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卑劣で甘く優しくて
〜Sweet Rendez-vous〜のつづき クルーズデートエッチになります 「待って……」 男の肩を手で押しやり、絢人は腰で後退さる。 天鵞絨の手ざわりのカウチは心地よいが、バランスが取りづらい。 「食事だと……言ったじゃないか」 デートの途中、ここへ来たのはランチのためだ。 戸惑いもあるが、近くから照る太陽は開放的で、そういうことは忘れていたのに。 「もちろん食事です。先輩のために、とびきりのフルコースをオーダーしてあります。でも、ここならふたりきりだ」 「それは……」 さっきの言葉尻を捕えられ、絢人は焦らずにいられなかった。 たしかに、覚えはあるけれども。 「あなたが言ったんですよ?」 ダメ押しするように、将孝が薄く笑った。 「ふたりきりなら、キスしていいと、ね」 言葉とともに、キーパーグローブのようなおおきな手が、顎を鷲掴みした。 そのまま彼は、強引に伸しかかってくる。 「ぁ、ん……」 唇を重ねられ、絢人は肌をあえかに震わせた。 それだけで頭が痺れるようであった。 しっとりして、優しくて……。 ここは、東京湾に浮かぶ三階建てクルーズ船の一室だ。 海を見渡せる最上階の、特別室と呼ばれる個室のキャビン。 空間の広いキャビンは三方を窓に囲まれ、専用サンデッキにつながっている。 内装は落ち着きのあるマカボニー材に整えられ、壁には大判の絵画が、天井にはクリスタルのシャンデリアが、床はペルシャ織の絨毯がしきつめられ、一流ホテル並みの豪華さを誇っている。 キャビン中央にはテーブルクロスも雅なダイニングセットが、窓際には飴色もシックなカウチが置かれ―――……。 カウチの上、絢人は将孝に押さえつけられ、身動きもままならなかった。 伸しかかる男は重量があり、自分をはるかに勝る力があって、とても押し返せそうになくて。 だけど、イヤではないから。 彼とするキスは好きだから。 ねっとり貪られ、身体が浮遊するようであった。 咥内をまさぐる彼の感触が、体熱が、目眩しそうなほど気持ちよくて……。 「……ふ、ぁ」 唇が離れた時、絢人は湿った吐息を漏らした。 秀麗な美貌はうっすら上気して、においたつような艶を滲ませている。 将孝は目を見張ると、もう一度、朱に色づく木苺のような唇へ、荒々しく唇付けた。 「あッ、んぅ……」 噛みつくように奪われ、呼吸さえ吸い取られ、全身の力がゆるく抜け落ちるようだ。 同時に、身体の芯に感じるのは、甘く燻る淫靡な感覚。 その時、男の手が絢人の上半身をつつむ白いカットソーの裾を、おもむろにずりあげた。 そのまま手は肌へふれ、直に感じるその感触に、あわてて絢人は顔を反らした。 「……だ、め」 「どうして?」 「キスだけ……だろう?それ以外は……」 抗議する声は、吐息混じりに掠れていた。 将孝はごくりと喉を鳴らすと、細い首筋へむしゃぶりついた。 にほんブログ村 ランキング参加中です♪ お帰りの際はクリックお願いします♡ 明日もぜひおいでくださいませね(´∀`*) |
卑劣 Rendez-vous 2




キスだけだろう?って 無理ですよ絢人さん(//∇//)
クルーズ船の最上階の特別キャビンなんて ステキですね。
いいなぁ〜❤
これから、もっといい事するのかな・:*:・(*´艸`*)・:*:・
[ マイプリンス ]
2012/7/27(金) 午前 11:45
キャビンに入るのに、呼び鈴を鳴らさないといけないですね。
ヒメが恥ずかしくって困っちゃいます。
それに船って思いもよらない揺れ方するから・・・んふ。
食事の前に食べられちゃいそうだ〜〜。
[ まさずみ ]
2012/7/27(金) 午後 10:50
マイプリンスさぁん♪
クルーズ船特別キャビン、私も見たことしかありませんが(大広間のような所でなら何度かランチを♪)、すっごく素敵でしたぁ(´∀`*)
いい事・・・たぶんするような雰囲気です〜(〃ノωノ)ハズカチィ (〃ノω)σ| モジモジ (〃ノωノ)キャッ
2012/7/28(土) 午後 1:23
まさずみさぁん♪
思いもよらない揺れ方・・・です.+:。゙d(・ω・*)ネッ゚.+:。
最中に揺れたらそれも色々刺激・・・宜しきスパイスかも(*/∇\*) キャ
本日のメインディッシュはヒメの○○風味・・・とか.+゚.+゚(o(。・д・。)o).+゚.+゚
2012/7/28(土) 午後 1:34