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 令和元年6月13日(木)

先日、呉市上下水道局による本庄水源地の見学会があり参加しました。今回は職員の方の説明があったので、よく理解できました。


この水源地は平成11年に現役の水道施設として全国初の国重要文化財となっています。以下、重要文化財を構成する4件の施設を紹介しましょう。
 
重要文化財①「堰堤」
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大正7年に海軍によって建造され近代水道施設の内の貯水池堰堤で、横浜に次いで我が国2番目の施設であり。当時東洋一と言われる程大規模なものでした。
 
堰堤の高さ25m、長さ97m、厚み3.7m。貯水量は196m3で、東京ドーム1.6杯分に相当します。
 
御影石を積んで型材とし、そこにコンクリートを流して固めています。
建造から101年になりますが、今でも立派に現役で稼働しています。
 
正面から見るとタテに凸状の石積みが6カ所ほどありますが、そこがブロックのつなぎ目になっています。
 
ある書物によると、水源地建設工事の使役職人は延べ173万人。死者15人、負傷者259人を出したとのことです。

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 堰堤の上部中央に有るのは取水塔です。建設された時の鎮守府長官が日本海海戦で軍艦三笠に乗っていた加藤友三郎だった為か、三笠の艦橋を模した作りになっていると言われます。
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 バルブには直径700mmの鋳鉄管が繋がれていますが、管には鋳出しで「KNWW」とあります。これは「Kure Navy Water Woks」(呉海軍水道)の頭文字を表わしています。
 
国重要文化財②「丸井戸」
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万一水源地の水が足りなくなった時のための井戸です。直接二河川から水を導入して蓄えておきました。直径10m、立派な御影石造りです。現在では使用されておらず、水は入っていません。
 
国重要文化財③「第一量水井」(りょうすいせい)
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取水塔や丸井戸から水を引き、量を計りながら市内などに送り出す施設です。建物長さ15m、幅5.5mあります。建物外部に大きな弁が見られますが、内部には計測装置があります。 
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国重要文化財④「石造り階段」
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 基本的に水は高い所に溜めておき、低い所に流しますが、その間の連絡通路として建造された御影石造りの立派な階段です。今に至るも石は少しのズレも見られません。長さ36.5m、幅3.6m、段数96段あります。
  

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