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ナルトの「母ちゃんってのは子供の親離れを喜ぶもんだろうが!!」というセリフを聴いてつい思い浮かべたんですが、
「あー
砂漠神セトの
『太陽神ホルスとの間に出来た太陽を産むのを嫌がって産むまいとするのを月の神トトが頭をかち割って産まれさせる』神話ってー」っと思い浮かべました。
あれ究極の『子離れできない親』神話だろうなー。
それに加えて思う事。
親離れできない神話=「スサノオノミコト、母さん(=地の神→=根の国の神=冥府・生まれる前の国)である伊邪那美に会いたい逢いたいとダダこね与えられた海原をちっとも統治せずほったらかして大荒れさせて髭が胸まで伸びてもまだ会いたいと泣くのでイザナギ(命の神)にぶん投げられる。」
を思い浮かべました。
日本とエジプトと、別々の国の神話ですが、
究極の『親離れできない神話』の親離れできない(したくなかった)スサノオ様と
究極の『子離れできない神話』の子離れできない(したくなかった)セトさまが
実はどちらも(これ以外にもそれぞれに色々権能持ってますが)嵐と砂の神だったりするのですが
「嵐と砂」ってそういう人類普遍のイメージでも持ってたりするのでしょうか?
〔あ、子離れできないとか親離れできないとかいう神話は他の地でもちらほらありますが
(そして私の知らない所にまだまだあると思いますが)
私の知る限りフォロー不能なほど「産まれたく&産みたく ない」とも受け取れるレベルで離れられない神話はこの二つぐらいだと思います。
……アステカ神話の「超!太陽母神大好き」太陽子神ウィチィポチドリは親思い神話ですしむしろ親助けようとしますし、
そりゃその太陽母神コアトリクエ、「子供の星神達(☆)に殺される{のちに神話発生部族とは別部族に直された内容では「殺されかけるが太陽子神ウィチィポチドリに守られる」で済む}」わけですが、殺そうとする理由が『母さんが父神天空神以外の相手の子を孕んだ(※)!殺してしまえー!!』っというモノなのでセトやスサノオ様とはちょっと毛色違うと思うんだ。セトは子供を「産むまい」とするけれどそれって「手放したくない」だから、むしろ「失うまい」だから、「殺してしまえー!」とは真逆な気がするんだ。個人的には。〕
※太陽母神コアトリクエは羽毛に包まれた光る卵を拾って温めただけ。ただ(たぶんのちの他部族による)神話によっては「光る羽毛に包まれた球を拾い孕んだ」に成っているので……イメージ的には光る羽毛に包まれた光る卵拾ってお腹で暖めてたのが孕んだように見えたのではなかろうかと個人的には思う。
あと「孕んだ」とある神話の方では太陽母神は「寡婦」とある。つまり子供(☆)たちから見たら、母が再婚しようとしたので殺してしまえと言う神話……。
……「子が親離れできないのに親が再婚するからって親殺そうとするレベルの親離れできない神(★)」がでる神話は他に知らないです(私が知らないもしくは覚えていないだけかもしれないが)……&これも「産まれたくなかった」とも受け取れる方向に親離れできない(母体回帰願望?)スサノオ様とは逆ベクトルですね。
☆コアトリクエを殺そうとする星神達の筆頭とされる月娘神コヨルシャウキですが
「コヨルシャウキは子供たちに殺されそうになって怯える母を守りに来た」のだという説の神話もあります。
だとする(こちらの神話だとする)とウィツィロポチドリの誤認逮捕ならぬ誤認復讐(こちらでは母神を殺されたかたき討ちになっている)なのですが…。
なおコヨルシャウキは
「月なので偶に昼間にも見える=朝になっても偶に朝日で消えない」ので
「殺されない時もある」のでそういう
「どちらとも言えないしどちらもある神話」になったのではないかと思います。
{ 月は基本朝日で消えないと思いますが(薄ら白く残りますよね)
密林の中の人達から見たら日没月没・月の出日の出が見えず、
「暗くなって星が光ってきたら太陽が見えなくなる、
明るくなって太陽が現れたら月や星が消えている」なので
「月が見えない日」は「太陽(朝日)が消した日」だと思っていた
(=「ウィチィポチドリが母の仇コヨルシャウキを殺した日」だと見えていた)のかもしれません。}
★なお、結局この「親離れできない子供による勘違いからの無実の親殺し」は
後の部族に直された神話では「コアトリクエ殺害前にウィチィポチドリによって防がれ皆殺しされる」か
元の神話では「コアトリクエ殺害後に卵からかえったウィチィポチドリによって復讐皆殺しされる」か
するので
この神話を作った&引き継いだ部族的には
この理由による殺害か、親殺しか、無実の相手を殺す事か、どれかもしくは全部かが
「けしてやってはいけない事」と認識されているんだろうと思います。
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