母が一昨年9月に亡くなり、92歳になった父の食事を作るために隣に引っ越してきた私。父は自分の歯が18本あり、パソコンもやるしアドレスも持っている90代とは思えない老人。母が出来なかった世話をできる限りやってあげたいと思っています。朝食作りをメインに身の回りのことをさりげなく綴っています。・・と、スタートしたのですがH26年1月2日に父が2週間の入院後、(急変したのは1週間)亡くなり・・その後、やっと再び、さりげない世界を綴り始めました。
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ご無沙汰してゐます。
お変はりなくご活躍のことと思ひます。
ヤフーブログの終了に伴ひ、やむなくアメブロに移転しました。
「無為庵の方丈部屋」です。
もしお暇ができましたら、お出かけください。
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またまた「例年にない暑さ」
いかがお過ごしですか
家の裏の夜道を照らす街灯が わが家の塀際の樹木の葉むらに隠れてしまふといふので 猛暑の一日 ご近所の助力をいただき 二階の屋根ほどに成長した楓を伐採することになり チェーンソーで下枝から切除し始めたのですが 下した枝の始末が意外に厄介で 太さ十センチくらゐの 棍棒のやうな枝を駐車場の隅に放り投げたら 生木だといふのに なんとも粗野で 乾いた カーンといふ明るい響きをコンクリートの上に立て さういへば生まれて七十五年 かういふ自然の 質朴でのどかな明朗に触れたのは初めてかもしれない といたく反省したりして
2018年 夏
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あけまして おめでたうございます
深夜 目が覚めると 寝室にこんもりと枝葉を繁らせた樹木がそびえてゐて 何ごとかと寝ぼけ眼を凝らしてみれば ベッドの横のスタンドが電話の充電中をしらせる微小な光を受け 大木の葉むらのやうな黒々とした影を天井に映してゐたのですが このところ 人の背丈を越して 枝先に真っ赤な実をならべる珈琲の木二鉢のある書斎にも 大自然が容赦なく侵入してきたと感じることがあつて さういへば方丈 十尺四方の居に宇宙が存すると感じた先人もゐたし この手の幻覚は 日常を豊溢にしてくれるのかと思ひ直したり
無為庵
(ややフライングですが)
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この夏もお健やかにお過ごしのことと存じます
このハゲーッ 何考へてんだよ と運転中の秘書を罵倒した女性代議士も サスペンス俳優の夫の女性関係に荒れ狂つた たぶん更年期障害のタレント妻も 親しい友人の事業に手を貸したのではと疑はれて かの一強から苦境に転じた総理大臣も みんな人間らしくていいなと正直おもふのですが 「人間」には かういふ反理知の人間とは別の遣ひ方もあつて もつと人間らしく生きたいよね とか あの人の人間性を疑ふわ など どちらかといふとお澄ましした人間のとらへ方もあり 結局 この両面があつて人間なのかしらと思ひつつ 自身を顧みると
2017年 夏
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あけまして おめでたうございます
ワインバーでグラスの手をやすめるあひだ 柄にもなく瞑
想の真似事をして 丹田に気を落し 吐く息をながく なんて
やつてゐると 突如 酔客の一団がぐだぐだと店にやつてきて
あへなく静謐はやぶられるのですが このところアメリカでは昔
の西部劇に出てきたやうなプレジデント・エレクトが登場 横
の半島では南北とも物騒な空気がながれて やはりどこにも静謐
はないわけで でもかういふとき世間には「今は変革期だから」
といふ便利な呪文があり 当座の我慢かとおもふ一方で 人の
世は古来 変革期の連続なのも事実で
二〇一七年 元旦
PS 少々フライング気味ですね。
今年もよろしくお願ひいたします。
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