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□ 東大教授の藤本隆宏氏は 2/12の朝日に「どうしたトヨタ」で
「複雑化の魔物に力負け」というタイトルの記事を寄せている。
□ この議論は、技術を指導したものの直感とは合わない。
複雑系は、既に30年も前に始まっており、
ちょうど、部品の国際調達や、ソフトによる制御が始まってきたのであって
昨今のことではないからである。
私が、最大の問題と思うのは、技術を情報化し、共有化するという
当たり前のことが出来なかったということであり
日本の多くのメーカーが、その問題に直面しながら
経営者の技術管理に対する関心がなく、技術者個人の頭同士のすり合わせなる
パラダイムから、脱するための施策をとってこなかったことにあると思う。
□ 技術の共有化とは、技術の成果を現物としないで、情報とみることであり
大切な情報は、再現性・先行性・汎用性を判断した根拠となる情報である。
「持続可能な開発」の時代においては、地球温暖化、資源枯渇、汚染(安全性)など
様々な配慮を源流から解決していかなくてはいけない。
その開発競走(競争でなく)には、当然、技術情報を効率的に生産し、見直す
新しい管理を確立しなくてはいけないと思う。
私は、これを「持続可能な開発の時代にための新しい品質管理」と称している。
このスタートラインにたった企業だけが、21世紀に生き残ると思う。
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