趣味−本とマンガ

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今年も夏休みがやってきて、更新できない日々が続いております。

家で一人で過ごすことになった上の子ですが、
実家の母が心配して午後から来てくれたりしているので、
まる1日一人で過ごしたのはまだ1日だけです。

午前中の一人の時間を、たまっていたアニメ(コナン)を見たり、ゲーム(BI-GO)をしたり、
宿題をしたり、通信学習をしたり、洗濯物を干したり(←やらせている)
けっこう有意義に過ごしているようです。



ああ、前置きが長くなってしまいました。
私の通勤時間(電車20分)は、貴重な読書タイムです。

なんとか1冊読み終わりましたので、簡単にレポートさせていただきます。


2009年。ローワン・ジェイコブセン著。原題Fruitless Fall。

ミツバチが足りない!と巷でも話題になっておりますが、私も3年前アシナガバチに刺されたころから、
「そういえば最近ミツバチを見かけないよな〜」と思っておりました。
(↑それは気のせいかもしれないけど)

その後クローズアップ現代でも取り上げられ、今年の春は大きな話題にもなりました。

ミツバチが女王蜂や幼虫を残したまま失踪するというCCD(蜂群崩壊症候群)の真相に迫ったルポです。

CCDにより北半球から4分の1のハチが消えた。果物農家は、巣箱を借りてミツバチに受粉させるが、
巣箱代が高騰…どころではなく、必要な巣箱が集められないほどにミツバチが激減してしまった。
ミツバチの死骸も見つからず、原因の究明も困難を極めた。

ダニ説、携帯電話の電磁波説、遺伝子組み換え作物説、地球温暖化説などが挙げられたが、
どれも決め手に欠けた。


さまざまな研究や調査の結果、
CCDは、農薬・ミツバチに使用するダニ駆除薬や抗生剤・アーモンド畑での過酷な労働(ミツバチの)・
アーモンドの受粉に間に合わせるための肥育養蜂(2月に春が来たと勘違いさせる温度調整)・
大陸を横断する移動の疲れ・単一の植物の花粉のみが餌となる結果の栄養失調
などが複合的に影響して生じていると考えられた。

一方、生き残ったハチだけを育種したり、巣箱のサイズを変えて自由に巣を作らせる(=自然により近く育てる)
試みも行われている。



被子植物と昆虫は、共生しつつ進化してきた。私たちが口にする食物の80%は花粉媒介者の手を経ている。
危機はもう始まっている。実りなき秋を招かないためにも、豊かな世界で生きる道を選ぼうではないか。


ちょっとわかりにくくなってしまいましたが、
要は「ミツバチは生活習慣病で激減している。もっと自然を大切にしよう」
て感じですね。

私も土のある場所で生活するようになって、なんというか「大地の力」を感じることが増えました。
生ゴミや枯れ葉はいつの間にかなくなってしまう。晴天が続いても土を掘れば湿っている。
大量の虫が食べたり食べられたりしている。一粒の種から大きく育ち、また枯れて土に戻る。

そんな小さな自然を大切にしたいですね(草ぼうぼうの言い訳)

ミツバチのことが心配になった方、ミツバチを飼うことはできなくても、
ミツバチが好む花を植えることによって、間接的に育てることはできるそうです。
できれば、元々地元に咲いている、花粉の栄養価の高い花をたくさん植えてみましょう☆
長文読んでいただきありがとうございました。

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「グリーン革命」

2008年。トーマス・フリードマン著。

著者は3度ピューリッツァ賞を受賞したアメリカの著名なジャーナリストだそうです。
「フラット化する世界」に引き続く、オバマ大統領も参考にしたという有名な本。

上下巻に分かれているのですが、上を読んでから時間がたってしまい、内容を忘れてしまいました…。


というわけで、普段にも増して簡単(しかも不正確)な内容です。



・地球温暖化は、待ったなしの問題である。
・エネルギーを石油に依存するのは、アメリカの国家安全保障上、重大な問題である。
(特に温暖化・テロリストとの闘いにおいて)
・石油製品等には課税すべきである。というのは、石油の値段が上昇すれば、
その分がテロリストの懐に入るが、課税すればアメリカ政府の収入になるからである。
・アメリカはグリーン規制を導入すべきである。アメリカには、新しい技術を開発する力を持っており、
グリーン規制をすれば、これを満たせない中国製品に競争力を奪われることはないからだ。
・グリーン革命をはじめるのが遅れれば、その分中国に追いつかれることもあり得る。
・送電線網を整備し、時間帯によって電気料金に差をつけることにより、ピーク時電力を下げることができ、新たな発電所の建設が少なくて済む。
・これからは電気自動車の時代である。都市部の空気もクリーンになるし、電気自動車を充電池としてピーク時電力需要を満たすこともできる。そういったスマートなシステムを構築すべきである。
・生物の多様性を保護し、熱帯雨林の破壊を防ぐためにも、太陽光・風力等のクリーンなエネルギー比率を増やすべきだ。現在のアメリカは、電力会社や自動車会社がそういった規制の導入に強く反対している。
・イラク戦争では、兵士のテントを冷房するための燃料輸送が、コスト・リスクを上昇させたが、断熱テントの導入により、消費電力を40〜75%節約できた。
・フラット化する世界では、インターネットに接続できる環境が必須である。資源に限りある中で、世界に電力を供給するには、クリーンパワーが必須であり、この領域で優位に立たない限り、アメリカは世界の指導者たり得ない。
・中国は政治的にアメリカに優れるところはないが、ひとつだけ、トップダウンで規制を導入できる点は良い。アメリカもこのようにできれば。
・人類が頭脳を結集して一つの問題に取り組めば、生き延びることができるだけでなく、繁栄することができるだろう。

この本では、日本は低エネルギーで繁栄している国の見本だとされています(笑。

時間帯によって電気料金に差があるのって、あたりまえだと思っていましたが、
アメリカではそんな制度すらまだないんですね。しかも発電所は効率の悪い石炭発電所が半数もあるとか…

アメリカでは、洗濯物を外に干していたら、乾燥機をもっていない貧乏人だと思われるそうで、乾燥地帯の真ん中でも、洗濯物は乾燥機を使うとか。

ホントにね、アメリカが変わってくれないとどうしようもないですからね、アメリカ人がこの本を本気で読んで、本気で実行していってもらいたいものです。

グリーン製品やシステムは、日本から買ってくださいね〜!!!


※上記要約は、不正確で内容に保証はありません。興味のある方はご自分でお読みになってください。

「サマヨイザクラ」

久しぶりにマンガを読みました。

といっても、最近ドラマ化された(実は良く知らない)?ということで
新聞に書評が載っていたものです。

本来マンガとは、ドラマ化される前に読むべきものなんですが(笑


先日からスタートした?裁判員制度を扱ったものです。

裁判官制度はよくわからないので是非を語ることはできませんが、
このマンガはミステリとしてなかなか面白かったと思います。

一応裁判員制度の問題点も指摘してあるようですが
(判決に感情を交えてはいけないこと、守秘義務のこと、冤罪のおそれのことなど)
制度の解説マンガにするよりは、もっと長編にして心理とか人生とかを語ってくれたら
さらに面白くなったんじゃないかと。

ちゃんと伏線の説明もあり、どんでん返しもあり、納得の作品です。良かったらどうぞ。

「知られざる宇宙」

副題 海の中のタイムトラベル
2007年 フランク・シェッツィング。

ダンナがあんまりお勧めするもんで、時間がかかりましたが読み終えました。

宇宙の話かと思ったら、私たちが実は月の裏よりも知らないことの多い?「海」の話でした。

この作者の前作である小説に津波の記載があり、
それを読んでいたドイツ人がスマトラの津波で命拾いをした、なんてこともあったそうです。


・・・で、内容を簡単に書こうと思って、長い間家に置いてあったのですが、
時間がかかりすぎるため残念ですが割愛します。

こんな感じ。

おととい
・酒を飲みながら本を書く約束をしてしまった
きのう
・海がどうやって生まれたか
・もちろん生命がどのように生まれてどのように進化したか
きょう
・月のこと
・海面、波、海流、深海を冒険してみる
・プランクトン、クジラ、サメ、サンゴ礁のこと
・謎の生き物
あす
・海運
・資源としての海
・海を利用した発電
・潜水艦
・海中都市
・メガフロート
あさって
・大事なのは、折り合いのできる範囲内で行動することだ


・・・・と、海の上から奥底まで、余すところなく描ききってあり、
なかなか読みごたえのある本でしたね。

作者曰く「スリラーの要素を加えた啓蒙書」なんだそうです。
海が好きな人はぜひお読みになってみてください。

捕鯨に関しては、結局何が言いたいのかわからなかったけど、作者が熱く語っているのはわかりました。



で、調べてみると、前作「シュバルム」(「啓蒙書の要素を加えたスリラー」)が、
邦題「深海のYrr」として出版されているようです。

読んでみようかと思ったけど、アマゾンの書評を見てやめました。

やっぱり捕鯨に関しては日本を批判したかったようで。

まあそれはいいんですが、時間があれば読んでみる本ということにしておきます。

2003年。毎日新聞科学環境部。

・・・・・なんか聞いたことある話ばっかりだな〜と思ったら、うちが毎日新聞購読中に連載されていた話などを加筆してまとめた本だったみたいです。

最近某ブログ様(笑で「数学の授業時間の多さに複雑な心境」という意見を読みまして、自分なりに理系・文系について考えてみようかと思って読んでみたのでした。

近年は理系人間研究本なんかが流行っているそうですが、理系の人間はまるで珍獣扱い。
高校時代ぐらいまでは、成績のいい子は当然理系クラスに進むという暗黙のルールがあったのに、社会に出ると世の中を動かしているのは文系学部出身者であると言う事実にびっくり仰天したものです。

自分はといいますと、一応理系と呼ばれる学部は出ているものの、数学は超苦手。そもそも人間を理系・文系に分類するっていうのは正しいの?と常々思っておりました。

そんな「理系」の実情を、淡々とレポートした本でした。しかし内容が古いのでいまさら感があり、お勧めはしません。

内容はこんな感じ。
・生涯賃金の格差は5000万円。
・技官は出世できず、文系メインの事務官が日本の行政を動かしている
・中村修二さんのこと
・ひたすら実験し論文を書いて学位を取っても、仕事が見つからないかもしれない「博士」
・教員養成学部が文系であることから、理科の指導が困難な教師が増えている
・実験や、モノ作りの面白さを知れば、理系を志望する生徒が増える
・「変人」と呼ばれやすい理系の文化
・価値判断力のない理系の若者がオウムに走った
・女性が少ないので恋愛や結婚が難しい
・女性研究者の困難
・大学発ベンチャー等もあるが、長期的な視点での研究も必要
・成果主義により研究者が自由に使える資金が減っている
・これからは幅広い視野と深い専門性を併せ持つ人材が求められる

まあ・・・・何と言うか・・・・理系の学問も大切ですね!(←??)

こんなことしか書けずスミマセン。

とりあえず、この本を読んで、数学ももちろん大切だけど、「理科」が大切なんだろうな〜と思いました。
もちろん数学ができなければ始まらないのですが、数学が実際にどのように使われてどう役立っているのか高校生にしっかり教えるべきなんでしょうね・・・。

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