先日、ある小学校のPTA会長から相談を受けました。
前の会長とうまくいっていないとのことです。
前の会長と言えば、自分を「ぜひ会長に!」と勧めてくれた人です。
ならば、自分に対して協力的であるべきなのでは?というのが、現会長の意見です。
「あなたしか(会長になる人は)おらんのや!」と言ってくれたのに、
「アイツはあかん」と方々で吹聴しているとか。
現会長は、しばらく噂を聞かぬフリをしていました。
ところが、自分をそれこそ支えてくれる本部役員から、
「前の会長さんから聞きました」と、
自分の人となりを否定するようなことを言われました。
「トンデモナイ!」
現会長は即座に否定しましたが、
どうにもそれから役員会議での女性役員の様子がよそよそしいように感じられます。
会長が、「○○に行ってくれる方、おられませんか?」と
割り当てで回ってくる会議や研修の出席をお願いしても、
以前なら、「その日なら私行けます!」と言ってくれていたのが、
だれも声があがりません。
現会長からすると、半分ひがみもはいっているのでしょうが、
「オマエの言うことなんか、聞かん!聞いてやるもんか」と思えたとのことです。
こうした会議や研修なんて、役所の都合か何かしらないけれど、
たいてい平日の昼間です。
仕事のある役員は出席が難しいです。
もちろん主婦だって用事は山ほどありますが、
私の代でも、誰かが行ってくれました。
それも一人でなく二人とか・・・。
時には私も休み(代休等)を取って参加しました。
現会長は自営業です。
自営業は融通がききそうですが、お得意先回りなどもあり、
また昨今は人手を減らしている関係もあり、
学校行事や会議への参加がせいぜい。
「それでも構わない。役員全員で応援する」という前の会長との「口約束」もあり、
渋々受けた(奥さんは猛反対)経緯もあります。
その前の会長の言うウワサとは・・・
「女たらしでどうしようもない」
曰く、ことあるごとに女性役員のCさんを口説いている。Cさんは嫌がっているのに・・・。
Cさんは30代前半の女性です。
私も一度だけお話をしましたが、清楚な雰囲気の女性でした。
整った顔立ちとスマートな体型で、本部役員の間でも際立っていました。
ただ、ちょっと冷たいような印象もありました。
Cさんは6月の会議を最後に、本部役員の会議等に「体調不良」「家の都合」を理由に欠席しています。
現会長がCさんに電話を入れますが通じません。
メールにも返信がありません。アドレスが変わってしまったようです。
まるで、本当にCさんが現会長を拒絶しているかのようです。
オレはCさんを含め、女性役員はみな同じように接しているつもりや。
現会長さんは、私に改めてこのウワサのことを否定しました。
私にはそのウワサは聞こえてきていなかったのですが、
彼のこれまでの誠実な態度から考えても、そのとおりだろうと感じました。
6月から先、Cさんがいないこともあり、本部役員の仕事は少し忙しくなりました。
忙しくなるとグチもでてきます。
Aさんが校長と話しをしていて不在のときに、だれかが
「あああー、A(現会長)がCちゃんに手ぇ出せへんかったら、こんなことになってなかったのに!」と言いました。
「ホンマやわ」と誰かが答えました。
その会話を聞いた副会長のBさんは、「そんなことはない」と言いました。
BさんはAさんと一緒に行動することも多く、Aさんの人柄を信じてくれていたのです。
「ほんならCちゃん、なんでけーへんの(どうして来ないのですか)?」と言われると、
「わからへん」としか答えようがありません。
Bさんは言いにくいこのこともAさんに話をしました。
決して告げ口ではなく、本部役員のこうした関係を何とかしたいと思ってのことです。
でもAさんにとっては、自分がいることでこのPTAは崩壊するという気持ちになってしまいました。
もう辞めよう。Bさんに会長になってもらって何とか年度末まで頑張ってもらおう!
そんな風にも考えました。
しかし、Bさんの仕事はAさんよりも多忙でした。
そのなかをやりくりしてくれていることをAさんは知っていました。
これ以上、あの人(Bさん)を忙しくさせることはできない・・・
誰かいい人がいないかという相談でした。
ホントはクマノミさんにやってもらいたいんやけど・・・
残念ですが、私の子どもは小学校を卒業し、もう「会員」ではありません。
土曜日にボランティアに行かせていただいるので、小学校とのつきあいはありますが・・・。
結局その日は、Aさん(現会長)の話を聞くだけで終わりました。
それでもAさんは、長い時間、話を聞いてくださってありがとうと言ってくれました。
翌日にもお礼のメールが届きました。
そんな礼儀正しい人です。
ホントは土曜日にも役員会議があったのですが、台風のため延期となりました。
「何だかほっとした」というAさんからのメールに、
やりきれないものを感じます。
なんで、一生懸命頑張っているAさんがこんなに苦しまないといけないのでしょう!