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それまで、オートクレーブでの成形品は外注さんにお願いしていました。
自社ではオーブンを使用したバッグ成形・・・又は持ち込みで成形のみのお願い・・
レーシングカーのカウルは塗装やカッティングシートでのカラーリングが多く
各チームにはガマンしてもらいましたが、塗装屋さんにもたいへんな思いをさせてしまいました。
製品の仕上げにも時間がかかったわりには、キレイな製品を出すことは出来ませんでした〜
その昔、ある研究所の直径 3メートルもの大きなオートクレーブに、研究材料として
製作したオートバイのフレームの成形型をポツンといれた時のことを思い出した・・・
当時もやはり量産性に問題があり、結局ゴルフシャフトやテニスラケットの方向にしか
行かなかった・・が・・
レーシングカーにとっては、速さや軽さ以上に「命を守る」という意味では大きな進歩なのは
言うまでもない。
それにしてもコイツときたら・・・焼き固めることしか出来ない・・・が、それのために
どれほどの苦労をしたか・・・(あ・・ドライカーボン用に改造してくれた方々ね・・)
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CMX カーボン・マトリクス
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滅菌器〜
それは意外と簡単に見つかった・・高圧蒸気の滅菌器である。
ボクの母校にはもう少し径の大きなものがあったので、これがスタートであることは特別な発想
ではなかった〜
遠く離れた広島とのやりとりだったので、ヤフオクのように「ポチッ」というわけには・・・
筒はステンレスなので問題はないはず! クラッチドアの様子がまったくわからなかったが
パッキンも新品があり、ここはBOX構造なのでゆがんでいることはないだろうし・・・
と、相手の会社の担当者も迅速丁寧な対応だったので、購入〜〜
・・・ここから先、CF成形のオートクレーブにするために周りの人がどれだけ苦労するかなど
トーゼン想像などできるわけもなく・・・
広島からトラックでやってまいりました・・・大きなポンプや配管で、これが蒸気を使うオートクレーブ
であることがわかる・・実は同じ大きさの筒がこの上にもうひとつ設置されていたが必要ないので
置いてきた。 当時はさぞかし立派な設備だったことだろう〜
すべてを取り払い、丸裸にされ・・・
立派なオートクレーブに生まれ変わりましたとさ・・・なんて、そんな簡単なわけがないのだ・・・
温度と圧力・・そして電気・・・そんな簡単ではないのだ・・・
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天まで届け〜
雲ひとつない青空の朝にやってきた重機! この地域の人なら必ずすれ違ったことのある
クレーン車だ。
なんの迷いもなく その場所に止まり、長ーい脚を四方向に・・自らレべリングをし
水平になってから・・今度は天に届くほどアームを伸ばし準備OK!
まるで戦うためのコクピットのよう・・・この後、本当にスゴイのは
これを操る人なのだと・・すぐに理解できた。
その厚いステンレスの筒と、それを支えるやはり肉厚なH鋼の架台でなるターゲット
を、このクレーンで屋外の送電線の上から設置場所に運ぶことになったのだ。
もちろん・・見守る以外何もできません〜〜
さて、ワイヤーで吊った瞬間・・かなりのスピードで、まるで豆粒でもつまみ上げるように
どこまでも高く・・青空に届いていった!
ほんの数十秒の出来事だった・・信じられない・・・光景・・・だった・・・
もう、地上に戻ることはないのかと思った・・(笑
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