのわからない言葉がこのような会話番組で流されるが、若い人向けの番組ならともかく、年寄り言葉を知らない若い編集者やアナウンサーは、もう少し勉強をしてほしい。年寄りが若い人を理解するのが当然という態度は、いつまでも子供から抜け出せない若い人の独りよがりではないかと思っている。
 さて足腰が弱ったため、一時間以上乗り物に乗って都心に出ることが難しくなった。しかし同期生会に久しぶりに出席したいと思い家内付き添いで電車に乗った。毎日電車で通勤している人は何も感じないのであろうが、久しぶりの乗客になって見ると電車のつり広告の内容や乗客の態度が気になる。冬が過ぎたためか、咳をしていてもマスクをしないのが普通になっているようだ。優先席の隣のおばさんがごほごほはじめたので、慌ててマスクを取り出して付けた。おばさんは、いやがらせのように咳をひどくするようになった。自分の状態や傍の人の状態を考えずに、行動を人に合わせようとするのが日本人のようだ。狭いエスカレーターで人を突き飛ばすように駆け下りていく風習は改まらない。つり広告も平気でセックスまる出しという雰囲気になっている。こうして日本は、少しずつ好ましくない方向に向かうのではないか。
 年寄りは若い人のことを思いやって行動すべきだという意見はよく聞く。しかし年をとると体も頭も若い時の二割ぐらいしか働かなくなる。一億層活躍社会と言うが、70歳になった人はもう少し大切にされてもよいのではないか。思いやり社会はそのような中から生まれるといえよう。
 
 

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