軍事評論家熊谷直の社会評論

アジアを中心にした社会・軍事の情勢やニュースの分析

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 沖縄の海で演習中の米軍ヘリが、後方支援の輸送中に着艦に失敗して負傷者が出る事故を起こしたと報道されている。菅官房長官が沖縄の翁長知事と普天間問題について話し合いをする直前のことであり、官房長官にとってはタイミングが悪かった。
 このヘリコプターは沖縄に唯一展開している陸軍の実動部隊、それも読谷補助飛行場などで空挺降下訓練をすることもある特殊部隊グリンベレーの関係のHU-60? らしく、日本政府が処理を誤ると、問題が大きくなりかねない。
 軍事的にみると特殊部隊の関係の演習は毎年行われていることであり、それも基地周辺ではなく遠い海上での輸送着艦時の事故であり、問題になるような内容ではない。自衛隊でも、このようなことがあることも考えて古いヘリは新式オスプレイなどに替えるように主張している。米軍が普天間や嘉手納で事故を起こせば大変なので、早期にシュワープ沖の海上(辺野古沖)に移転できるように工事を推進したらと、知事に申し入れをすればよいぐらいの内容の事故である。しかしタイミングが悪かった。知事はこの事故を自分に都合のよいように利用した。米軍の行動を、いつものことだと思っていたであろう現地防衛地方局の米軍との窓口になっている関係役人は、官房長官を補佐する方向で動いたとは思われない。もともとこまかい基地問題実務について知るはずがない菅氏は一方的に知事から事故のことを告げられて、返す言葉を持たなかったと思われる。
 事故原因は多分、台風による海の荒れがあったうえに、そのような状態に慣れていない新人の陸軍のパイロットの技量が不十分であったためであろう。ただしそのような状況でも着艦できるようにするのが訓練の目的の一つであり、訓練をするなとは言えない。ただ米軍も自衛隊も詳しいことを発表してはいないので、あくまで推定である。
 おりからNHKの家族に乾杯の番組で名前を売っている鶴瓶師匠が、民放で政治的な問題を発言することはしない方針を変えてあえて反安保法制について発言すると見栄を切っている。安保法制が戦争や徴兵を推進するという反対派(私は、鳩山由紀夫元首相を含めて彼らは中国などに利用されているという立場)の主張に乗せられていると考えており、調子に乗ってそのような見栄を切っていると、芸人人生を短くするのではないかと心配している。国会裏の少数反対派のデモを煽り、沖縄のキャンプシュワープ付近で道をふさぎ、基地内で仕事をすることもできないと地元民が困っている本土や那覇のプロ活動家などの動きを見て、それが国民の声だと思ってしまうと、自分の身を危うくするのではないか。戦争中は徴兵から逃げて大陸に渡り、戦後はマルキストとして花形になった人たちが、今になって反省している轍を踏まないように。翁長知事はもともとキャンプシュワープ沖への移転に賛成していたのを、選挙のために態度を変えたに過ぎません。新任の鳩山由紀夫首相は沖縄の事情を知らずに普天間基地の内地移転を言い出して、せっかくまとまっていた海上移転案をつぶしたため、にっちもさっちもいかなくなって、政権を投げ出すことになったのです。中国系の大田知事の時代に逆戻りした基地対策をとっているのが現在の翁長知事だということを知ってから発言してください。
 琉球諸島に中国軍の先兵がやってきたり、北方四島はロシアのものだとロシア人が強く主張するようになってから態度をかえて、見栄をひっこめても手遅れだ。先祖代々武人・軍人として不条理な人々の主張とも戦ってきたサムライとして、私は生涯を貫くつもりです。
 

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