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不安ではありました……
なぜならば、
わたしは、以前と何も変わっていないと思ったからです。
ビクビクするのはやめよう!
あの上司を前にそう思いました。
何にも変わらない同じ人間同士だ!
ひるむなかれ〜ってな感じでした。
その日の仕事は、とりあえず、つつがなくやっていました。
ところが、発見してしまったのです!
これを見逃すことは出来ず、
となると、リポートしなければなりません。
そうです!
嫌な予感……
気が重くなる……
あの上司にリポートしなければならない……
どうしてこんな時に……
状況を恨んでも仕方がありません!
仕事と割り切り、いざ!あの上司のもとへ……
わたしは素直に、あの上司に必要な報告をすると……
「あんたがやったんじゃないの!」
キ・キ・キ・キ・きた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
ふたたびあの上司が眼の上のたんこぶになった瞬間でした!
わぁ〜、なんか言ってる〜
おもいっきり〜、疑っている〜
キッツ〜〜!
黙っていては認めたことになる〜
なんかいわなきゃ〜
わたしは力を振り絞って、
確執をふりかざしました。
それでもあの上司は、案の定わたしの罪にしたいらしく、
言葉をつづけました。
「これは時間がたっているようには見えない!
いまおこったばかり、あんたがやったのよ!」
以前となんらかわらね上司の態度……
実を言うと、わたしはラッキーでした。
あの上司のいない間に、苦労は続きどこまでも……
このクライアントはもっともわたしの苦手な人でしたが、
誰よりも一番心が通じ合うコミュ二ケーションができたと、
わたしはひそかに、自負していました。
しかし、たとえ上司であってもたいがいの人は、
そこまではとてもとても……
だからこそ、勇気をもって言えたのです!
「わたしのボーイフレンドですよ!……
そんなことするわけないでしょう!」……と
もちろん冗談なのです!
少し自信を持つことができるようになっていたのです。
その辺はあの上司にも感じたらしく
偉く権まいていたくちが、萎んでいくのがわかりました。
とりあえず喧嘩にもならず、
相手が身を引いてくれたことに安堵しました。
しかし、責められるのはやはり、気が気ではありません。
次の日に、仕事はいっしょではなかったけれども、
わたしを見るなり、その上司はこういいました。
「あんた、わたしが嫌いでしょう!」と……
わたしは返事に困ってしまいましたが、
あの上司も、自信のないうさぎなのです。
なぜ、わたしにそんなことをいわなければならないのでしょう。
とても気の毒に思いました。
けれども、
あの上司の責め苦だけはどうにかしないと……
わたしの頭のなかは、その事ばかりでした。
つづく
ありがとうございました。
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眼の上のたんこぶ再び
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