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「ぁっ、ァッ……」 指の愛撫だけで、絢人は何度も身悶えた。 身も心も、焦がれるほど彼を欲していた。 だから、もう一度、彼のチノパンツ越しの股間へ手を這わせ、ためらいながらもファスナーを開いてその部分を寛げる。 彼をよくするために。 はやく互いを感じ合うために。 「これ……」 欲しい―――……と、声にはせず絢人は強請った。 艶冶に誘う眼差しは、愛の濃密な滴りにせつなく揺れている。 「先輩……」 何かを堪えるように天を仰ぐと、将孝はサバンナの獣のように猛然と絢人へ唇付けた。 激しく貪りながら、恋人になったばかりの大切な人へ、深く己を刻み込んでいく。 「ッ……、あ―――……」 カウチの上、体内を穿たれる感覚に、絢人は背を仰け反らせた。 受け入れる部分でない場所に男を飲み込むのは苦痛も伴うが。 それが将孝だと思うから。 すぐ身体は蕩けて、彼と繋がる箇所に感じるのは恥ずかしいほど甘く淫靡な感覚。 「ぁッ、んん、ンッ、それ……」 ぐんっ……と、重量のある男根を埋め込まれて、白い身体がのたうった。 組み敷かれるまま、あられもなく下肢を開いて、絢人は甘い嬌声をまき散らす。 「い、い……、お前の、ぁっ、ぁん」 「く……」 いよいよ限界というように、将孝が歯を食いしばった。 「俺、も、すごく……」 呻くように言うと、顔をしかめて嘆息する。 「よすぎ、ですよ、先輩の……なか」 「本当、に?お前、も、よくなって、ぁッ、あッ」 「本当もなにも、困るくらい、です、すぐイキそうで」 「んっ、ンッ、お前がいいな、ら、よかっ、ッ、ぁあッ」 「くそ……」 善がりながらも自分を気遣う絢人に、将孝は暴発寸前であった。 眉間に深く縦皺を刻むと、そのままもう一度、甘い鳴き声をあげる可憐な唇へ荒々しく唇付ける。 「あ、んんんッ……」 内奥と咥内を同時に責められ、刹那、絢人はペニスから白い体液をしとどに噴射した。 尻の奥の感じる部分も、快感が幾重にも弾けてきゅんきゅんと激しく痙攣して……。 「だめ……、ぁッ、だ、めぇ……」 重なる唇を縫って絢人が鳴けば、将孝はひどく熱っぽく囁いた。 「イったんだね、先輩……」 「ふ、ぁ、だって……、だって……」 彼より先に爆ぜたことを、絢人は羞恥するが。 「なか……喰いちぎられそうなくらいしめつけてくる」 「キス、が……、お前にされる、と、気持ちい、から……」 ほとんど涙目で、はにかみながらも白状する。 瞬間、将孝は呼吸をとめると、獰猛なほど力強く腰を絢人へ打ちつけた。 「あぁッ、ん」 「ああもうあなたは……、どうしてそんなに俺を困らせるんですか」 「あ、ひッ、や、ぁ、そんなにいっぱい、ぁッ、ふぁぁん……」 深く、濃厚に愛されるまま、絢人は幾度となく快感の頂きに押しあげられた。 気持ちよくて。 彼の体熱に喜びがたくさん溢れだして。 重厚なカウチがギシギシさかんに音をたてたが、互いだけを感じる二人には、それすら甘いスパイスになって……。 太陽が西の空へ傾き、クルーズ船を黄金色に照らしても―――……その気配がかわることはなかった。 にほんブログ村 ランキング参加中です♪ お帰りの際はクリックお願いします♡ 明日もぜひおいでくださいませね(´∀`*) 最後までお目にしていただき (*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆ありがとうございました 7月中に完結するつもりが 8月後半になってしまいましたが・・・涙 お目にしてくださいますみなさまに すこしでも甘いBLをお届けできていますことを 「今度はそこのデッキでやりましょうか」 「やだ、絶対」 「夜景を見ながらってのも、いいと思いますが……」 「や ・ だ!!!」 クルーズ船の外は湾岸エリアの煌めきと夜の帳に覆われていた。 絢人ははやく家に帰りたかった。 そして、理由は知らないまでも、乗船するクルーもみな、同じ気持ちであった。 |
卑劣 Rendez-vous 2
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詳細
卑劣で甘く優しくて番外中編
Sweet Rendez-vous のつづきほぼオールR18
Sweet Rendez-vous のつづきほぼオールR18
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「あ……」 「先輩にそんなこと言ってもらうと、おかしくなりそうですよ。これは夢じゃないかと……怖くなるくらいだ」 「夢のはずないだろ、あっ、ッ、そこ、は……」 男の指が尻穴を、淡くタッチしていた。 軽く擦り、体温を馴染ませるように何度も揉み込んでくる。 絢人はうろたえずにいられなかった。 そこは弱い部分―――将孝に官能を教え込まされたから……いかに憚る場所でも、ふれられると思考が麻痺しそうで、焦らずにいられない。 そんな気分になるのが不思議であっても。 自分の快感を追うより、彼をよくしてあげたいから……。 「あ、の、今度はお前がここに寝て?そのほうが……」 将孝に、気持ちよくなって欲しかった。 そう思い、絢人はさりげなく男の手を窘めると、体勢を入れ替えるためにカウチを降りようとするが。 「あなたのなかへ……入りたい」 鼓膜に響くのは、熱っぽいバリトン。 手首を掴まれ、そのままカウチへ縫いつけられた。 絢人がさらにうろたえれば、将孝は絢人の耳朶を甘噛みし、ずっしり伸し掛かってくる。 「俺もね、先輩、我慢できないです。俺のすべて賭けてでも、あなたにしてもらいたいですが、今は、こうして先輩にたくさんふれて、先輩を全部俺のものにしたい」 「全部って、お前は、ちょ……、重い……」 絢人は呼気を喘がせる。 彼が何をしたいのか、問うまでもなかった。 拒む気はないし、それが彼の望みなら叶えてあげたいと思うが。 照れくさくて。 気恥ずかしくて。 むせかえるような互いの熱気に甘く窒息しそうになって。 彼の体重を受けとめつつ、視線を彷徨わせれば、将孝は絢人の艶やかな頬へ、愛おしそうに接吻した。 「実は、用意もしてあるんです」 チノパンツの脇ポケットへ手を入れ、何かを取りあげる。 何か―――それは、携帯用と思しきキュートで色彩豊かなラブグッズの数々。 「な、それ、ウソ……」 絢人が目を見張れば、将孝は嬉しそうに微笑んだ。 「先輩と初デートですから、困ることがないよう一通り持ってきたんです。どこでも可能なように」 「お前……、信じられない……」 首許まで真っ赤になり、絢人は不埒な男を非難する。 はなからそういう気であったなど、破廉恥極まりない。 とはいえ、そういうことを―――絢人とて想定しなかったわけではないのだ。 それを言うつもりはなくても。 何事もなければ単なる外出ですませるつもりであっても。 恋人になって初めての、二人きりのデートだから。 家をでる前のシャワータイムは、いつもよりずっと長く……はるかに念入りであった。 将孝と、いつそうなってもいいために……。 絢人は瞼を伏せ、すぐ将孝へ視線を向けると、拗ねるように唇を尖らせた。 「外で会う意味、ないじゃないか……」 言葉とうらはら、声は甘い吐息まみれに掠れていた。 「すみません」 謝りながらも、将孝は溶けてしまうのではないかと思うほど、目尻を垂れさげる。 そして、性急かつとても丁寧に、絢人の秘部を潤わせるのだ。 にほんブログ村 ランキング参加中です♪ お帰りの際はクリックお願いします♡ 明日もぜひおいでくださいませね(´∀`*) |
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「我慢、できなくな、ぁッ、ぁぁん……」 訴える声は、蜜を滴らせるように濡れていた。 将孝はうっとり目を細めると、おもむろに勃起の先端へ唇付けた。 「んッ、ふぅ……」 「我慢なんて、しないでください」 「ぁッ、そこ、で、喋ると、あ、ぁ」 「ここだって、我慢したくないと言っていますし」 「そ、そんなこと言うか、あッ、舐めちゃ、んッ、ッ―――……」 ちゅるん……と、裏筋を舐めあげられ、絢人は下肢をびくつかせる。 その間にも指で先端を弄られ、熱い吐息を吹きつけられ、身体がいやがうえにも昂ぶっていく。 「ほ、本当に、もう、ぁッ、あッ」 「いいでしょう?ここ、同時にしてあげると……汁がたくさん出てくる」 「や、やだ、や、ぁ、ふぁッ、あぁッ」 「おいしいですよ、先輩のスケベジュース、匂いも、石鹸みたいないい匂いがするし……素の匂いも好きですが、これはこれで」 「ば、馬鹿、あっ、やっ、吸ったら、あッ、あぁん……」 尖った舌先でペニスの割れ目を啜られ、痛いほどの快感がつま先から頭のてっぺんを貫いた。 射精してしまいそうであった。 腰が甘く弾けそうになって。 いやらしい感覚に身体を根こそぎ支配されそうになって。 だけど……。 「俺ばっかり、や、だぁ……」 わななきながらも、絢人は何とか上体を傾ける。 しなやかな腕を伸ばすと、年下の男のチノパンツ越しの股間へ、そっと手を這わせるのだ。 「ッ……」 瞬間、将孝が感電するように身体を硬直させた。 布地越しでも分かるほど、手にふれるそこは鋼鉄のように硬く張りつめている。 咄嗟に、絢人はその感触を慄くが。 それ以上に、目が眩むような狂おしい感覚を覚えて、いてもたってもいられなくなる。 「お前のだって、石みたいになっているくせに……」 頬を染めながらもそこを撫でれば、将孝は「石って……」と、呟きながら不敵に笑った。 「言ったじゃないですか、大変だって。あなたのこんなエロいところを見たら、そりゃあガッチガチになりますよ」 「や……」 「や、って……言わせてもらいますが、これは先輩のせいですからね、それに、先輩がさわるともっと大変なことに」 「わ、分かったから、あの、だ、から……」 あわてて手をひっこめると、絢人は長い睫毛を震わせる。 彼が自分に欲情していると思うだけで、身体の芯が潤むようであった。 はしたないと思っても。 それをイヤとわずかも思えないから。 そして、彼を気持ちよくしてあげたいと思うから……。 「俺も……する」 以前なら、決して口にしないであろう言葉を、絢人はほとんど声にならない声で言う。 かつてないほど顔が火照っていた。 恥ずかしさが込みあげ、いっそこのままデッキまで駆け、海へダイブしようかとも思うが。 「お前にも、よくなって欲しいから……」 甘い吐息まじりに囁くと、ためらいながらも、将孝を見る。 「先輩……」 おおきく息を吸い、将孝が眉間に手をあてた。 眉間には皺が寄り、だけど、その表情は喜びに溢れている。 「すごく嬉しいですが……」 そう言うと、絢人をカウチへ優しく押し返し、むきだしの下肢のつけ根へ手を潜らせた。 にほんブログ村 ランキング参加中です♪ お帰りの際はクリックお願いします♡ 明日もぜひおいでくださいませね(´∀`*) |
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「あぁっ、ん」 「こっちも、膨らんでいる」 身体にフィットするジーンズは、フロント部分が張りつめていた。 勃起するのは見るまでもなく、将孝はそこを楽しそうに撫でさする。 「どんどん盛りあがってきますよ、このままだと服が破けそうだ」 「お前が、ぁっ、ヘンなこと、するから」 「ヘンなことって、ちょっとキスしてさわっただけなのに?」 「だからそれ、が、それにお前だって、んッ、こういう時、スゴイこと、に、なるじゃないかぁ……」 一方的に感じさせられるのがシャクで、絢人は憎まれ口をきくが。 「そうなんです」 嬉しそうに、将孝は並びのよい歯を覗かせた。 「先輩を見ていると、いつもムラムラしてそれはもう大変で大変で」 「な、な……」 「もちろん堪えますけどね、そのくらいの理性はありますが。だから、こういう時くらい、あなたをたくさん見て、ふれて、色々したいんです」 そう言うと、絢人のジーンズのフロントホックを、嬉々として外しはじめる。 「ちょ……」 言い返すことも、抵抗することも、絢人はできなかった。 それがイヤではないから。 それを望む気持ちは、きっと同じか、それ以上だから。 そんなことを思うわずかの隙に、絢人は下半身をむきだしにされていた。 下着ごとジーンズを素早く脚から引き抜くと、将孝は満足気に目を眇めた。 「先輩だって、スゴイことになっているじゃないですか」 「み、見るな……」 頬を朱く染め、あわてて絢人は身を捩る。 我が儘ではあっても、こういうことは奥手だから……対応を激しく戸惑うのだが。 シミひとつない白い腹部には、乳首と同色の小ぶりのペニスが、淡い陰毛からしっかり反り返っていた。 首のアクセサリーがアクセントになる以外、カットソーは胸許までまくられ、仰向けでほぼ全裸にむかれている。 細くはあるが、きゅっと括れる腰は色気があり、将孝は舌なめずりすると、雪肌の内腿を片手でぐいっと押し広げた。 「あッ……」 「いやらしいですね、ここも濡れているし……」 健気にしなるペニスの先端は、珠の滴が浮かんでいた。 そこを晒され、絢人は羞恥に頬をさらに染めるが。 その反応にもほくそ笑み、将孝はおもむろに手を伸ばすと―――。 ぷちゅん。 「あん、ンッ」 ペニスの先端へふれられ、絢人は腰を跳ねあげる。 ひりつくような痺れが、瞬時に腰を駆け抜けた。 甘く淫らな感覚に、思考がすべて塗りつぶされそうになり、それが怖くて、彼を窘めようとするが。 「漏れていますよ、ここ……こんなにたくさん」 「や、ぁ、んん……」 「こうして弄ってあげると、スケベな汁が溢れてきて」 「し、知らな、ぁっ、それ、こすったら、ひん……」 ぬるぬる……と、厚みのある指で尿道口を摩擦され、淫靡な感覚が倍増するようであった。 快感が絶え間なく沸きあがり、全身がウソのように敏感になって。 「そんな、に、だめ、あっ、ぁん……」 制止しながらも、絢人は身体に力がはいらなかった。 この場が貸切ということも、気持ちの戒めをたわませていた。 それでなくても船に射し込むのは開放的な陽の光。 何より、いかに不埒な行為でも、彼にふれられるのは嬉しいから―――……。 にほんブログ村 ランキング参加中です♪ お帰りの際はクリックお願いします♡ 明日もぜひおいでくださいませね(´∀`*) |
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「あぁっ……」 「もちろんですよ、他のことはしませんから」 言いながらも、彼は動きをやめようとしない。 カットソーは片側半分が、胸許までたくしあげられていた。 布地の白さを欺くなめらかな肌と、薄桃色の可憐な乳首が、眩い陽の光に晒されている。 将孝はそこへ視線をやると、ほどよく引きしまる陶器のような肌へ、大胆に唇を這わせた。 「あ、ッ……」 「キスだけならいいでしょう?」 「そんなのキスじゃ、あっ、ちょっと……」 たしかにここはふたりきりの個室。 けれど、密室ではない。 クルーや他のクルーズ客ははいるはずだから。 「こういう場所では、イヤなんだ、他にも人は……いるわけだし」 窘めるために絢人は言うが、将孝に動じる様子はなかった。 「この船は貸切です」 「え?」 「先輩のために、チャーターしたんです」 絢人は驚かずにいられない。 世界一周とはいかずとも、宿泊もできそうな豪華なクルーズ船だというに。 「クルーには、呼ぶまでくるなと言ってありますから、安心してください」 「なんで……そんなこと」 「あなたに楽しんでもらえて、かつ、ふたりきりになりたかったからです」 当然のように言うと、将孝は絢人の白い肌へ楽しそうに接吻する。 文句を、絢人は言おうとして、言うことができなかった。 馬鹿げていると思っても。 彼の気持ちを嬉しいと感じてしまうから。 窘めなくてはと思っても、甘酸っぱい気持ちが心に溢れてしまうから……。 長い睫毛を震わせて大人しくなる絢人へ、将孝は嬉しそうに笑った。 「先輩にね……さわりたかった、さっきからずっと」 言葉とともに、彼は絢人の胸の可憐な突起を摘みあげる。 「あっ、ん」 「ああ、もう膨らんできた」 「だ、だめ、そこ……」 男の指のなかで、薄桃色のそれは悦ぶようにぷちっと健気に実っていた。 将孝は胸へ唇をすべらせると、そこをおもむろに舐めあげた。 「ああぁっ……」 ジン……と、舐められた箇所にいやらしい痺れが沸いた。 温かくて、むずがゆくて、ひりつくような……。 それだけで、絢人は心だけでなく、身体もたわんでどうしようもない。 わざとらしい音をたて将孝はそこを舐めると、ちゅう……と吸いあげる。 「美味しいですよ、先輩の乳首……」 「や、だ、やぁ……ん」 ぱぁ……と、絢人は頬をそめるが、恥じらう様子もまた、将孝を喜ばせる。 「こんなに尖らせて……キスしてくれと言わんばかりですね」 「だか、ら、それはキスじゃな、ぁっ、舐めちゃ、あっ、あん」 身を捩っても、彼はとても楽しそうに舐めつづける。 淫靡な熱が下腹へ流れこむようであった 将孝にふれられると、なす術がなかった。 熱くて。 いやらしくて。 我を忘れそうになるほど気持ちよくて。 それが困るから、絢人はいやいやするようにかぶりをふるが。 可愛い仕草をする絢人へ将孝はねばつく視線を送ると、絢人のジーンズの股間を無遠慮に撫でた。 にほんブログ村 ランキング参加中です♪ お帰りの際はクリックお願いします♡ 明日もぜひおいでくださいませね(´∀`*) |



