軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 12月8日は我々高齢の世代にとっては、ある種の懐かしさを感じさせる大東亜戦争開戦記念日である。その日に安倍首相がハワイの真珠湾での慰霊に出かけるということは日米関係にとって悪い決断ではあるまい。ただこれまで、海自艦特に遠洋航海の練習艦隊がここに立ち寄ったときは、新任の練習乗組員ほかによるアリゾナでの慰霊参拝が行われてきており、逆に外国の練習艦隊が訪日した時は靖国神社に参拝しているのであって、戦いが終わればそれまでのことは水に流して交流するのが、世界の常識になっている。中国や朝鮮の軍関係者は、そうではないようだが。
 共産中国が外交的な解決手段の一部として、南京虐殺があったと執拗に主張し、ロシア(ソ連)も日本がポツダム宣言を受け入れて停戦する意思を示してから千島や樺太にも侵入して、9月初めの東京湾での日本の外交上の敗北宣言調印まで、国際法的には不法な既定事実つくりのための戦闘をして、北方領土返還交渉でも占領の事実を主張するなど、自分に都合がよいような法解釈をしている点で、元共産圏であったり現に共産党が支配している国とは、付き合い方に注意する必要がある。国民性は簡単に変わるものではないからと、いえよう。
 トランプ氏が米大統領になってからの将来国策のために、安倍首相は外交活動を強めている。よくあれ程といつも感心しているが、国内メディアは行動を否定的にしか解釈していないようだ。是々非々でいくのが、メディアに期待される役割なのではないか。NHKのトップ交代は民間出身の金儲けとトップの権力行動を可能にする悪い企業風土が日本にあって、それを丸出しにして問題視された結果だといえないか。トランプ氏の行動はそのような日本の企業風土と共通性があるように見える。安倍首相はよくよく日本の将来を考えてから行動してほしいし、野党の人々も批判するだけの勢力にならないよう、気をつけてほしい。国民も自分の周囲の問題、例えば保育所不足、飛行場の騒音のようなすぐに考え付く問題だけでなく、国際的な戦略的視点からも問題解決について考える習慣をつけてほしいと思っている。
 
 
 

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