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中国の全人代の進行とともに、危険な中国の状態についての情報が行き交うようになった。米海軍が中国の暴発を警戒して、南シナ海に空母機動部隊を派遣しているのももっともである。かつて日本海軍がハワイ攻撃の可能性を日常訓練の中で示し、国連により軍備が禁止されているパラオやサイパンなどの委任統治領に民間用の名目で飛行場などを建設した時の状態が、現在の中国の南シナ海での行動によく似ている。
第一次大戦後に日本が、それまでドイツの植民地であった南洋の諸島を委任統治領として受け取ってからの施策と、日本の敗戦後に連合国によって、日本が放棄させられた南シナ海の諸島を、中国が実力で占拠している施策の現況は非常によく似ているのである。習近平国家主席は表面的には全人代が選出したことになっているが、日本の戦前の翼賛選挙で議員が選ばれた近衛内閣時代の衆議院と、同じような見せかけの力しか持っていない全人代によって選ばれたのである。実際の国家の支配者は共産党であり、共産党の現在の実力者が習近平総書記である。その国家主席が南シナ海の元日本領の島を占拠していることについて、軍事基地化するつもりはないといいながら、実際は軍部も加わってレーダーやミサイルで防備を固め、民間用の名目で滑走路を整備している。これは日本の委任統治時代の南洋施策そのものといえよう。
当時の日本に対応した経験を持つアメリカが、ほうっておくと第二次大戦の対日戦と同じような戦争を、中国と戦うことになると考えたとしても不思議ではない。外交中心の解決を唱えていたオバマ大統領がここにきて強腰になったのは、選挙対策もあって、アメリカ国民の強硬思想を実際に示すほかなくなったからであろう。
歴史を振り返ると、日本はアメリカにしてやられたのであり、アメリカに協力したくないという人がたくさんいても当然であろう。しかし冷静に考えると、共産党一党支配の中国が、かつての日本と同じ道を歩みつつあると判断すべきではなかろうか。世界から見放されて経済が破綻し、新疆やチベットなど異民族の反乱が一党独裁を終焉に導くのは、中国の長い歴史の中で繰り返されてきたことでもある。習近平が清国最後の皇帝と同じ道を歩み、台湾から明末の鄭成功のような大陸の共産党独裁政権を打倒しようとする人物が旗を揚げると想像することもできる。鄭成功は母が日本人であり、一時は台湾全土を支配していた。現在の日本は台湾とも手を組み、百済時代から人種的には血が濃い韓国とも協調し、アメリカと手を組んで行動するのが、最も良い当面の選択の道だと思うが皆さんはどう考えられるだろうか。
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