軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 最近情報関連のニュースが報道されるようになり、われわれの周辺に会社スパイも含めてスパイがうようよしていることが少しずつ知られるようになってきた。もともと軍事関係者であり、軍事外交上の情報の取り扱いに敏感になるように教育され、そのような目で実務をこなしてきた私は、そのような報道に接して、何をいまさらと思うようなことが多い。北朝鮮の墜落した無人偵察機を韓国が入手したと聞いても、ああそうかとしか思わない。ソ連機や中国機の領空侵犯、さらに拉致事件も意図していた密入国事件の情報は、関係機関には昔から山ほど入っていたが、発表すると共産圏寄りの国民から反発されたり、かえって取り締まりがしにくくなったりするマイナス面もあったので、最近まであまり公にされていなかった。そのため一般の日本国民、いや関係者ではない自衛官でさえ、事実を知らずにいたり、あるいは週刊誌で知ってもガセねたとしか思わないように慣らされてきた。外国を旅行して電話をしていると、途中から盗聴ではないかと思われる雑音などが聞こえてきたりする。普通の人だと、いつもの低開発国の雑音かとしか思わないが、それにも神経をとがらせてきたのが私である。
 インターネットで中国情報を見ていると、私が書いたものがウイルスにより彼らの手に渡っているのではないかと疑念を抱くことが多くそれなりの対応処置をしてきたが、最近の報道でGOOGLEに原因があることを知った。報道されているその時期に、私はGOOGLEと百度がおかしいと思い、使用するのをやめていた。中国は最近、YAHOOなど外国系の接続業者を排除しているらしいが、中国共産党政権にとって都合が悪い情報を、完全にシャットアウトすることは難しく少しずつ内部事情が外に出てきている。中国人で外国に出ている人物がすべて共産党政権に忠実であるはずがなく、中国に入国している日本人や西洋人を通じて報道される事実も多いからだ。その点北朝鮮は、人口が少なく国土面積も小さいので比較的政府の統制がおこなわれやすいようだが、それでも情報が皆無ではない。
 戦後、ソ連や中国の共産党系の平和主義攻勢の宣伝戦のおかげて軍事に疎くなってしまった日本人は、スパイの存在に関心を持たなかった。逆に近年、尖閣問題や竹島問題などがメディアにとりあげられるようになると、インターネット上では過激すぎる反中、反韓、反北の意見がみられるようになった。なかには謀略的な意図をもって流されているものもあるようだ。しかし四国の霊場案内の韓国語で書かれたものが、あちこちに張り札されているという問題は、善意のもので始まっているのであるなら、これを撤去しましょうという運動は的外れであろう。地元の人は事実を調べて対応してほしい。善意であるならば日本贔屓のその人や関係者の心情を害するからだ。情報の第一歩は調べることである。入手した情報の再調査や分析をして真偽を調べることをせずにそのまま流しているものは、眉つばということになる。
 このような混乱を防ぐのに必要なものが秘密保護法であるが、特別秘密保護法の審議の混乱に見られるとおり、まだ何らかのこのような法律が必要だという意識は日本国民に育っていないようだ。すぐに、知る権利などジャーナリスト側の人権を盾にした意見だけが表に出てきて、国益が無視されている現状を改善しようとする雰囲気は生まれていない。ただ取り締まりが極端になれば人権問題にもなる。しかし現在は、インターネットのおかげで報道や意見の表明が大メディアのものだけではなくなっているので、私のこのようなブログもメディアから一方的に排除されることはない。どこでバランスをとるかが大切であろう。
 最近高齢になって面倒になったこともあって、このような意見を大メディアを通じて広めようとする気力が失せたが、軍事評論家熊谷直としての活動を全くやめたわけではないので、読者の皆さんはできる範囲でのご協力をしていただきたくお願いします。

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