軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 台湾出身の評論家黄文雄氏が、「中国は日本に感謝し、靖国に参拝せよ」という著述を送ってきています。日本は中国の内戦停止、農民・飢饉の救済、列強による分割の阻止など中国でよいことをしたのであり、侵略をしたと決めつけるわけにはいかない。ただ連合国に敗れたので結果的に悪者にされているというようなことを述べていますが、私も基本的には同じようなことを考えています。皆さんはどうですか。しかし現実の政治外交のうえでは、そのような主張を表に出しすぎるとうまくいく交渉もだめになるので、そこが戦略の使いわけというものでしょう。安倍首相の国会対応にもそのような綻びが垣間見えてきていると感じています。
 安保法制論争で、他方の民主党は党内の分裂意見をそのまま国会に持ち出しているようです。政権を奪い返したら政治家に知恵をつけている官僚の首を切るなどという暴言を許してよいものか。昔の左翼政党のような暴力国会で自民党に対抗してよいものか。民主党が政権を持っていた時期の失敗は、鳩山総理の普天間移設判断にしろ菅総理の大震災対策にしろ、官僚をはじめとする現場の意見を無視したためにおこったものであり、そのようなことを言ったり暴力を使ったりしているようでは、永久に政権は戻ってこないでしょう。
 共産党は態度がぶれないということでは一定の支持者の信頼を得ることができるのでしょうが、共産主義の現実を知ってしまった真の日本国民が同調する可能性は小さいでしょう。
 いずれにしろ真の日本人、それも若い人たちが一時の感情で動かされることなく、真実に基づく判断をしてくれることを期待したいと思います。選挙権が18歳になることの意味は大きいのです。

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