ここから本文です
hayassiのブログ:棘棘で銹銹な時間
僕と知恵の輪とそして・・・釘迷宮?

書庫僕と

記事検索
検索

全28ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

紅楼夢と九連環

イメージ 1

 新訳 「紅楼夢」 作:曹雪芹   訳:井波陵一      岩波書店


 紅楼夢の第一冊(第一回〜第十六回)を読み終えた

 これの第七回に

 九連環が登場します


   *****

   ・
   ・
   ・

 そう言うと、黛玉の部屋にやって来ます。ところが黛玉は自分の部屋には居らず、宝玉の部屋で一緒に九連環(知恵の輪)に興じているではありませんか。周瑞のかみさんは中に入ると、笑いながら言いました。

「林のお嬢さま。薛の奥さまのお言いつけで、お嬢さまに花かんざしをお届けに上がりました」。
 宝玉はそれを聞くと、先に尋ねました。
「どんな花かんざし? 持ってきてわたしに見せてよ」。
 そう言いながら早くも手を伸ばして受け取ります。箱を開けて見ると、なんと紗を折り畳んで花模様に縫いつけた、新奇で精巧な宮中製の花かんざしではありませんか。黛玉は宝玉の手にある品をチラッと見てから尋ねました。
「わたし一人だけに届けてくださったのかしら? それとも他のお嬢さまにもそれぞれあるの?」
「皆さまにございます。この二本がお嬢さまの分です」。
 黛玉は冷笑して言いました。
「分かっています。他の方が選び残したお余りでないと、わたしには回って来ないのよね」。
 周瑞のかみさんはそれを聞くと、一言も発しません。

 宝玉が言いました。
「周のねえさん、あんたは何の御用であちらへ伺ったの?」
「奥さまがあちらにおいでだったので、報告に上がりました。薛の奥さまがついでにわたくしに持って行かせたのです」。
「宝姉さんはお家で何をしておいでだった? どうしてここ何日かこちらへいらっしゃらないのだろう?」
「お体の具合がよろしくなかったそうです」。

 宝玉はそれを聞くと、さっそく侍女に言いつけました。
「誰かお見舞いに行ってくれないか。こう言うんだよ。「わたしと林のお嬢さまの使いとしておばさまとお姉さまのご機嫌伺いにまいりました。お姉さまはどんなご病気に罹り、いまどんなお薬を飲んでいらっしゃるのでしょうか? 本来ならわたしがみずから参上すべきところですが、塾から戻ったばかりでもあり、風邪気味でもあるので、後日改めて自分でお見舞いに上がります」とね」。
 そう言うと、茜雪が「ハイ」と返事をして出ていき、周瑞のかみさんも引き取ります。この話はここまで。

   ・
   ・
   ・


    *****


 こうして書き写して見ると

 細かい描写をイッパイ読み落としているのに気付きます

 じつは

 この第一冊は全体を二回読み返しているし

 前のシーンがどうだったか確認に戻ったり

 屋敷内の建物配置や人物の関係の図がある巻頭へはひっきりなしに往復している

 のだが

 まだまだ読みこなせていないということです


 が


 この読み進み方は

 何かに似ていませんか?


 そうです

『 九連環 』

 ですよね〜

15連環と紅楼夢

イメージ 1

イメージ 2

 「かぎ輪 15連」 藤田鉄工工芸店(高山)


 途中だった「15連環」を解き進めてみた

 同じく「紅楼夢」を読み進めてみた


     ◇□◇


 どうしたんだろうオレ

 意欲が湧いてこない


     □◇□


 けど

 まあ

 

イメージ 1

 購入知恵の輪 「キャスト メビウス」 (ハナヤマ Oskar氏)


 立体的な知恵の輪類を

 平面の写真に撮るのは難しいものがありますね


 そして

 言葉で表現(批評)することも

 非常に難しいようです

 その最大の壁が

 解き方やヒントを広く公開するのはマナー違反だということです


     ∞ ∞ ∞


 僕は知恵の輪を作っているので

 購入してくれた人の評価を聞きたくて検索してみるのですが

 みなさんマナーを持った人なので

 あまり突っ込んだ批評をしてもらえません


 種を明かすことはこれから楽しもうとする人や

 これを販売する人にとっては

 迷惑というか犯罪的でもあるのですが

 それでも

 映画や小説などでは

 ギリギリまで言及した評論で興味がかき立てられたり

 深く掘り下げた批評であらためて良さを認識したりする

 また

 それを受けて製作者は励みにしたり

 次回作への意欲を高めたりするのではないでしょうか


       ∞


 ということで

 この作品についてマナー違反にならないよう頑張って僕なりの挑戦をしてみたいと思います

 が

 やっぱりまずはお決まりの作法から



       ≪≪≪ 警告:ネタバレ注意! ≫≫≫

   *ここから先には解き方のヒントになる記述があります*
      * 迷惑な人は読み進まないで下さい *



 ついに「メビウスの環」がキャストパズルになった

 いつか誰かが発表するだろうと待ち続けていたからとても嬉しい

 のですが

 僕としては残念に感じるものがあります

 メビウスの環という神秘的な題材に取り組んだものなので

 総合難易度は最高度の★★★★★★で作って欲しかった

 いちど入り込んだら無限に回り続ける

 そんなものを期待していたからです

 それに

 ★★★★になっているけど

 他の人も書いていたように動かしていたら解けてしまった

 ということになり易い構造だと思う

 箱に「表が裏にそして裏が表に」とかいてあるので

 取敢えず一方向にどんどん進んで行くと

 回り続けるルートと行き止まりになるルートの分岐点に来る

 ここでどっちへ行くかは二分の一で

 行き止まりルートに進むと当然前進不可になるからそこから引き返すことになる

 引き返すと


     ≪≪≪ 再度警告:ネタバレ注意! ≫≫≫
  
   *ここから先には解き方の答えに近い記述があります*
      * 困る人は読み進まないで下さい *


              ・

              ・

              ・

              ・


              ・



              ・




              ・



 引き返すと

 こんどは

 回り続けるルートと出口へのルートの分岐点にくる

 ここでもどっちへ行くかは二分の一なので

 とりあえずどんどん進んでみた人の四分の一の人は

 あまり

 手応えのないまま出口に来てしまって

 なんとなく解けてしまった

 となってしまう可能性が高い気がします


 ただ

 じっくりと調べてみると

 何箇所か行き止まりが仕込まれていて

 そこへ誘導する仕掛けがあったりして

 「なるほど」とか「やるね〜」とかつぶやいてしまう

 探りながら進む人だと

 行ったり来たりになりそうだ

 そして

 幅2cmの帯の中に『正解ルート』 『回り続けルート』 『行き止り』を盛り込むと

 これが限界だと分ってくる

 たぶん

 もっと大きければ

 どんどん複雑にできて

 どこをどう進んできたのか分からなくなって

 出口のルートへの分岐点にも入り難い仕掛けを施せるのでしょう


 それから

 いつのまにか表が裏にというメビウス感覚が

 あまり体感できない

 これは巡らせる側の小さいパーツの裏表が

 名前の刻印だけで明確に意識していられないからでしょう

 解き方に影響して来る突起の位置または数を変えれば

 裏表の違いで苦しむ面白さが生まれると思うのですが・・・


 しかし

 7.5cmの箱に入れる必要からこれ等の仕掛けは涙を飲まざるをえなかったのでしょう

 悔しさが伝わってくる



 ここまでは

 残念に感じたことで

 ここからは気に入った部分です


 まず

 どんどん進む発想の出来る人には簡単で

 ルートも憶えやすいが

 闇雲に行ったり来たりするタイプの人には難しくなりそうだから

 そんな人達とワイワイと騒ぐには適している

 全員にとって難しいパズルはコミュニケーションツールにならないからです


 また

 音が大きくて個性的なのが良い

 解く音だけを聞いて名前を当てるといったゲームでは使いたい一つだし

 匂いも特徴的だから

 鼻だけでの名前当てもできる

 触覚だと瞬時に判るだろう


 そして

 これが一番言いたいことで


 この作品は

 初めの一歩的なもので

 ここからメビウスの環は色んな方向へ発展できるという可能性を提示した

 そんな価値を持っているのではないか?

 知恵の輪の世界がまた広がった

 これが出来る人は凄い

 そう思います



     ∞ ∞ ∞


 どうですか

 これを読んで

 遊んでみたくなりましたか?

 自分でも作りたくなりましたか?

 まだまだですね

 愛がうまく表現できていない

 マナー以上の壁は

 僕の批評能力のレベルですね

 (鍛えれるものなら鍛えたい)






追記
 今回の記事は最初にアップした時から数回の加筆修正をしています。知恵の輪の世界にも評論・批評が活発に展開されるのを期待して自分なりに挑戦してみたのだけどそれだけの力が無いからです。
 ですが、錆錆の脳味噌を捏ね回して何とか形に出来ないか少し粘ってみるつもりです。

万華ジュニアでの迷い

イメージ 1 イメージ 2

イメージ 2

 組釘 「万華ジュニア」 「万華」 「万華スペシャル」


 万華シリーズは3点あって

 今までには「万華」と「万華スペシャル」を世に送り出した

 あとは

 「万華ジュニア」なのだが

 まだ

 迷い続けている事があります


*釘の先端を切断するか鋭いままにするか

*単体で綺麗な正三角形にするか完成形で整った形にするか



     △▽△▽


 「万華」は

 形の整いを優先したので解け方が複数になっていた

 「万華スペシャル」では

 単一解にこだわって4ピースが微妙に異なるものになっている

 そして

 「万華ジュニア」は

 解が沢山あるようにしたくて

 隙間を釘の太さより広くしたものです


    △▽△▽


 しかし

 隙間を3mm広げると

 三角形の1辺が「万華」より1mmづつ大きくなるので

 『ジュニア』らしくない

 それで先端をカットしたいのだが

 これは「釘を傷つけて仕掛けを作らない」というこだわりから外れてしまう

 迷ってしまう


 また

 「万華」と同じ解け方になるのが面白くなくて

 隙間の位置を中心からずズラしたら

 完成状態での形が崩れて『ジュニア』らしくない

 これはパーツを正三角形でなくせば解消するのだが

 単体になって美しくないのも『ジュニア』から外れる


 う〜ん

 納得できる解決策はないのだろうか?


     △▽△▽


 お正月を迎える準備が

 全く出来ていないのに

 これらが気になってしまって困ってしまう


 今年も

 やっぱり

 沢山の宿題を残したままの年越しになる

 のか




  

急いで作った

イメージ 1

 知恵釘  「絆(大)」 「ハート(大)」


 クリエーターズマーケットでは

 ほとんど切れ間が無い感じで来店してもらえたので

 いろいろと感じたことや経験したことから

 学んだ事とか考えたことが沢山あって

 ちゃんと整理して残しておきたいのだけど

 準備期間中に保留にしたりして残してあったことも山積しているのでなかなか出来ません


     ***


 以前から「老人向けに知恵の輪は作れませんか?」と

 宿題をもらっていたのが期限になっていたので

 急いで作ってみました


 知恵の輪は全ての人に楽しんでもらえるものではないと思うから

 それが好きな人に少しの時間を面白く過ごしてもらえれば成功でしょう

 といっても

 そこには相性があってどれを選び出すかは難しい

 たくさん用意して好きなのを手に取ってもらうのが良いのだけれど

 それは管理や組戻しが大変なので絞り込まなければならない

 とりあえず

 この「絆」と「ハート」を選んだが

 ここで僕が試されますね


     ***


 四歳の孫に見せてみたら

 解説書を見ながら自分で解こうとした

 今までは僕に解かせていたから

 ちょっと期待してもいいかもしれない




 書いたのを誤って削除してしまいました。すでにナイスを貰っていたようなので申し訳ありません。

全28ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

hayassi
hayassi
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事