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ロシア機が北海道で日本を領空侵犯したことが大きく報道されている。過日の尖閣諸島周辺での中国機の領空侵犯が大きく報道されているので、ロシア機の侵犯を防衛省が発表し外務省がロシアに抗議したのは、バランスがとれた処置といえよう。過去の事例では、抗議に対してソ連またはロシアは、軍用機が誤って日本の領空に進入したが、これからは気をつけるというという挨拶が、ソ連・ロシア側からあるのがふつうであった。一応は大人の対応をしている。
しかし中国は、決して謝ろうとしない。レーダー照射事件でもそうだが、自分が絶対に正しいという発達期の少年によく見られる、自意識むき出しの態度で日本に対応している。これをみていると、アメリカや日本への劣等感がそのような態度を取らせているのだと感じさせられ、気の毒にさえなってくる。これは北朝鮮も同じだ。しかしそういって放置していると、少年にまんまと小遣いをせびられることになったり、本人が成人後に暴力団のメンバーになって、俺おれ詐欺団になってしまうのを阻止できなかったりするので、やはり抗議し、世界の世論により指導反省させて、場合によっては少年院で教育することも必要になるのではないか。
韓国の退官した空軍大佐の崔三然氏が『ビジネス界』という雑誌に、この23日に韓国大統領に就任する朴クンヘ氏(女性)の就任後に期待する一文を寄稿している。新大統領の父で大統領であった朴ヒョンヒ氏は、日本のてこ入れで創設された満州の士官学校(軍官学校)の2期生であった。後期の教育は日本の士官学校57期生といっしょに受けているので、日本の陸軍士官学校卒とも言われている。選挙中はクンヘ氏もそのようなことに触れることなく、日本に対してやや厳しい態度を取っていたが、就任後は日本との親善を図るのではあるまいか。そのさいは竹島問題がその妨げにならないよう、日本としても配慮が必要になるであろう。
朴ヒョンヒ大統領は、反対派に暗殺され、夫人もそれ以前に暗殺された。私は大統領暗殺の一週間前にソウルや釜山を勤め先の仲間を先導して歩き回ったが、街頭に剣付銃で武装した兵士たちが警備に当たっているという、物々しい雰囲気を味わった。しかしその後、やや左よりの金大中政権が誕生して北朝鮮と韓国の関係がいくらか密接になってから、南北の軍事的な緊張はややゆるんだ感じがする。ただ韓国と日本の関係は、アメリカとの関係もあり軍事的には切っても切れないものがある。中国や北朝鮮よりも日本と近いものがあるのは間違いない。経済的にも密接な関係にあり、韓国との関係の修復が、中国や北朝鮮を牽制するうえで大切になるだろう。ロシアとは、プーチン現政権との関係修復と北方4島問題の歩みよりを、安倍政権の交渉に望みを託したい。
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2013年02月09日
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