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わたしは、この状況を何とかしたいと思い、
家に帰るや否や、
コンピューターを開け検索しました。
「人を責める人との付き合い方!」
しかし、調べてみると……
こういう人には解決法はないとあり、
「油断をするな!」
「またいつか足をすくわれる!」
という厳しいコメントでした……
仕方がないので、
今度あの上司に責められたら、
こういってみよう!あーいってみよう!と
物のいい方をいくつか考えました。
紙に書いてそれを読んでみました……
ところが………
どれもこれも、相手を責める表現になってしまっているのです。
せめぎ合いをしたくないから、考えているにもかかわらず、
責めの言葉しか浮かばないのです!
恨みがあるのかもしれません!
そうとう傷ついたので……
しかし、それよりもわたしが大切にしたいことは……
わたしのしあわせです!
これからの人生は、自分をしあわせの場に身を置きたい!
これしかありませんでした。
これはもう、運を天に任せるしかないのだと思いました。
次の日、
職場に行くと、あの上司と仕事が一緒でした。
わたしはこころの中で、
(きょう一日、平穏無事に過ごせますように!)
と、祈らずにはいられませんでした。
わたしが廊下を歩いていると、
あの上司の姿が眼に入りました。
それが、何とも不思議な光景でした。
あの上司が……
にこにこしているではありませんか!?
わたしには意外なことでした。
上司のあんな顔を見たことがなかったからです。
もっと驚いたのは……
わたしの言動です。
あの上司に近づくと、
「わたし、あなたの笑顔が好きよ!」
と、くちをついて出たのです。
すると、どうでしょう!
こだまは返ってきました。
「私もあなたの笑顔が好きよ!」
ゆめではありません! なんと、すばらしい状況の変化でしょう!
天使が舞い降りた瞬間でした。
そして、その事で、
わたしにもポジティブになれる面があることを再発見したのです。
その事が、わたしに勇気をくれました。
驚くべきその事実があってから、
魔法はしばらく続きました。
あの上司の良い面を見る機会が増えて行ったのです。
わたしは、その上司のプラス面を見るたびに褒めました。
すると、もっと魔法は強まり、
わたしはその上司と仕事をすることが無くなりました。
その数か月後には、その上司は、
誰にも何も告げずに職場からひっそり身を引きました……
まるで……
わたしを試しに来たのではないかと思うくらい……
実は、あの上司は人間ではなく、
つづく
ありがとうございました。
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