持続可能な開発の追求

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ゼロエミッション再考

 □ もともとゼロエミッションとは、企業や組織の連携で、循環したマテリアルフローの
   仕組みをつくることだったのだが・・・・

   企業間で連携をとることは、狭い範囲では不可能に近い。
   企業のマテリアルを意図的に集合させ、工業的なコンビネーションを作らなければ
   実現はできない。国家プロジェクトレベルとなってしまう。

 □ それで、企業単独や工業団地レベルで、廃棄物を有価物や 有償でもリサイクル使用する
   仕組みにのせて、企業や企業グループとして、ゼロエミッションを確立させている
   企業が、出てきた。(1996年くらいから)

 □ その取り組みは、賞賛すべきだが、課題もあった。
   もともと、廃棄物は、製品設計、工程設計、材料、SCM(資源から廃棄まで)
   のシステムの4本あるのに
   大部分が廃棄の仕組みでやってきた経緯がある。
   設計的な取り組みをやってこなかったのだ。
   技術者は、経営者に続いて、環境問題に積極性がない。
   課題が困難であり、しかも会社としての評価が低いからだ。

 □ ここでは、ゼロエミッションを次のように再考したい。

   1)あるべき、4本のシステム設計と、資源枯渇および土壌汚染問題を踏まえて
     生産の場、工業地帯の真ん中に、都市鉱山システムを確立する。
     レアメタル、金、銀、銅、亜鉛、鉛・・・・など多くの金属は、
     エミッションにより、環境有害性・人体有害性となり、
     環境中に放出されたら、二度と活用できなくなる。
     有害性は、資源回収率が上がればあがるほど減少できる。

   2)メーカーは、すべて製品回収の義務を負い、回収して都市鉱山システムに
     そった分別をして、循環型システムに乗せる。
     恐らく、成分や構成する部品などの素性にそって、一次分別することが
     企業のノルマとなるだろう。

   3)廃棄物処理は、生産性からみて、消費地+生産地の要素のある場所がよいので
     日本で3−4箇所の都市鉱山システムで運用し、資源供給およびエネルギーや
     電気の供給基地とする。
     アジアなどへの、人類として管理できないような 排出物の輸出をしない。
     国内においては、産業廃棄物処理場という保管基地を無くし、当面
     国の管理で、資源としての廃棄物管理を行う。

   4)経済的に市場とバランスの取れない処理は、環境税を充当する。
     資源が高騰すると思われる2020年ころから、民営化へ移行する。
     廃棄物処理の技術的バックボーンをもつ企業を積極的に巻き込み、
     大学など、研究機関との協力や、製品分別システムも企業支援を国が
     後押しする。

   5)PCBやアスベストなど、過去の負の遺産としての有害物質の無害化も
     この中で処理する。


   以上が、その構想なのだが・・・・識者の批判をお願いしたい。









 

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多様な資源、大量の資源のストックをもつ社会なのに、廃棄すればそのまま汚染物質となり、資源枯渇にもつながり、生物多様性への影響もでる。多くの地球規模のリスクを解決するための、エンドオグライフの解決策も 必要であると思う。

2010/1/30(土) 午後 4:15 [ kukai ]


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