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解説:
誘拐犯の女と誘拐された少女との逃亡劇と、その後の二人の運命を描いた 角田光代原作のベストセラー小説を映画化したヒューマン・サスペンス。 監督は、『孤高のメス』など社会派エンターテインメント作品で定評のある成島出。 誘拐された少女の大学生時代を井上真央が演じ、愛人の娘を誘拐する女性に永作博美がふんするほか 小池栄子や森口瑤子、田中哲司など実力派俳優が勢ぞろいする。 (タイトルの「蝉」は、「虫」に「單」が正式表記) ストーリー: 子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)は ちょうど同じころに生まれた男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。 しかし、二人の母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。さらに数年後 本当の両親にわだかまりを感じながら成長した恵理菜(井上真央)は大学生になり 家庭を持つ男の子どもを妊娠してしまう。 キャスト: 井上真央(秋山恵理菜=薫)永作博美(野々宮希和子)小池栄子(安藤千草)森口瑤子(秋山恵津子) 田中哲司(秋山丈博)市川実和子(沢田久美(エステル))平田満(沢田雄三) 劇団ひとり(岸田孝史)余貴美子(エンゼル)田中泯(タキ写真館・滝)風吹ジュン(沢田昌江) 公式HP: http://www.youkame.com/ 原作は・・・直木賞作家・角田光代が手掛けた初の長編サスペンス「八日目の蝉」。 (第2回中央公論文芸賞を受賞) 監督は「ミッドナイト イーグル」「クライマーズ・ハイ」「孤高のメス」の成島出。 実は、この3作品ともに大好きな作品で・・・成島出監督とは相性バッチリ(笑) 生まれてすぐに誘拐され、犯人の女によって4歳になるまで育てられた秋山恵理菜。 両親のもとには戻ったものの、もはや普通の家庭を築くことは出来なくなっていた。 やがて21歳となった彼女は、妻子ある男の子供を身ごもってしまう。 恵理菜はやがて、封印していた記憶と向き合うべく逃亡生活を辿る旅に出る──。 主役の恵理菜役には、大ヒット作『花より男子ファイナル』『僕の初恋をキミに捧ぐ』などに出演 人気、実力共にトップ女優の地位を獲得した井上真央。(現在、NHK朝の連続ドラマ主人公) 対する希和子役には、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で映画賞助演女優賞を総なめにした永作博美。 最近では・・・映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」でも好演。 そして、恵理菜の幼なじみに小池栄子、我が子との4年間を奪われた実の母親役に森口瑶子。 その他、劇団ひとり、風吹ジュン、田中哲司、市川実和子、平田満、田中泯、余貴美子など。 監督の手腕の光る構成も素晴らしいながら 『パーマネント野ばら』『サマーウォーズ』の脚本を手掛けた奥寺佐渡子さんの脚本も素晴らしい! 不倫相手の妻の赤ん坊をさらった希和子(永作博美)の逃亡劇と 業を抱えて成長した娘・恵理菜(井上真央)の視点を・・・交差させて描かれる。 ヘビーで繊細で切ないお話でした。 もちろん、実の母親から赤ちゃんを誘拐する行為は悪で、希和子は悪人だけど・・・ 薫との日々を見せられると・・・憎めない・・・母性を感じてしまうような。 永作さんの演技は文句なし。 って言うか・・・演技じゃなく、自然に見えてくるとことが凄いと思いました。 そして、真央ちゃん。 ますます美しくなり、演技にも磨きがかかり、寒々とした恵理菜を繊細に演じ切った真央ちゃんに拍手。 間違いなく、本作が彼女の代表作になるでしょうね。 生まれたばかりの赤ちゃんを誘拐されて・・・娘が戻ってからも 娘を愛すると言うより、娘から好かれる事ばかり気にする森口さん演じる実母。 そんな風になってしまった母親の行動も切なく重い――。 不甲斐ない、ずるい、だらしない男性(お父さん)に憤りを。 『20世紀少年』や『パーマネント野ばら』、『乱暴と待機』でも怪演を魅せてくれた小池さんの演技も良かった。 “普通に育てて欲しかった”・・・と、願う千草のセリフにも切なさを。 ジュンさん、平田さん・・・ちょい役ながら・・・安心できる演技が心地良くて、余さんの怪演も好き(笑) そして・・・子役ちゃんの熱演も見逃せない。 主題歌は・・・中島美嘉「Dear」。 めっちゃ良い曲で、真央ちゃんが舞台挨拶で涙したのも納得。エンドロール中もジーンときました。 脳裏に焼き付くメロディーです。 “三つ子の魂100まで” 一番大切な時を誘拐犯に育てられた恵理菜。 いきなり知らない人を「“お父さん、お母さん”だよ」と言われ、気を遣いながら生きてきた。 「あなたが悪いんじゃない」 エンディングが、めちゃくちゃ良い。 「ここへ戻ってきたかった」・・・ただ、それだけ。 愛されたこと、友達と遊んだこと、優しくされたこと・・・数々の思い出が蘇り 新しい生命とともに・・・恵理菜が苦しみから抜け出せるような演出には希望が持てました。 逃亡の地・小豆島の美しき風景も必見。 女優陣の熱演も素晴らしい 女性・母性、生むこと、育てること・・・いろいろ考えさせられる作品。 【八日目の蝉】予告編 |

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小説より漫画の映画化のようだった。連休一番人気の作品な気がしましたね。
2011/5/10(火) 午前 8:00 [ esu**i123 ]
esu**i123さん、漫画もあるのですね〜知らなかった^^;
2011/5/10(火) 午後 7:17
切なかったねぇ!
実の母より育ての母と言うけれどあの場合子供の傷つきはどのくらい?って感じでした!誘拐は悪いけど母子愛は凄い!
子役の女の子の演技が超印象的でした!
トラバお願いします!
2011/5/10(火) 午後 10:03
こうやさん、この場合、誘拐犯に育てられて・・・犯人が父親の愛人で
家庭はめちゃくちゃ、実母には気を遣い・・・恵理菜がかわいそうで。。。
新しい命と幸せになって欲しいと思うラストでした。
2011/5/11(水) 午後 10:05
女優陣、みんな素晴らしかったですね!!
希和子の写真館での表情が切なくて...号泣でした。
中島美嘉さんのDearも映画とシンクロしていてエンドロールにも聴き入ってしまいました。
TBさせていただきます〜
2011/5/11(水) 午後 11:43
こんばんわ^^


原作読んでから行って正解でした〜^^
小池栄子の、役設定というか背景とか
恵理菜ちゃんには、妹がいて、それで孤独感を
恵理菜が、よりいっそう持ってしまったとか・・・
そういうのが原作でないと、わかりにくいかもですね。
母娘ともに、号泣して、なんとも切ない・・・
誘拐は罪だけど
薫と希和子は、間違いなく幸せな母娘でしたよね
あの写真さえなかったら・・・
とにかく、永作の演技、最高!
井上真央ちゃんも、つくしから、脱皮したなぁって感じで
小池栄子もすっごくよかったです。
母と行って、よかったなぁって思ったし
子どもを育てたいなぁって思いました。
ポチ
TBさせてください^^
2011/5/12(木) 午前 0:37 [ ♪久美☆ ]
fairyさん、女優陣の熱演が光っていました。
永作さんの表情は毎回、切なくて・・・中島さんの主題歌も素敵な曲でした♪
2011/5/12(木) 午後 10:09
久美さん、原作は今から読み始めます♪
映画では妹の存在はなかったですね。。。
切ないお話で・・・誘拐犯だけど、たくさんの愛を注いだ愛人。
でも、誘拐は・・・悪いこと。。。いろいろ考えさせられました。
キャストのみなさんの熱演も素晴らしい1作でしたね。
2011/5/12(木) 午後 10:10
やっと観てきました。
小豆島がきれいでした〜!
2011/5/14(土) 午前 10:07 [ リュー( ryu) ]
こんにちわっ!
大分出遅れましたがようやく鑑賞してきました。
とても切ないですが、ステキな作品に出会えました。
トラバさせてくださいね!
2011/5/14(土) 午後 3:52 [ xtz ]
リューさん、小豆島・・・美しかったですね^^
2011/5/14(土) 午後 4:10
xztさん、切ないけど、良い作品でしたね。
でも、いろいろ考えちゃいました。。
2011/5/14(土) 午後 4:11
二人の母どちらの立場でも感情移入できる作品でしたね。
言葉の暴力がテーマーかなとも思いました。
あの言葉を投げかけなければ、この悲劇は起こらなかったかも。
2011/5/15(日) 午後 5:29 [ ティルク ]
映画狂さん、女性3人・・・可哀そうでした。
言葉を投げかけた母を責めるわけにはいかないと思います。
夫の行為が妻をそうさせたのではないでしょうか。
2011/5/15(日) 午後 9:04
観てきました〜
美しい小豆島と、あの別れのシーン。良かったです!
トラバお願いします!
2011/6/8(水) 午前 10:47
ミニドラゴンさん、あのお別れのシーンは何とも言えない複雑なシーンでした。
誘拐犯と実母と娘・・・凄い内容で・・・いろいろ考えちゃいました。
2011/6/8(水) 午後 6:02
かなり重いテーマの作品でしたがシンプルに描かれていて素晴らしかったと思いましたね。
TBお願いします
2011/11/10(木) 午前 6:32
saekiさん、重い内容でしたね〜。。
しかも、主演のお二人がめちゃくちゃ良い演技で、惹きこまれました。
2011/11/12(土) 午後 8:49
永作博美、井上真央、小池栄子…らの女優陣の演技が素晴らしかったです♪
また、エンディングもかなり好みで、私も同じコメントを書いてます(^^ゞ
2012/5/12(土) 午前 6:47
やっくんさん、永作さんの熱演、凄かったなぁ〜。
演じていても葛藤があったでしょうね。
2012/5/12(土) 午後 4:48