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■ 中国企業が、日本企業のノウハウ・技術に関心をもちM&Aで日本企業を買う動きが
加速しているとの記事があった。(朝日・2010・3・1)
■ 中国にすれば、当然のことと思われるが、これでものつくりは移転されない。
そんなに簡単ではない。
日本企業の多くは
1.技術が情報化されていない
2.重要部品・素材は中国に行かない
3.中国企業が生産財を買っても、品質もコストも得られない
その理由は、有力日本メーカーは、バリューチェーンの中で
1)技術や商品開発そのもののキーパーツを担っている
2)調査、開発、製造、販売の連携で、技術を高める仕組みが常に動いている。
3)非常に細部まで、細やかな気遣いが、製品を支えている
ベーシックなモラルが高い
4)全社で仕組み以上に、実際的、実務的なことを重視する
(5ゲン主義など)
5)失敗から学ぶ(トラブル・クレーム・裁判・他社事例・・・)
■ いってしまえば、今日本のものつくりは、極めてファジーな体制で成り立っている
そこに、欠点もある。
■ 中国の経済が発展することは、グローバル経済の必然であり、
持続可能な発展からみても、中国が中華思想でなく先進国という自覚をもつことが
必要と思う。
単に、工場を誘致しても、次のような観点を導入する施策が必要となるだろう。
結論から言えば、「中国型の先進企業」を志向してすべきである。
小生の考えでは・・・
1)管理技術、技術評価技術、汎用技術に目をむけること
2)従業員の誇りにインセンティブを(業績評価や給与)
3)統制型管理から、目標型管理へ
4)オリジナルを重視するものつくり、TOPランナーとなる全員の自覚醸成
5)全社全員の創意工夫をものつくりに活かす経営
6)透明性・情報開示
7)社会貢献型へ(ステークホルダーコミュニケーションとその透明性)
8)持続可能な開発にTOPランナーとなる経営意思とその超長期戦略
9)開発のバリューチェーンに入る技術力そのための技術戦略
(品質工学、構造化、再現性・先行性・汎用性管理・・)
10)ものつくり人材育成、離職率の改善
11)腐敗防止
いわば、国際貢献企業になることが、結論ではないかと思う。
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今の中国はバブル期の日本を見てるみたいですね。国内総生産も日本を抜いちゃうって話ですよね…。日本は頑張らないと!
タイトル:
ビジネス解体新書
URL:
http://www.freepe.com/i.cgi?hakencom
2010/3/3(水) 午後 9:50 [ タカ ]
タカ様
中国がグローバル経済を引っ張り、それが継続され、相当の規模、影響力をもつという中で、中国が健全化し、持続可能な開発などに貢献できるような支援を日本がすること・・・それに、日本のビジネスチャンスもあると思います。
2010/3/4(木) 午前 10:27 [ kukai ]
日本は、人口がへり、教育水準も落ちています。過去の財産である「ものつくりのナレッジ」が、有力な日本丸のリソースです。
そういう国家戦略、企業戦略が必要でしょう。
中国は、経済力だけでなく、人が一杯います。歪んだ社会になるでしょう、その社会を維持させないと日本も生き残れないと思います。
2010/3/8(月) 午後 3:40 [ kukai ]