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中国の瀋陽など北朝鮮に近い都市部のレストランなどで、外貨獲得や情報収集のために働いていた北朝鮮指導層の娘たちが失踪したという報道がされている。過去の例から見ると、脱北のために抜け出したか、あるいは中国内での誘拐事件と判断される。娘たちは責任者の監視のもとで生活し、行動が制約されていたというから、働き先の客として接近してきた中国人に甘言で誘われ、人身売買の餌食になった可能性があることを否定できない。脱北の意志で行動して、その後韓国などに渡ったものもいるかもしれないが、北朝鮮政府に気を使っている中国政府は脱北の取締りを強化しているので、失踪者全部を脱北と決め付けるわけにはいかない。
日本で北鮮系の人々が外貨を稼いで北に送金していることはよく知られているが、日本で北朝鮮や韓国の情報関係者が活動していることはいまさらいうまでもない。普通の日本人は、そのようなにおいがするクラブなどに近づかないほうがよかろう。そうすることで北にミサイル開発などの資金を提供することにもなっているからだ。ただし日本に帰化し日本に溶け込んでいる親和的な在日といわれる人たちまで迫害することになることは好ましくない。古墳時代から平安時代にかけて朝鮮半島から日本に渡ってきて半島の文化を伝える役割をした人々の血は、普通の日本人の血にも混じっている。先祖が関東の騎馬武者であり、その後広島県や山口県など西の地方に移住した武士の子孫である私にも、遺伝子から見てそのような血が濃く流れていると思っている。縄文時代には、対馬海峡が狭く浅い海であった時期があるので、朝鮮半島と日本はもともと、人種的にも文化的にもつながりが強かった。このことからも、両民族の深いつながりが考えられる。
北の核実験やミサイル発射で、いわゆる拉致被害者の日本への帰国の可能性はますます小さくなってきたが、なにかのときに北が、これを政治的な取引材料にすることは考えられるので、関係者は声をあげ続けるほか道がない。同じような血が流れ共通する文化をもつ朝鮮半島関係の人たちと日本人とは、性格的にも共通する面があると思われるので、平和に共存していけるようになることを祈っている。
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