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ひとは葛藤の迷宮に入り込んでいることに気づかないでいる。
わたしもその一人でした。
わたしは何時ごろから、この迷宮に足を踏みこんだのでしょう。
これは、事あるごとに傷つき、
我かまわず解き放した感情の数々を、
深層心理に放り込んだ事に始まるといえるでしょう。
そのたびに、迷宮に入り組んでいく。
乱雑で手が付けられない。自分のこころに触れるなんてもってのほか。
何かを望んだとしても、八方塞がりを感じるしかなくて、
ぐるぐると迷宮のなかを彷徨い続けるのでした。
ここは何ら過去と変わりのない世界で、
希望はつねに打ち砕かれていました。
それゆえに、可能性や信頼とはかけ離れた場所。
不安から解放されることはなく、不満や否定的観点がゆえに、
いざこざや争いは絶えない事となったのです。
わたしは被害者意識に浸り、
泣いたり、わめいたり、怒ったり、怖がったり、
ありとあらゆるマイナスな感情が流出するばかりでした。
そして、ひとのせいにして、決して幸せではない幕を引き続けました。
それでも、あわい期待はありましたが、
待てど暮らせど、いまが変わることはありませんでした。
同じことの繰り返しが続くばかりでした。
葛藤の迷宮の出口さえもわからず、気が遠くなるぐらい長い間、
迷路を歩き続けたのです。
つづく
ありがとうございました。
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葛藤の迷宮
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